こんなことがありました

2017年3月の記事一覧

6年生を送る会

 いよいよ6年生を送る会です。朝には「大空がむかえる朝」の歌声が聞こえてきたり,呼びかけの練習の声が聞こえたり,6年生は卒業証書の頂き方の練習をしたりと卒業式への気分がちらほらと感じられるようになってきていますが,6年生を送る会はやはり大きな節目の行事です。
 今回は,5年生が中心となって企画運営をしました。楽しいクイズやゲーム,各学年からの感謝の言葉など短い時間でしたが密度の濃い時間を過ごすことができました。6年生からはお礼の言葉と歌を在校生のみんなにプレゼントしました。感謝の言葉は,今までのお礼や在校生へのエールが含まれており,大変感動する内容でした。
 感謝の言葉や低学年からのメダルの贈呈,退場の時のアーチのトンネルなどでは涙ぐむ6年生の姿も見られました。6年生は下校時もプレゼントしてもらったメダルを胸に笑顔で帰っていきました。

大なわとび大会

  体育委員会主催の大繩(長縄跳び)大会が開催されました。今回は,清掃班を2つ合わせてグループを作り,3分間でどれだけ跳べたかの合計を競いました。ほぼぶっつけ本番だったのですが,127回を跳んだグループもありました。特に1年生は縄に入ることが難しかったのですが,タイミングよく体を押してあげる姿も見られました。卒業式の会場準備が始まると全校生でのイベントはできなくなってしまいます。今回が今年度最後の体育委員会によるイベンドでしたが,毎回楽しく運動できて素晴らしかったです。

見守り隊結成

 4月から小高区で学校を再開するにあたって子ども達の登下校を見守ってくださる「見守り隊」が結成されました。南相馬警察署や小高区の商工会議所,地域パトロールのみなさん,東京電力の社員の方々などたくさんの大人が子ども達の安全確保のために活動をしてくださることになりました。6日には,全校集会時に子ども達を交えた結成式が行われました。警察署長さんをはじめ様々な方からの挨拶をいただき,6年生の代表の子がお世話になりますという事を伝えました。小学生は結成式に参加し,少しでも不安が減っていくように,たくさんの方々の協力があることを知ることができました。 

感謝の集い

 6日(金)の5校時目には,鹿島中学校との感謝の集いが行われました。およそ5年間という長い年月に渡って敷地内に仮設校舎や仮設体育館を建てさせてもらい,小高区の小学校のために様々な人的・物的な支援をしてくださった鹿島中学校の生徒さんや教職員の方々に感謝を伝える会でした。
 小学校側からは感謝の言葉や合唱でお礼の気持ちをみんなで表しました。代表の子からは,校舎を建てさせてもらった感謝や中学生とのかかわりについての思い出などが発表されました。そして,中学校側からは応援団によるエールや吹奏楽部による演奏,全校生徒による南相馬市民の歌などを贈っていただきました。終わりに,両校の校長先生からお話をいただきました。短い時間でしたが,心温まる交流ができました。小高区の小学校の仮設校舎が鹿島中学校にあったという歴史は終わりを迎えようとしていますが,東日本大震災を語る中でいつまでも忘れることのない出来事にしていきたいものです。