こんなことがありました

日々の出来事

ぐいぐい,ポンポン

 子どもの健康を守る安心・安全対策支援事業として,福島大学トラッククラブの二瓶秀子先生から楽しく走る方法を学びました。二瓶先生は女子100m走の日本記録を持っていた方で、超一流の方から走る方法を学ぶ素晴らしい時間となりました。
 楽しい準備運動を行った後は、いよいよ走り方のポイントを分かりやすく教えてもらいました。スタートの方法や腕の振り方などを体を動かしながら身につけていきました。また,足の速くなる魔法の言葉「ぐい,ぐい,ぐい」「ポン,ポン,ポン」を教えてもらいました。「ぐい,ぐい,ぐい」と声に出しながら腕を振り,「ポン,ポン,ポン」と弾むように走ってみると,本当に速く走れたような気持になりました。
 短い時間でしたが,走ることの楽しさや運動することの大切さを学ぶことができました。二瓶先生,ありがとうございました。









10月の全校集会

 全校集会では絵画や体育大会の表彰や校長先生のお話、教育実習生の紹介、生徒指導や保健室からのお話がありました。








 校長先生からは、小高区4小学校のあいさつが、6年生を中心としたあいさつ運動への参加者もたくさん増えてきて、どんどん良くなっていることや、学校の中心として活躍する6年生の立派な姿について話していただきました。また、あいさつのやり方を教えていただきました。「あ・い・さ・つ」のアイウエオ作文になっていてとても分かりやすかったです。
       かるく、元気よく
       いつでも どこでも
  人より  きに
       づけよう   
これからも素敵なあいさつのできる学校を目指していきたいです。

教育実習生が来ています

 2日から小高小学校と福浦小学校の出身の2名の教育実習生が来ています。これから1か月間、自分の母校で実習を通しながら先生になる力を身につけていきます。
 自分たちの先輩が学校の先生を目指す姿は、子ども達にとっても刺激があるようです。初めは緊張しているようですが、慣れてくれば、若さと元気と笑顔をたくさん運んでくれることと思います。

秋の遠足に行ってきました

 9月29日は晴天にも恵まれ、全学年とも秋の遠足に出かけてきました。1・2年生は、仙台うみの杜水族館、3・4年生は、福島市のこむこむと県庁、5・6年生は、福島市の四季の里に行きました。それぞれ楽しい思い出や素敵な体験ができました。

1・2年生








 仙台市うみの杜水族館に行きました。様々な海の生き物を観察したりイルカとアシカのショーを見たりしました。友達と仲良く食べたお弁当やお菓子も食べたことも楽しい思い出になりました。

3・4年生








 福島市のこむこむでは常設展で楽しんだり,プラネタリウムで星の学習をしました。福島県庁では県議会の資料展示室や危機管理センターを案内していただきました。議会開催中ということで議場の見学はできませんでしたが,開始のブザー音を聞いたり中継を見たりすることができました。

5・6年生








 福島市の四季の里ではガラスのコップへの絵付け体験や広場や遊具で思いっきり遊ぶことができました。水力発電の様子も見ることができたので総合的な学習の時間の復習にもなりました。

安全教室

 学校の安全には、「①生活安全」「②交通安全」「③災害安全」の3つの領域があります。今回の安全教室は、不審者対応を含めた生活安全について学習しました。
 第一部では、不審者が学校に侵入した場合の対応を訓練しました。職員は子ども達の安全確保と、不審者対応を行いました。また、子ども達は、不審者から身を隠す訓練をしました。全員が放送や先生方の指示をしっかりと聞いて行動することができました。
 第二部では、路上で不審者に出会った時の対応方法を学びました。合言葉である「いか・の・お・す・し」や遊びのルールをを守って今後も安全に生活していきたいです。
 いか・・行かない
 の・・・乗らない
 お・・・大声でさけぶ
 す・・・すぐ逃げる
 し・・・知らせる

真っ赤に燃える、おだかっ子

 9月23日の敬老の日、第11回南相馬市総合体育大会の陸上競技部門に6名が参加しました。出場種目は、女子リレー1チーム、女子800m走に3名、男子1000m走に1名、走り幅跳びに1名、ジャベリックスローに1名でした。中でも6年生は1000m走で第2位に入賞しました。素晴らしいですね。








 今後は、市内の小学校の仲間と交流できる場であり、4年生から出場できることで、6年生になってからの陸上大会に向けてなれるという意味でも大変有意義な機会です。次年度は今年以上の参加者が増えることで、ますます小高区4小学校の体力向上、健康増進が進んでいくことに期待しています。

7年ぶりの自転車教室

 第2回目の交通教室を行いました。今回は、自転車の乗り方を中心に交通安全を学びました。昨年度までは仮設校舎という事もあり、自転車の乗り方の訓練は震災後ずっと行っていませんでした。小高区に戻ってきたという事でようやく7年ぶりに再開できました。
 しかし、今までの避難生活は、子ども達の自転車乗りのスキルを身につけるには厳しかったようで、補助輪なしで自転車に乗れない子もたくさんいました。今後中学や高校へ進学すると必要になってくる場面もあると思うので、なるべく早く身につけさせてあげたいと感じました。








 自転車に乗れる子は、コースを作ってスラロームや信号機のある横断歩道の渡り方などを実践した後、学校の周辺の路上訓練を行いました。小高駐在所の警察官の方や交通安全指導員の方の助けも借りて、きちんとした自転車の乗り方を身につけることができました。今後はますます交通量も増えてくることが予想されるので、安全を第一に考えた自転車の乗り方をさせていきたいです。

職場体験頑張ってます

 2日間の予定で小高中学校の2年生7名のみなさんが職場体験に来ています。各学年に配属され,学校の仕事の様子を観察したり実際に仕事をしたり,小学生と楽しく遊んだりしています。中学2年生のみなさんは震災時は小学1年生で,小高小学校のこの校舎で学習していた経験があります。実際7年も前のことなので,かすかな記憶しかないようですが,時間が過ぎるにつれて「ロングタイムって懐かしい」「校庭は土だったなぁ」などと次第に思い出がよみがえってきているようでした。
 2日間ではありますが,小学生も中学生からたくさんのことを学んでいけたら素敵なことですね。

理科に興味を持つという事

 全校集会で相馬地区の理科作品展の表彰がありました。本校からは45点の応募作品があり,そのうち6年生の3点が入賞しました。素晴らしいことですね。
 校長先生からは,宇宙飛行士もノーベル賞を取った人もみんな子供の頃から理科が大好きだったというお話をしていただきました。「なんでだろう?」「どうしてだろう?」という気持ちを持つことが理科を好きになる一歩だという事だそうです。
 最近低学年の人たちが秋の昆虫を採集して教室で飼っています。初めは水槽にただ入れていたのですが,土を入れ,草を入れ,エサをあげるなど,どんどん自分たちで工夫して飼育している姿に理科に対する興味の高まりが見えています。このような姿を見ていると,小高区4小学校には理科離れは無さそうです。

ペッパーでプログラミング学習

 4月から学校にやってきたペッパーですが,いよいよプログラミングの学習が始まりました。今までは同じ反応しかしなかったペッパーが,プログラミングをしていくと,意のままに話したり動いたりします。自分が組み立てたプログラム通りに動いてくれることが新しい感覚のようで,みんな興味を持って活動に取り組んでいます。








※小高区4小学校はPepper社会貢献プログラムに参加しています

あいさつ運動の芽生え

 児童昇降口から響いてくる「おはようございます」の声。今までとは違ってたくさんの子どもの声が絶え間なく聞こえてきます。そこにいたのは,たすきをかけた6年生のみなさんでした。様々な行事や委員会活動ではすでに立派なリーダーシップを発揮していた6年生でしたが,朝のあいさつ運動でも全校生をリードしてくれています。
 学校の周りでは,近くの小高産業技術高校の生徒さんがいつも素敵なあいさつをしていますが,6年生を中心にして小高区4小学校の小学生も一緒にあいさつの輪を小高区に広げていけたら素敵ですね。

大盛り上がりのボール運び

 2学期初めてのイベントは,体育委員会主催のボール運びリレーでした。いつものように縦割り班対抗でゲームを行いました。2人1組で2本の棒にボールを乗せて運びながらリレーをします。
 各班ともペアの組み方や走る順番を工夫しながら真剣にそして楽しくイベントに参加していました。しかもスムーズに会が進んだのでおまけの再レースもできました。短い時間でしたが,全校生が一体となって楽しむことができました。これからも様々な委員会主催のイベントが計画されているので,みんな楽しみにしています。休み時間を削って準備してくれる高学年の皆さん,ありがとうございます。

たくさんの図書をいただきました

 このたび,東京杉並ロータリークラブの皆様からたくさんの図書の支援をいただきました。杉並ロータリークラブ創立30周年記念事業として小高区の小学校と中学校に図書を贈ってくださいました。杉並区と南相馬市は災害時には助け合う協定を結ぶ間柄であり,南相馬が震災を受けてから様々な支援を続けてもらっています。
 今回,小学校には448種類,542冊もの本を贈っていただきまた。学校図書の予算だけではそろえられないようなたくさんの本を図書室に置くことができました。今後の読書活動や調べ学習などが今まで以上に充実したものとなることは間違いありません。子ども達は待ちきれずに図書室で予約をして貸出日を待っていました。
 震災後7年を過ぎてもまだまだ以前の生活には戻ることのできない小高区ですが,このようにいつまでも支援をしてくださる方々への感謝を忘れずに今後も復興への歩みを進めていきたいと思います。

3週間がんばって!

 9月4日の月曜日から教育実習生が来ています。5日の全校集会で紹介がありました。関東の大学に通っていますが,出身は小高小学校です。栄養士と栄養教諭を目指して3週間実習を行います。前半は給食室での実習がメインですが,後半は子ども達と一緒にたくさん学習していくそうです。
 全校集会では,「食」つながりの校長先生のお話もありました。子ども達の体は3か月位で新しくなり,現在の体は6月に食べたもので作られているという驚きの話を聞きました。好き嫌いをなくして体を大切にしていこうということでした。
 
9月の生活のめあて…友だちのよいところを見つけよう
 ・正しく返事をし,ていねいな言葉で対応しよう。
 ・外で友だちと仲良く元気に遊ぼう。
 ・自分の行動に責任を持とう。
 ・相手のことを考えて行動しよう。 

児童63名での2学期スタート

 夏休みを過ごして,少し大きく,少したくましくなった子ども達の声が久しぶりに学校中に響き渡りました。本日から82日間の第2学期の始まりです。2学期は暑い夏から秋,そして冬にまたがる長い学期です。夏休み中に4年生に転入生があり,63名での2学期をスタートすることとなりました。
 始業式では校長先生から,2学期のめあての立て方についてお話がありました。「頭」「心」「体」について苦手な部分を克服するだけではなく,自分の得意な部分を伸ばしていけるようなめあてを立ててみようということでした。誰にも負けない№1の部分を作って自信を持って生活していければ素晴らしいですね。
 3名の代表のお友達からは,楽しかった夏休みの想い出と2学期のめあてについて発表がありました。学習面やお手伝いなど,みんな前向きな話をしてくれました。
 今学期は,秋の遠足や校内走ろう会,学習発表会などの行事も予定されています。充実した2学期を過ごしていけるように職員一同全力で取り組んでいきます。今後も小高区4小学校をよろしくお願いいたします。

夏プール,営業中!

 いよいよ夏休みになりました。天候の悪い日もありますが,暑い日は続いています。小学生にとって暑い夏といえば,やはりプールです。今年は小高区の学校プールを開放して子ども達の健康増進と納涼を行っていきたいと思います。初日の21日は,暑い日だったので38/名の子ども達がプールで元気に泳ぎました。
今年は,相双教育事務所から体育専門アドバイザーの先生が来校し,水泳を専門的に教えてくださる日があります。8月4日までプール開放は続きますので,たくさんの子ども達にたくさん運動してほしいです。









72日間の1学期でした

 72日間の1学期も本日で終わりました。4月に小高区に戻ってきてから手探りの中で学校生活を送ってきましたが,大きなけがや事故もなく無事に過ごせたことが何よりでした。校長先生からは,この1学期間での「頭」「心」「体」の成長についてお話をしていただきました。子ども達も自分自身に置き換えて色々考えながら聞いていました。2,4,6年生の代表による作文発表では,自分たちが頑張ったことや夏休みのめあてなどが話されました。
 長い休みに入りますが,「命」を大切に有意義な時間を過ごしてほしいと思います。

野馬追に行こうよ

 南相馬市立博物館から二上文彦先生をお迎えして,相馬野馬追の学習をしました。スライドを使って野馬追の概略や昔と今の野馬追の違いなどを分かりやすく教えていただきました。学習して行く中で小高区で行われてい野馬懸の大切さや,祭の持っている意味などがだんだん分かってきました。かつて言われていたような軍事訓練としての野馬追ではなく,相双地方の平和を願うという意味があることもわかりました。さらに, 御神旗も見せていただき,興味深く学習できました。今月末の29日~31日にかけて行われる相馬野馬追も,新たな視点で楽しめそうです。

速く走れるようになりたいな!

 14日(金)の3校時目に,よしもとクリエイティブ・エージェンシーさんの協力で「よしすぽ学園」が開催されました。今回は水戸アスリートクラブから小圷広之先生が来てくださり,上手な走り方のコツを教えてくださいました。初めはジャンプするくらいの簡単な運動でしたが,徐々に体を傾けたり腕を地面に付けたりしながら速く走れるコツが身に付くような流れでした。炎天下の中での運動でしたが,その暑さも忘れるようにみんな真剣に取り組んでいました。今回学んだことを継続することにより,体力向上が達成できることと思われます。









第1回 おはなしのへや

 小高区に戻ってきてから初めての「おはなしのへや」が開催されました。みんな楽しみにしているアニマル劇場や絵本の音読で楽しい時間を過ごしました。
 1~3年生は,「むしプロ」「やさいのがっこう ピーマンくんゆめをみる」「そのつもり」「わがままいもうと」「はないっぱいになあれ(紙芝居)」の読み聞かせでした。4~6年生は,「花さき山」「いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日」を読んでいただきました。読書は,心の栄養です。これからも読み聞かせや図書室を活用しながら,たくさんの本に親しんでいけたらと思っています。