こんなことがありました

2019年7月の記事一覧

催涙雨

 催涙雨(さいるいう)とは、7月7日に降る雨を意味する語です。一般に、七夕しか会うことの出来ない織姫と彦星が天の川を渡れなくなり、流す涙になぞらえているとされています。しかし、雨は降ったものの、どこからかカササギの群れがやってきて天の川の中に翼をつらねて橋となり、二人を会わせててくれ、めでたく織姫と彦星は再会することができたという結末もあるようです。

 さて、本日は7月4日ですが、7日が日曜日ということで少し早めに「七夕集会」が催されました。ところが、あいにくの雨模様でみんなの願いが叶うか心配ですが、きっとカササギが願いを運んでくれることでしょう。

 集会では、児童会の各委員会が主体になって、七夕にまつわる話や七夕の願い事、七夕のゲームを行いました。みんなの、将来の夢や水泳の目標、学習への願いが叶いますように・・・

火の玉を小高に

 7月の声を聞くと相馬地方の人々はそわそわしてきます。そうです、相馬野馬追の開催が迫ってきました。一年で最も地元が熱く燃える3日間、小高の子ども達もその一端を担っています。

 野馬追の中でも小高独自の催しとして、相馬野馬追の起源とされる「野馬懸」と2日目の夜に行われる「火の祭」があります。この火の祭りに必要な火の玉作りを、小学生も毎年手伝っています。

 本日は地元の婦人会の方々から作り方を教えていただき、全校生で火の玉作りを行いました。2年生以上は昨年度も行っているのでスムーズに作業することができました。中でも6年生の手つきは慣れたもので、地域の伝統をつなぐ役割が十分にできていました。今年の火の祭は7月28日(日)の夜(※荒天の場合は、8月31日(土)に延期となります。)となっています。ぜひ歴史と伝統の祭りに参加していただき、子ども達の頑張りの成果もご覧ください。