日誌

出来事

かむことの大切さ:2年学級活動

 2年生の学級活動の時間に「かむことの大切さ」という学習を行いました。望ましい食習慣の形成を目指した食育の一つです。今回は、担任の先生や養護教諭が見守る中、教育実習生が授業を進めました。

 実は、「かむことは体にとてもよい」ということから学習しました。①唾液がたくさん出て虫歯予防になる、②たくさんかむと食べ過ぎず肥満防止に役立つ、③顎や骨の筋肉が鍛えられる、④脳の働きがよくなる…子ども達は改めて「かむこと」を意識し始めました。

 「では、実際にかんでみましょう」おっ、子ども達の目が輝きました。ウェットティッシュと1枚のせんべいが配られました。上手に30回かむ練習です。

 30回かむと、せんべいはもう流動食になるようです。子ども達は「これぐらいかまなければならないのか」と体験的に学ぶことができました。

 では、よくかむためにはどうすれば良いのでしょう。①かむ回数を数える、②一口分を少なくする、③飲み物で流し込まない、④しっかり味わって食べる、だそうです。これは、私も勉強になりました。軽くかんで飲み物で流し込む食べ方が多い自分を反省しました。

 最後に、感想発表です。

 「運動+よくかむ=体脂肪を減らす」すごく上手にまとめている子もいました。勉強になりましたね。教育実習生に良いことを教わることができました。ありがとうございました。

 

 

きれいな鉢花とまごころを届けてきました:環境委員会

 今まで花をいただくことが多かったので、本校のボランティア活動として、地域に花を贈る活動に取り組んでみることになりました。そこで、久しぶりに天候に恵まれた今日の放課後、環境委員会のみなさんが近所の子ども関係の施設へ鉢花のプレゼントに出かけました。

 一人1鉢を持って、代表の子の挨拶を号令に、それぞれの目的地へと出発しました。

 私はこども園に向かうグループに付き添いました。

 子ども達が持っている鉢は約3kgあり、「赤ちゃんと同じぐらいの重さだね」と先生に教えて頂きました。何だかとっても大切なものに見えてきました。途中休みながら、大事に持って行きました。苦労しながら大切に持って行くところに意義がありますね。

 やっとの思いで到着。職員のみなさんに温かく迎えて頂きました。

 重い鉢を頑張って持って行った子ども達。きれいな鉢花と一緒にきれいな心も届けることができました。園長先生も喜んでくださいました。頑張ってよかったですね。

 

地場産のブロッコリーはうまいなあ:給食

 今週の給食は、福島県産や南相馬市産の食材を取り入れた「地場産物活用週間」です。今日は、市内で採れた美味しいブロッコリーが出てきました。南相馬市のブロッコリーは全国の市町村の中で上位にランクされているとのこと。みなさん、ビタミンA・ビタミンC・食物繊維が多く含まれている新鮮なブロッコリーをどんどん食べましょう。

 市農政課の方が、市内の農家さんや市場の方のお話を動画としてまとめてくださったので、給食の前にみんなで視聴しました。たくさんの方が自分たちの給食に関わってくださっているんですね。あれ!?、教室内にカメラを構えた人がいるぞ!?

 実は、今日市内全校でブロッコリーが提供される様子を取材したいということで、本校にテレビ局や新聞社の方がいらっしゃいました。

 子ども達は黙食に注意しながら、美味しそうに給食を食べ、カメラに笑顔を見せていました。カメラの前でも物怖じせずに元気に振る舞うひばりっ子。素敵です。テレビはNHKの夕方の番組や、南相馬チャンネルなどで流れるそうです。

 

相馬歯科医師会様からデンタルフロスをいただきました

 先日、相馬歯科医師会様より、歯科疾患予防のための「デンタル フロスセット」をいただき、本日、お子さんに持たせました。

 生活リズムや食生活が乱れると虫歯を含む歯科疾患にかかりやすくなります。生活リズム等を整えて頂くのはもちろんですが、このようなフロスを活用して、歯と口の健康にもご注意頂きますよう、お願いいたします。相馬歯科医師会様、ありがとうございました。

 

12枚のクッキーを4人で分けるには?:3年算数

 3年生は「わり算」の学習に入りました。今日は新採用の先生がこの2ヶ月間でどの程度力を付けたかを確かめようと、算数の授業を参観させて頂きました。先生はちょっぴり緊張気味でしたが、子ども達は普段通り、のびのびと学習に取り組んでいました。

 昨日は「24個のビー玉を1人に6個ずつ分けると、何人にわけられますか?」という問題。今日は「12枚のクッキーを4人で同じ数ずつ分けると、1人分は何個ですか?」という問題。大人だったらどちらも「わり算」だと気付きますが、わり算の勉強を始めた子ども達にとっては「2つの分け方は違うよね」という感じ。具体的に物を配分しながら、「分ける」という体験を通して、わり算を実感させる必要があります。そこで、先生は「クッキーのカードを使ってやっても良いよ。ノートに絵や図を書いてやってみても良いよ。」とやり方の見通しを立てさせて、自力解決させていました。

 一人一人の解決方法をグループ内で発表し合う場面もありました。カードや図を上手に使って、どの子も正しい答えを導き出していました。

 それぞれのグループの代表者から、発表を聞き合い、子ども達は「解き方にはいろいろなやり方があるんだなあ」と実感することができました。

 そして、時間通りに学習をまとめて無事終わることができました。私が感心したのは、終始落ち着きながら授業を進めることができた先生の様子です。また、解決に向けて一生懸命取り組んだ子ども達もすばらしい。子どもも先生も順調に成長してくれています。