日誌

出来事

子どもも先生もがんばりました:授業参観

 今日の5校時目は授業参観でした。各学級では、子ども達の成長の様子を見て頂こうと、いろいろと工夫して取り組んでいました。子ども達も、それぞれ頑張っているように見受けました。

 子ども達も頑張りましたが、先生方も頑張っていました。授業を参観して歩くと、その先生の持つ個性がすごく現れているように感じました。得意な分野を活かし、子ども達を更に伸ばして欲しいと考えています。

 本校では、先週まではコロナ不安等でお休みしているお子さんが、人数は少ないものの継続していました。今週は0になり、少し落ち着いたように感じられます。そのようなタイミングで授業参観を実施することができました。開催できて良かったと感じております。

 ただ、コロナ不安でのお休みはいませんが、発熱などで体調を崩してお休みしているお子さんは数名います。今後とも、感染予防に注意させ、健康第一でいきたいと考えています。

 

朝ご飯コンテストの表彰:リモート集会

 夏休みに挑戦した朝ご飯コンテスト。県でアイデア賞に輝いた3年生の表彰をリモートで行いました。

 作った料理名は「夏野菜たっぷり朝ごはん」です。おばあさんが作った夏野菜を使って、苦手な卵を工夫して料理したとのこと。特に工夫した点を聞いたところ、「ソーセージを使ってハートを作ったところです」なるほど。調理を楽しんだようですね。

 合わせて、校内審査で入賞した6年生と5年生の子の表彰を行いました。

 感想を聞くと、「お母さんと一緒に調理して楽しかった。選ばれて嬉しい。」「おばあちゃんが取った野菜を上手に調理できて良かった」と、しっかりお話しできました。

 子ども達はいつかは独り立ちします。そのとき大切なことは、自分で自分の食べるものを作ることができる力です。小さいうちから、調理に親しみ、腕を磨いてください。

 

プロの技を拝見しました:校庭の砂入れ

 昨日、校庭の水はけが悪い低い部分に川砂を入れていただきました。

 大きなダンプカーを軽やかに操り、砂をきれいにまいていく運転手さん。すごい。プロの技です。教頭先生も大喜び。「すごく上手にまいてくださったんですよ。後で職員総出で整地しようと思ったのに、やらなくても大丈夫なんです。」

 校舎のわきで見学していた子ども達も「おーっ、すごーい」と大喜び。小さな子どもでも一目で分かるんですね。

 その後、夕方には体育館南側のでこぼこ道に砂利もまいていただきました。送迎の皆様もお喜びかと思います。

 プロの技を見せてくださった運転手さん。ありがとうございました。

 追伸。トンボを使って丁寧に整地してくださったのは用務員さんです。また、砂利の整地は若手男子職員を中心とした有志で行ってくれました。皆様、ありがとうございました。

 

団子作りはたいへんだったんだね:1年生活科

 今日の5校時目、3階の調理室に1年生が! 今日はJAさんに米粉の団子作りを教えてもらう日でした。 JAさん、いつもありがとうございます。

 本当はもっと早くやる予定でしたが、コロナの影響で延び延びになっていたのです。今は、本校もコロナ不安等のお休みがないので、大丈夫。子ども達の願いがかないました。

 まずは米粉を大きな団子にしていきます。おや、けっこう力が必要だぞ。「たいへんだ」「協力して」みんなで助け合いながら丸くこねていきます。

 次は小さく丸めてお団子に。ゆでやすいようにけっこう小粒に丸めてみました。「手にくっついてたいへんだ」JAさんに「油を手に付けて丸めると良いよ」と教わったら、「本当だ、すごいすごい。」体験を通して学んでいますね。

 お片付けも協力してやります。きれいになっていくと気持ちいいね。

 団子には、みたらしとあんこ、そしてきなこをつけました。おいしそうです。

 最後はおいしく頂きました。「ぼく、きなこ嫌いだったけど、好きになっちゃった」「団子作りはたいへんだったけど、またつくってみたいなあ」「おうちの人が苦労していることが分かった」ほう、いろんな感想が出てきました。やって良かったですね。JAさん、ありがとうございました。

 

今こそトルコに恩返しをするときだ:6年生

 リモート集会の後半、私は2月6日に起こったトルコ・シリア大地震のお話しをしました。

 今回の地震は東日本大震災の死者を大きく上回る被害が出ており、私は、12年前に日本中や世界中の皆様から様々な支援を受けた被災者の一人として、何かしなければならないと感じていることを子ども達に伝えたくて、資料を準備していました。

 東日本大震災は私たちにとってものすごく大きな出来事でした。しかし、今の小学生で12年前に生まれていた子はほんのわずか。生まれていた子も1歳未満、記憶にはないことでしょう。私たち大人はあの大災害の中で、途方に暮れていたときに、あの数々の支援がなんとありがたかったことか。それを伝えたかったのです。

 そんな思いをもっていたら、6年生から「僕たちも支援をしたい」という声が上がったことを午前中に知りました。そこで、6年生の担任にお願いして、急遽、全校集会で代表の子からメッセージを伝えてもらいました。

「みなさん、校長先生のお話しにあったとおり、トルコで大きな地震があったことを知っていますね。その地震でトルコにいる人たちはたいへん苦しんでいます。そこで、6年生はトルコの人たちに募金をしようと考えています。トルコには東日本大震災でお世話になったという過去もあるので、今こそトルコに恩返しをするときだと、ぼくは考えています。つきましては、来週から募金を始めたいので、皆さんご協力をお願いいたします。」

 原稿を見ず、堂々と自分の考えをカメラの前で話すことができた代表児童。すばらしかったです。これから6年生が募金についていろいろ話し合って、声かけをしてくれると思います。金額の多さではありません。困っているときに助けてもらった。だから、今度は自分たちが・・という気持ちが大切なんだと思います。ご理解・ご協力よろしくお願いします。