2023年3月の記事一覧
卒業生へ造花のプレゼント
本校の学校評議員である杉内様から、6年生に手作りの造花をいただきました。
杉内様は、以前本校の教頭先生としてお勤め頂いたことがあり、しかもご近所にお住まいで、お子さんも本校を卒業されたことから「近所の者として、卒業生をお祝いしたくて作りました。卒業生にもらって頂けるとありがたいです」と言って、来校されました。せっかくですので、卒業式の練習を終えた6年生に紹介し、お祝いの言葉も頂きました。
最後に代表児童がいただき、お礼の言葉を伝えました。先生が指示したわけでもないのに、自分の言葉でお礼を伝えた児童。うん、今までの学習や経験を活かしている。立派です。校長から子ども達に「こうやって皆さんの周りのたくさんの方が皆さんを応援してくれていることに感謝して卒業しよう」とお話ししました。杉内様、かわいいお花ありがとうございました。
来年度の主な行事予定(3/16現在)をお知らせします
複数の保護者様から4月以降の行事予定について、「勤務の都合上、早めに知りたい」という問い合わせがありました。
PDFで載せますので、ご確認ください。(なお、3月16日現在の予定です。)
※文字が細かく申し訳ありません。拡大してご覧ください。
おいしい給食ごちそうさまでした:今年度最後の給食
今日の給食は、麦ごはん、サバのごま衣焼き、キャベツのゆかり和え、のっぺい汁、ミルメーク、牛乳です。原町二小では今日が今年度最後の給食。1年教室をのぞいてみました。
すると、1年生はもう食べ始まっていました。準備がスムーズにできたようです。1年間で、いろいろな役割を覚え、短時間で準備することができるようになったんですね。すばらしい。
今日の献立を栄養士さんが書いてくださったので、1年生に持ってもらいパチリ。今日のメインはサバのごま衣焼き。ごまみその部分が甘くておいしいんですよ。
思わず子ども達も笑顔になります。
ごはんも、お汁もとてもおいしい。しかも、今日はミルメーク!!今日も最高の給食でした。1年生も大満足。準備も食事もお片付けも立派です。もうすぐ2年生になれますね。上手に食べて大きくなれよ。
最後に、サバはALTのエリカ先生の大好物。おいしい顔をしてみて、と頼んだら、とってもキュートな顔をしてくれました。はい、パチリ。
みんなを幸せにしてくれた学校給食。調理員の皆様、ごちそうさまでした。また来年もよろしくお願いします。
原二小卒業生としての自覚と誇り:同窓会入会式
本日の3校時目、卒業式の練習の後に、6年生の同窓会入会式を行いました。
校長の話では、「同窓生は皆さんを含めて8324人。」「先輩方は原町や南相馬のために一生懸命頑張ってきた人がたくさんいる。」「先輩の伝統を受け継ぎ、原二小同窓生としてのプライドを胸に頑張って、ステキな大人になってほしい。」という話をしました。
また、代表児童からは「私たち6年生は、もうすぐ卒業します。卒業後も、原町第二小学校の卒業生としての自覚と誇りをもち、中学校でも頑張っていきます。今日はありがとうございました。」と堂々としたあいさつを頂きました。
一つ一つの行事を経て、確実に成長している子ども達。すばらしい原町二小の卒業生にふさわしい態度が身についてきました。なお、同窓会からはクリアファイルを頂きました。大切に使ってください。
すごく立派です:証書授与の練習
4時間目は体育館で6年生の卒業式練習に参加しました。
証書を頂く際のルートや作法等はもうすでに仕上がっていました。さすが6年生。私からは頂くときに目をしっかり合わせることなど、ポイントを幾つかお話ししました。
子ども達一人一人が真剣に練習に臨んでおり、今までの学習の成果を随所に発揮しています。卒業式もきっと立派なものになることでしょう。
練習を終えて、給食を食べた後の昼休み。6年生が突然やってきて、手作りコースターとお手紙を頂きました。家庭科の学習の一環だと思いますが、心温まる内容が書かれており、ジーンときました。他の教職員も頂いたようです。6年生の皆さん、ありがとうございました。
最高です:カレーとフルーツヨーグルト
今年度の給食も残り3食。今日の献立はポークカレーとミカンヨーグルトあえ、ビーンズカル、牛乳です。カレーとフルーツヨーグルト。給食のゴールデンコンビです。子ども達はもちろん。教職員も大好物。大盛りカレーに自然と笑みがこぼれます。
こんな素敵な献立を子ども達はどんな表情でいただいているのか、2年教室に潜入してみました。
「おいしい」「最高です」「カレー大好き」…みんな喜んでカレーを食べています。やっぱりカレーはキングオブ給食です。そして、その付け合わせはフルーツヨーグルト。給食調理員の皆様、本当にごちそうさまです。あと2食。よろしくお願いします。
いろいろな春の訪れ
金曜日に原町高校の3年生が来校されました。2月に、大学受験の練習のため、校庭の鉄棒を貸してあげたお子さんです。志望した大学に合格できたということで、わざわざ挨拶に来てくださったのです。
彼女は、体育教師になるのが夢で、教育学部を受験。試験科目にあった苦手な鉄棒を出身校の鉄棒で練習したわけです。鉄棒を貸すにあたっては、わざわざ高校の校長先生が私の所にお電話をくださり、直々にお願いされました。ひばりっ子の先輩ですので、もちろん承諾しました。2月の厳冬期、高校の体育の先生と一緒に校庭で一生懸命練習する姿を私も見かけました。本人の熱意や努力はもちろんのこと、周りで支える先生方の素晴らしさに感銘を受けました。サクラサク。本当に良かったです。有意義な大学生活を送り、夢を叶えてほしいと願っています。
そういえば、体育館のわきのあじさいが芽吹いてきました。2年生の子が見つけてくれました。
緑色の柔らかな葉っぱが開き始まりました。これも春の訪れですね。
花壇のところでは、1年生の子達がペットボトルを使って、ビオラに水掛けをしていました。
何度も行ったり来たりしながら頑張っている1年生たち。走り回って、かなり広い範囲に水をあげています。校長が何も言わなくても、進んで始まった活動。1年生も立派な2年生になれそうです。
12年前は当たり前のことができなかったんだよ:リモート集会
今日のリモート集会では、紹介と校長のお話を行いました。
紹介は、漢検5級に合格した6年生の紹介です。昨年までは学校を会場にして実施していましたが、今年から漢字チャレンジに移行したため、個人での受検となりました。
頑張って練習し、見事合格したことを讃え、みんなに紹介しました。何かに打ち込んでいるお子さんがいましたら、是非お知らせください。リモート集会で紹介します。
今日の校長のお話は、東日本大震災のことを話しました。今の6年生のうち18名は生まれていましたが、残り4名の6年生と5年生以下の全ての子は「生まれる前の話」です。あのとき、原町二小がいかにたいへんだったかをお話ししました。
4月22日から始まった第1学期。でも、放射能の関係で原町二小で授業をすることはできず、鹿島区の八沢小に行って勉強していたことを知らせました。
鹿島区に集まった児童生徒・教職員2500人分の給食は、たくさんの人の努力による「炊き出し給食」だったことを伝えました。必死になって食材をかき集め、集まった食材を工夫して昼食を作る。今の給食と比べると不十分な内容だったけど、その当時、「食べられるだけでありがたい」「みんなと食べられるだけで嬉しい」と言って、みんな喜んで食べていたそうです。
子ども達が大好きなカレーを提供するまで約1ヶ月もかかりました。肉が入っていないツナカレー。でもおいしい、おいしいと言って食べた・・・。あの当時を知っている大人は簡単に理解できることですが、子ども達にどれぐらい伝わったか・・。
当たり前のことが当たり前でなかった12年前。そのことを感じ取ってほしくて、頑張ってお話ししました。ご家庭でも話題にしていただき、あの震災を次の世代に語り継いでいく必要があると感じています。
お話しをするにあたって、校長室にあるたくさんの資料に目を通しました。いろいろと資料を読めば読むほど、涙が出そうになってきます。震災で亡くなった方、遠くに引っ越しされた方など、会うことができなくなった方がたくさんいます。自分の人生もいろいろな面で紆余曲折したような気がします。次にいつ大きな災害が起きるかわかりません。一日一日をたいせつにして過ごしていきましょう。
どうぞ学校に相談してください:文科省からのメッセージ
本日、子ども達に「小学生の皆さんへ ~不安や悩みがあったら話してみよう~」という文部科学省で作成したプリントを配布しました。児童生徒の自殺者数が増えている昨今、新年度に向かって子ども達の環境が大きく変わることから、「悩みがある場合にはいろいろな人に相談してみよう」と呼びかけるプリントです。
文部科学省からは、保護者・教職員宛にもメッセージが届いていますので、以下に掲載いたします。子ども達の様子で気になることがある場合には、どうぞ学校にご相談ください。よろしくお願いします。
トルコ地震募金を福島民報さんに預けました:6年生
3月1日~3日まで実施したトルコ地震に対する募金活動。6年生が全校生に呼びかけ、たくさんのご家庭、そして教職員から募金が寄せられました。
その結果、61,563円ものお金が集まりました。募金に協力してくださった皆様、ありがとうございました。
昨日、福島民報の支社長さんに来ていただき、募金を受け取っていただきました。(民報新聞社さんを通じて日本赤十字社に届けていただく予定です。)今朝の朝刊にも記事を掲載していただきました。
取材では、代表の6年生が、「東日本大震災のときにお世話になったトルコに恩返しをしたくて募金活動を始めました。」「トルコのこまっている人のために使ってください。」とお話しすることができました。
私たちはみなやさしい心を持っていますが、それを形に表すことは難しいような気がします。強く熱い気持ちをもって行動に移してくれた6年生。すばらしいと感じています。