出来事
来週以降、下校時刻を早めます
市内では、新型コロナ感染症で陽性になった方が本日23名でした。厳しい状況だと感じています。本校では、市内の感染状況を考慮して、来週以降下校時刻を早めます。
午前中は今まで通りです。昼休みを30分、5校時前の休み時間を5分それぞれ短縮します。他学年との接触機会や在校時間を減らし、感染リスクを低減することが目的です。期間は2月末までと考えていますが、3月になっても感染状況が厳しい場合には継続することも視野に入れています。なお、下校時刻は各学年からのお便り等をご確認ください。
また、図書室なども、学年で利用する時間を決めて、学年毎に利用させたいと思います。
他に、来週2月8日に予定していた新入学児保護者に対する「入学説明会」については、説明を実施せず、学用品販売のみ短時間で実施することにしました。他の行事に関しても、今後検討を重ね、人と人との接触機会の削減に努めていきたいと思います。ご理解ご協力よろしくお願いします。
ご家庭におかれましても、今まで通り、感染予防対策をお願いいたします。
自分の中の悪い心を退治しよう:豆まき集会
3校時に児童会の豆まき集会を、校長室からのリモート校内放送で行いました。
校長の話では、私たちの中に潜む悪い心についてお話ししました。
そもそも「節分の鬼」には5種類いるそうで、赤鬼は欲望・貪欲、青鬼は悪意・怒り、黒鬼は愚痴・猜疑心、緑鬼は怠惰・不健康、黄鬼はわがまま・自分勝手を表しているそうです。私たち大人でさえ、自分の心の中に鬼がいるなあと感じてしまいますので、子ども達の心の中にいるのは当たり前。その鬼が出てこないように努力していくことが必要…という話をしました。
その後、学年の代表児童が自分の中の鬼を紹介し、その鬼を退治したい、という話をしました。
その後は、集会委員が工夫を凝らし、節分クイズを出しました。6年生が鬼の格好で出演し、楽しい寸劇も見られました。
最後に、5年生が落花生が入った袋を各クラスに届けました。今日は節分。今日までが冬で、明日から暦の上では春になります。年の数だけ(?)豆を食べて、悪霊退散で春を迎えましょう。楽しい集会を準備してくれた集会委員の皆さん。ありがとう。
おまけ。6年生の鬼さんはすごく演技が上手で、びっくりしました。まるで役者さんのようでした。雰囲気バッチリでしたよ。
今朝、うれしいことがありました:5年生の成長
今朝はうれしいことがありました。学校へ出勤したところ、校舎の北側にうっすらと雪が積もっていました。わずか1cmほどでしたが、踏み固められて残ってしまうと嫌だなと思って雪かたしをしていたところ、5年生の男の子が「僕、着替えたら、雪かき手伝います!」と言ってきました。すると数分後、約束通りその男の子が友達を連れて出てきて、みんなで雪かたしを手伝ってくれました。
最初は3人でしたが、そのうち同級生の子ども達が次から次へと出てきて手伝ってくれました。寒い中、いろいろな道具を使って活動してくれた皆さん、本当にありがとう。実は、先日の雪のときに一人で雪はきをして、次の日、腰を痛めてしまった校長としては、子ども達の助け船に本当に感謝の気持ちで一杯です。
今年の冬は例年になく寒い日が多いので、今後、たくさん雪が降ることもあるかもしれません。でも、頼もしい協力者ができました。困っている人を見かけたら、自分から主体的に行動する姿がとてもすばらしい。また、この行動は学校のためにもなっています。下級生のために一生懸命働いた5年生。高学年として立派に成長していますね。
ねこみくじで開運を:図書室
お昼休みに図書室に行ってみると、6年生を中心に今日もたくさんの子が利用していました。
おや、本を借りた子が図書委員さんが差し出した箱に手を入れています。
実は、昨日から図書室では「ねこみくじ2022」というミニイベントをやっています。本を借りる毎に猫の形をしたおみくじを引くことができ、運試しができるというものです。
なぜ「ねこみくじ」?…学校司書さんによると、2月9日は肉球の日、2月22日は猫の日…と、2月は猫に関する記念日があるため、折り紙を猫の形に折ってくじにしたのだそうです。くじには「①大大吉 ②大吉 ③吉 ④中吉 ⑤小吉 ⑥末吉 ⑦凶 ⑧大凶」があり、大大吉は15個しかないレアくじなのだそうです。「レア」という言葉に早速反応したのが6年生。大大吉を引こうと本をたくさん借りているようです。
くじを見てみると、「○○を読むと、さらに運が良くなるかも!」「好きな本を読んで開運!」とメッセージが書かれていました。学校司書さんはくじに工夫を加えて、子ども達の気持ちをくすぐりながら読書量アップをねらっています。すばらしい。
今後、感染拡大予防で、図書室の利用時間も学年毎に決めようと、学校司書さんと話し合っています。静かに、楽しみながらミニイベントに取り組んでいきます。
ふれあい学校賞を頂きました:十七字のふれあい
県教委が行っている「ふくしまを十七字で奏でよう絆ふれあい支援事業」に、本校からもたくさんの皆様が応募してくださったため、このたび 「ふれあい学校賞」 をいただきました。表彰状が届きましたので、皆様に報告いたします。
たくさんの応募作品の中で入賞した9組の作品をご紹介します。
1年男児とお母さん
・パパとママ ぼくふたりとも だーいすき
・どっち好き? 息子の答え パーフェクト
1年女児とお父さん
・あついよる パパくっついて あせをかく
・愛でる子の 寝顔寝汗の 熱帯夜
2年男児とおばあさん
・ボイスメモ ばあばにおくる 子守歌
・眠れない 孫の歌聞き 癒やされる
2年女児とお母さん
・なみの子が 赤い海そう プレゼント
・いやされる きれいな海と いい笑顔
3年女児とお母さん
・大空に とべとべアゲハ 元気でね
・苦手でも 娘のために がまんがまん
3年女児とお父さん
・ご先祖に 線香上げて 手を合わす
・お祈りを する背中すら 大人びて
4年男児とお父さん
・コロナかで コクワと一緒に ひきこもる
・帰り道 拾ったクワガタ そっと持ち
4年男児とお母さん
・じょうばん線 ひたちに乗って でかけたい
・景色見て 笑顔あふれる 我が故郷
6年女児とお母さん
・そっくりさん だれかと思い 母だった
・写真見て これは娘か いや私
皆様、すばらしい作品をありがとうございました。こんな世の中だからこそ、互いの思いを文字に表して家族の絆を深めていくことは、意義深いことだと感じました。