こんなことがありました

日々の出来事

小さな安全パトロール隊

 3年生は,社会科の学習と総合的な学習の時間で学校の周りを探検に行きました。社会科では,学校の周りにはどのような建物があるのかを調べました。小高神社コースと小高駅コースに分かれて,駐在所や郵便局,貴船神社や浮舟会館,小高区役所などを発見しました。同時に総合的な学習の時間で安全マップを作るために,危険個所も調べました。小さな安全パトロール隊は,建物の解体工事現場や見通しの悪い交差点,蓋の抜けている側溝などを発見し,これから地図にまとめていこうという意欲が高まりました。これからもふるさと小高を知るために,どんどん学校を跳び出して学習していこうと思います。









復活の時

 5月20日は小高区4小学校の運動会が予定されています。その中で6年ぶりに復活する種目があります。相馬地方では多くの小学校で行われている「神旗争奪戦」です。本日は3~6年生による,第1回目の全体練習を行いました。
 現在,小高区4小学校の児童数は震災後,減少しており,4人1組の騎馬武者を多数作ることができません。そこで今年は,3・4年生に足軽部隊(徒歩で参加)として参加してもらうことにしました。本格的な神旗争奪戦の風景ではないのですが,小高の地でこの種目を復活できることをうれしく思います。写真でも分かるように人工芝の校庭は,雲雀ヶ原の相馬野馬追祭場地の芝生にも見えます。運動会当日には,さらに素晴らしい演出も用意されているとかいないとか…今年の運動会の目玉の紹介でした。

初めての全校集会

 小高小学校校舎での学校生活も少しずつ軌道に乗ってきました。今日は,今年度初めての全校集会を開催しました。今回はJRC登録式をメインに行いました。
 JRCとはご存知の通りJunior Red Crossの頭文字をとったもので小学生向けには「青少年赤十字」の略です。校長先生からはJRC活動として「健康・安全…元気に学校に来ること」「奉仕の心…ちょっとだけ周りのお手伝いをすること」「国際理解…ALTのアイリス先生などと触れ合って外国のことをよく知ること」の3つをしてほしいというお話をいただきました。話を聞いて,子ども達も,「うん,ぼくにもできそうだっ!」と感じたようです。さらに,ちかいの言葉を全員で読んでから,登録証とバッジの贈呈が行われました。
 また,保健の先生からはトイレの使い方,生徒指導の先生からは大型連休の過ごし方についてお話がありました。 

運動会のスローガン決定

今年の運動会のスローガンは
いざ出陣! 仲間を信じて 勝利のゴールへ一直線 

~この小高の地で~

に決まりました。5月20日の運動会当日までこのスローガンを目標に一人一人が頑張っていきます。

一緒に給食を食べたよ

 市議会議員と市教育委員会の方々が学校を訪問してくれました。お昼は子ども達と一緒に給食を食べ,全学年の子と触れ合ってくださいました。どの学級からも笑い声が聞こえてきて,とても楽しい時間となりました。

第1回避難訓練

 第1回目の避難訓練は地震と火災を想定した訓練でした。子ども達はこれまで何度も訓練を行っていますが,繰り返し行うことによって安全・迅速・冷静に避難できる態度が身に付いてきました。
 小高区の校舎に戻ってきて初めての避難訓練でしたが,3分強の時間で全員が安全に避難することができました。普段通らない部分を通って移動しましたが,混乱もなく立派に避難行動がとれていました。
 校庭では,消防署の方から「お・は・し・も」について話をしていただきました。「お…押さない,は…走らない,し…しゃべらない,も…戻らない」の頭文字です。しっかりと守っていきたいものです。最後に,水消火器の訓練を行いました。4名の先生方と6年生の子ども達が的をめがけて消火練習を行いました。

安全な暮らしを守るために

 4年生8名は26日に原町区にある消防署に見学に行きました。署内を案内していただいたり,消防服を着させていただいたりしました。また,新たに導入されたとても珍しい「ブーム付きポンプ車」にも乗せていただきました。自分たちのくらしを守ってくれている方々に触れ,子ども達は素晴らしい経験をすることができました。教科書の記述やイラストと比べながら見学することを通して,南相馬市の安全な暮らしについて思いを巡らせることができました。

春の遠足

 21日(金)に,1・2年生は伊達市の「霊山こどもの村」,2・3年生は宮城県にある「角田市スペースタワー・コスモハウス」へ遠足に行きました。初めて訪れる子がほとんどでバスを降りた瞬間から興味津々でした。
 霊山こどもの村では,遊具で元気いっぱい遊んだりアクセサリーを作ったり,みんな仲良くお弁当を食べたりしました。1年生も2年生も,広い場所や遊具を目の前にして笑顔がはじけていました。
 3・4年生は地上40メートルを超えた展望台から街を眺めたり,人工衛星の展示物を見学しました。近くの公園ではローラー滑り台やターザンロープで遊んだり,近くにいた中学生とオニごっこをしたりして楽く過ごしました。
 本日の遠足を通して,公共の場でのマナーを守ったり,友達や他学年の人と関わったりする学習ができました。また,外でお弁当を食べたり元気に遊んだりという遠足本来の目的を十分達成することができました。


花いっぱいの学校になーれ

 今年度もたくさん(900ポッド)の花の苗の支援をいただきました。仮設校舎と違って小高区の本校舎の敷地はかなり広く,たくさんの花壇があるので少ない人数で植えることはとても大変でした。また,今回は花壇も除染したという事で,肥料を1から入れていかなくてはならなかったのでかなりの重労働でした。それでもマリーゴールドやサルビアなどで学校全体が花いっぱいになるように一生懸命作業していました。これからみんなが植えた花が成長するにつれて,人工芝の緑と色とりどりの花の色とのコントラストが美しい学校になることでしょう。


はりきりタイム始動

 小高区4小学校名物の「はりきりタイム」が始まりました。秋の校内走ろう会(マラソン記録会)を目標に今日から体力作りに励んでいきます。
 今年からは人工芝の校庭で運動ができるので,今まで体を動かすことが苦手だった子も積極的に校庭を走り回る姿が見られました。1周200mの校庭をこれから何周走ることができるのか・・・長い旅路の始まりの日でした。

1年生が仲間入り(1年生を迎える会)

 入学式の次の日から着々と準備を重ねてきた1年生を迎える会の日がやってきました。6年生としては最高学年として初めての大きなイベントでもあり,5年生としては自分たちが中心となって大きな体育館の飾りつけを任せられる機会でもあります。以前にもお伝えしたように休み時間も削って準備をしてきたので,素晴らしい会場となっていました。主役の1年生だけではなく,2~4年生も目を丸くして驚くぐらいの会場でした。
 会の中では「しんぶんジャンケン」と「しっぽとり」で全校生が交流を図りました。真剣勝負の中にも低学年の友達には優しい気持ちで接してあげている高学年の姿もあり,一人一人がこのイベントを通して成長していました。2年生から贈られた大きなメダルを首にかけ,1年生の笑顔は最高のものになっていました。そして,今年初めて全校生で歌った校歌は,4人の1年生パワーを加えて完璧なものとなりました。短い時間でこのようなイベントを成功させた児童会のメンバーは大きな自信となったことと思います。今年1年間の児童会活動の充実ぶりが今から期待できます。
 休み時間や様々な行事で1年生と一緒に活動する機会はありましたが,本日の1年生を迎える会を一緒に過ごすことによって本当の意味での仲間になれた感じがしました。








小高区復興に向けて

 16日は日曜日でしたが,小高区教育施設再開等紀念祝賀会やゴルゴ松本さんによる「命の授業」,浮舟まつりへの参加などが行われました。祝賀会には市長さんをはじめ議員の方々などが来賓として参加してくださり,皆様方からの小高区に対する熱い思いを聞くことができました。全国からも注目されている小高区の小・中・高校ですが,地域の方々からの期待に応えられるように一生懸命教育活動を行っていかなくてはならないという気持ちをあらためて持つことができました。
 「命の授業」では,ゴルゴ松本さんの得意とされている漢字の持つ意味を活用して様々なことを分かりやすく,そして熱く講演していただきました。「言」や「間」等の漢字を核として生きていくことについて納得したり考えさせられたりしました。お話の最後には「命」のポーズを本校校長や子どもたち全員と共に行いました。往年のギャグにもふれることができ,有意義な時間となりました。
 お祭りでは,南相馬&杉並トモダチプロジェクトの方々と共に「トモダチ盆唄」を飛び入りで踊りました。2年間運動会で踊ってきましたが,はじめてプロジェクトのみなさんと踊ることができました。今年の運動会にも予定されているので良いきっかけとなりました。
 小高区復興の第一歩に参加することができ,子ども達も気持ちを新たにして学校に通うことができることと思います。

授業参観日

 今年度初めての授業参観,PTA総会,学年懇談会が行われました。1年生にとっては入学してすぐの授業参観日となりましたが,小学生として立派に生活している姿を保護者のみなさんにお見せすることができました。また,2~6年生は進級した姿を見ていただくことができました。3月と4月ではほんの短い時間なのですが,子どもたちの意識は,新たな学年としてきちんと成長してます。素晴らしい事だと改めて感じます。
 PTA総会や学年懇談会にも多数の保護者の皆様に参加していただき感謝しております。今後も小高区4小学校の教育活動に,ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

おめでとうノート

 はらまちロータリークラブさんから1年生に「おめでとうノート」の贈呈がありました。教室で一人一人に励ましの言葉をかけながらノートと塗り絵を手渡ししてくださいました。4人の1年生は笑顔でお礼の言葉を述べていました。入学したてで,勉強に意欲的な1年生にとってノートは大変うれしいおくりものでした。

休み時間も準備

 来週に迫った「1年生を迎える会」ですが,現在急ピッチで準備が進んでいます。予定ではふれあいタイムだけで大丈夫だと思っていましたが,よりよいイベントにしたいという願いが高まり,休み時間も使って準備を進めることになりました。特に代表委員になった6年生が中心となって活動する姿が素晴らしいです。19日の迎える会は,きっとみんなの笑顔があふれる時間になることと思います。

春って意外と・・・

 4年生の理科では「あたたかくなると」の学習をしています。春といえば花が咲いて,昆虫がたくさん活動する季節のイメージがありますが,本日の観察では小さな春しか見つけられませんでした。はじめは桜の花ぐらいしか見つけられなかった子ども達ですが,地面をよく見るとオオイヌノフグリが咲いていたり,つくしが出ていたりするのを発見しました。自分の目で確かめることによって,「春」の持つイメージを覆し,自分なりの「春」をインプットすることができました。