日々の出来事
算数の伝道師
南相馬市教育委員会指導主事の今野真幸先生が、算数授業づくり支援に来てくださっています(3月まで本校に勤務なさっていた今野先生です!)。今野先生には小高の先生方の授業を参観していただき、より良い授業になるような的確なアドバイスをたくさん得ています。子どもたちもだんだん慣れてきて、今野先生が来てくださると、やる気MAXになっています。
今後も様々な学年の学習を見ていただき、授業力を向上させていきたいと思います。授業力UP=子どもたちの学力UPです。今後も教育委員会などと連携して小高の底上げをはかっていきたいと思います。
私はパンジー派、僕はビオラ派
栽培活動を行いました。第一弾として一人一株のパンジーorビオラの苗を植えました。大きな花のパンジー、小さな花のビオラ。どちらを選ぶのかは、人それぞれで個性が感じられました。黄色、紫、白・・・と色味様々準備されていたので選ぶ作業に時間をかけている子も見られました。
浅い穴に置くだけのような植え方の子もいましたが、近くにいた用務員さんから丁寧に植え方を教わって上手に植えていました。これから厳しい冬を乗り越えて春には満開の花を咲かすことになります。
明日からは、美化園芸委員会の子が中心となって残りの苗や球根などを植えることになっています。
ぼくが、目になろう。その名はスイミー
2年生の演目は国語で学習した『スイミー』です。7名の2年生が海の中の物語を元気一杯演じています。会場を暗くしてスポットライトに照らされたステージは、まさに海の中としか言いようのない幻想的な世界です。劇だけではなく、ダンスも準備してるので、来週の土曜日は素敵なファンタジーの世界をご堪能下さい。
高台を目指せ
22日(木)に避難訓練を行いました。本来ならば幼・小・中・高の4校合同で行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症予防のため、規模を縮小して行いました。今回は震度7クラスの大地震が起こった設定で訓練を行いました。一次避難として小学校の校庭に集まった後、大津波警報が発令されたという設定で高台にある小高中学校の校庭を目指して移動しました。移動の途中からこども園のみなさんも参加して、一緒に避難することができました。
校長先生からは、2011年の大震災のお話を教えていただきました。特に「釜石の軌跡」について聞くと、みんな身が引き締まる思いで災害に備えようとする気持ちが高まっていました。これからも被災地であることを忘れずに命を守る教育を続けていきます。
Road to 春の花いっぱい
秋も深まってくると花壇やプランターの花々も急速に元気を失ってきます。サルビアやマリーゴールドなど最後のひと踏ん張りで花をつけていますが、そろそろ枯れ始めてしまいました。
そこで来週に迫った栽培活動に向けて美化園芸委員会による事前準備が進行しています。ここ数年肥料不足のために花壇が痩せてきてしまっていたので、今回は奮発して肥料を大量に投入することになりました。今までの土と牛糞を混ぜて養分たっぷりの土を作る仕事は地味ながらも大変な仕事でした。教頭先生や用務員さんの力も借りながら作業を進めました。プランターに土を入れる作業には委員会の子供たちだけではなく、6年生のボランティアも参加してくれました。
次週はいよいよパンジーやビオラ、チュウリップの球根を植えることになります。春の花壇で、花々が美しく咲き誇りますように。
ナマケロ~
4年生の学習発表会は、総合的な学習の時間の発表となりました。『過去からの贈り物 ~Make you happy~』と題して小高の昔のようすを劇化しました。今年は特に二宮仕法について調べているので、市で推進している至誠学をよく表したものになっています。
練習風景を見せてもらったのですが、そこには江戸時代の登場人物以外に頭から触覚の生えた謎の人物がいました。盛んに「ナマケロ~、ナマケロ~」と言っていたのが印象的でした。小高の昔の人々には触角が生えていたのでしょうか?その答えは当日の劇を見れば分かることになります。素敵なダンスシーンもありますので、4年生の発表もご期待下さい。
ここは有明体操競技場か?
学習発表会に向けて3年生は体育と音楽に取り組んでいます。本日は体育館のステージで鉄棒やマット運動、跳び箱運動を練習していました。3年生は8名の在籍なのですが、人数の少なさを全く感じさせないようなダイナミックなステージになっていました。あと2週間の間にさらに技の精度をあげて当日は東京オリンピック2020体操会場のような熱気を一足先にお伝えできることと思います。3年生の演技も楽しみにしていてください。
瞳がキラキラ6年生
南相馬市教委の亀田邦弘指導主事をお迎えして学校指導員モデル授業が行われました。本校の但野先生が南相馬市の学校指導員として活躍しているので、今回はモデル授業を提供することになりました。
本日は、国語科の「表現の工夫をとらえて読み、それを生かして書こう」という学習を行いました。高畑勲さんの書いた「鳥獣戯画を読む」をもとに効果のある表現の工夫について文章中から見つけたり話し合ったりしました。多くの先生方に囲まれながらもみんな一生懸命学習に取り組んでいました。
事後研究会では、亀田先生から6年生の瞳はみんなキラキラ輝いていたというお話をいただきました。子ども達の目の輝きが素晴らしければ、その授業は大成功ということなので今回は大成功だということです。これからも色々な先生方に見ていただき、授業力アップを目指していきたいです。
今年のスローガンが決まりました
学習発表会まであと二週間です。練習だけではなく小物づくりや背景の作成、BGMの選定など徐々に盛り上がってきました。昨日は今回の学習発表会のスローガンが発表されました。
今年のスローガンは「小高区4小学校最後の学習発表会 ~大切な人に届けよう~」です。6年生の女子2名から出された案をもとに、児童会代表委員会のメンバーが作りました。今年度で閉校が決まっている福浦・金房・鳩原小学校として最後の学習発表会になりますし、5年前から共に活動してきた小高区4小学校としても最後となります。そして、コロナ禍の中で、なかなか自分たちの学習の様子を伝えることができなかった子どもたちは、大切な人=家族のみなさんに届けたいという気持ちが元になっています。大切な人全員をお呼びすることはできませんが、みんな頑張っています!
練習に燃えてます
本日は学習発表会に向けて頑張っている5年生の紹介です。今年の5年生は合奏に挑戦します。震災後の小高区では、音楽祭で小学生が演奏する機会が無くなっているので本格的な合奏を体験させたいという願いから取り組むことになりました。
取材した音楽科の時間はさぞかし楽しんでいるのかと思っていたのですが、担当の先生からは「緊迫していますよ・・・」との言葉が。。。。みんな真剣な表情で練習していました。同じフレーズを何度も何度も美しいハーモニーになるように練習する姿は、合奏を通してしか身につかない力だと感じました。子どもたちからは、「楽しいですよ!」との声も聴かれました。目標をもって一つの物を作り上げる過程では、少々大変でも楽しさを感じるものなのですね。
保護者の皆様、31日は5年生の音楽の発表会も楽しみにしていてください。
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