こんなことがありました

2019年3月の記事一覧

小高区4小学校での一期一会

 年度末ということで、離任式が行われました。先日は16名の卒業生が小高区4小学校を巣立っていきましたが、今回は11名の教職員が転・退職ということで本校から旅立ちました。

 式では各先生方から子ども達に対して思い出や励ましをいただきました。また、花束贈呈では悲しみの余り涙を流す子もいました。そして最後は全員で4校の校歌を元気に歌いました。外での見送りでは、小高中の生徒さん達も来てくれて小学校時代にお世話になった先生方にお別れを伝える姿も見られました。4月からは11名の先生方はそれぞれの場所でご活躍していくことになります。今まで、本当にありがとうございました。

16名の『旅立ちの日に』

 小高区に戻ってきて2回目の卒業証書授与式でした。16名の6年生が、立派に学び舎を巣立っていきました。卒業生の多くは鹿島区の仮設校舎で4年間、小高区の校舎で2年間の小学校生活をおくりました。そしてたくさんの先生方に担任していただき、たくさんのことを学んでいきました。中でも、みんなで企画し応募したパブコンで「スポーツ庁長官賞」を取ったことは在校生にとっても大きな誇りになりました。低学年の友達にも優しくしてくれる卒業生のみなさんの、中学生になってからの活躍が今から楽しみです。

 

 

小春日和の、穏やかな日は

 寒さに負けずに咲いていた紅梅も満開を超えて、そろそろ終わりを迎えています。本日は温かい日だったので、中庭でお弁当を食べる学年もありました。6年生と一緒になった1年生は一緒にお弁当を食べたり、追いかけっこをしたりしながら楽しい時間を過ごしていました。今日までとっても忙しかった6年生も、小学校最後の昼食ということで思いっきりの笑顔で1年生の相手をしてくれました。

 いよいよ22日は卒業式です。みんなで最高の式にしていきたいと思います。

 

 

 

 

頑張った後のお楽しみ

 2・3校時目に卒業式の予行練習が行われました。どの学年も立派に練習に参加していて、スムーズに進行することができました。歌や門出の言葉、卒業証書授与など、どの場面でも真剣な態度で練習する姿が立派でした。

 さて、一生懸命頑張った後は楽しいお弁当タイム、午後には、多くの学年でお別れ会やお楽しみ会などが開催されていました。おやつを作って楽しむ学級、ゲームや合奏をして楽しむ学級などスタイルは様々でしたが、どの教室からも笑顔や笑い声があふれていました。自分たちで企画運営できるようになった子ども達、教科書の勉強だけではない力もしっかりと身についてきたことが分かりました。

 

最後の〇〇〇

 ここ数日の晴天のおかげなのか、2年生教室前の花壇にはチューリップが咲きました。春の訪れは近そうです。

 さて、今日は今年度最後の給食と、今年度最後の一斉清掃がありました。昼休みの時間には、6年生が校舎内の美化活動を自主的に行っていました。明日以降もいろいろと最後の〇〇があると思いますが、一つ一つ大切にしていきたいと思います。

いつもありがとうございます

 小高区内防犯活動として、下校時見守り活動をしていただきました。南相馬警察署の方々や地元の見守り隊の方々が子供たちの下校時刻に合わせて昇降口前に来てくださいました。今回はみんなに反射材付きマスコットやポケットティッシュなどをプレゼントしてくださいました。多くの方々に見守られながら安全な生活を送ることができるのだということが実感できました。皆さん、ありがとうございました。

  

教室に感謝

 五校時目には美化活動がありました。全校生で、お世話になった教室や学校を綺麗にしました。普段はなかなか手を付けられない靴箱やロッカーの中、机やイスの足や配膳台などを力を合わせて掃除しました。名前シールをはがしたり、図工の作品などを整理したりしていると、いよいよ進級・卒業するのだなという気持ちになってきます。残り一週間、感謝の気持ちをもって過ごしていきたいです。

 

全体練習をしました

  第一回目の卒業式全体練習がありました。ちょうど一週間後が本番の卒業式ですが、各学年ともに事前の準備がしっかりしていたので、かなり立派な姿でした。門出の言葉も広い体育館に響き渡り、歌声も大きくハーモニーを奏でていました。細かい部分はさらに良くなるようにしていきますが、卒業式に対する想いの高さは素晴らしいものです。来週も真剣に練習を続けながら、22日を迎えていきます。

一足先に練習しました

 昼休みに「門出の言葉」の練習が行われました。各学年から選ばれた子ども達が、体育館で自分のセリフを大声で言いながら合わせてみました。初めは緊張のためか、声が小さかったりつまずいたりした子もいましたが、二度目はバッチリ合わせることができていました。

 明日からはいよいよ卒業式の全体練習が始まります。22日の卒業式に向けて、毎回の練習時間を大切にしていきたいと思います。

 

「希望の桜」植樹式

 一般財団法人ワンアースさんと多摩商工会議所のみなさんのお世話になり、小高区4小学校に「希望の桜」の植樹式を行いました。今回植樹した桜は宇宙飛行士と共に宇宙ステーションに8か月間滞在し、再び地球に戻ってきた桜の子孫です。「宇宙(そら)桜」とも呼ばれているそうです。とても生命が強いらしく、これからの小高の復興のシンボルとなっていくものです。

 目指せ31世紀ということで、末永く学校の前に咲き誇っていくことと思います。来年の春には開花するかもしれないということで小高の新しい名所になったらうれしいです。

 

みんないい子

 今年度最後の全校集会がありました。今回もたくさんの表彰がありました。県の創作コンクールで「銀賞」、十七字のふれあいコンクールで「ふれあい学校賞」、図書室から「完読賞」「精読賞」「多読賞」「図書室賞」みんなの頑張りが認められました。

 校長先生からは、小高のみんなは「いい子」だというお話がありました。雨の日の傘のたたみ方、街中で会った時のあいつ、友達の荷物を持ってあげること、失敗してもちゃんと反省しているところ・・・どれも自然にできる人がたくさんいるということです。

 また、3・11には震災の記憶が薄れていくかもしれないのでお家の方と考えたり話したりして欲しいという事と、震災について日本人として、福島県人として、小高に住む人として「いい子」だから考えられるというメッセージをいただきました。

あれから8年

 3月11日がまたやってきました。あれから8年たったのですが、学校のある小高区の復興はまだまだ道半ばです。震災前は4つのそれぞれの学校で学んでいた子ども達が一緒に学習するようになってだいぶたちますが、やはり震災のことを風化させてはいけないという気持ちがこの時期は高まってきます。

 各教室でも先生方から震災のことについてお話があり、みんな真剣な表情で聞き入っていました。黙祷する時は手を合わせる子、心を込めて首を垂れる子、思い思いの姿で全員が命の大切さを考えていたようです。明日からまた力を合わせて、故郷をよりよくしていくための日常を送っていきたいと思います。

 

年長さんがやって来た

 小高幼稚園の年長組の2名が、小学校の勉強の様子を見学に来ました。1年教室では、道徳の学習の様子を見せてから、学校生活について教えてあげました。運動会や学習発表会、給食や鉛筆の使い方などいろいろなことを伝えました。次に、色板を使って図形を作りました。幼稚園の子もとても上手にできていて1年生も感心していました。勉強の楽しさが少しだけでも伝わっていれば大成功です。その後、2年教室で読み聞かせも披露しました。入学式までもう少しです。学校って楽しいところだということを伝えられて大成功でした。

 

年に一度のお楽しみ

 「休み時間」「体育」そして「給食」、小学生が学校で楽しみにしているベスト3です。本日は、その給食の中でもみんなが楽しみにしている「バイキング給食」でした。3階多目的室で全校児童と全職員、お世話になっている給食室の方々で楽しい一時を過ごしました。今回も作ってくださっている給食室の方々への感謝と、6年生と楽しく過ごすことを目的に実施しました。

 

 

 

 

 

 

 唐揚げやエビフライ、サラダやフレンチトーストといったみんなが大好きなメニューと共に、先日鹿児島県出水市のみなさんから支援していただいたもち米を用いて、おはぎも出ました。いろいろな方面に感謝の気持ちを持ちながら会食を行うことができました。

 

 

 

 

 

 

 2年生は、「あと4回もできる!」と喜んでいました。「中学校でもあるかもしれないよ」と話すと、喜び爆発でした。苦手な食べ物にも挑戦でき、いつもは少ししか食べられない子もたくさん食べられるバイキング給食、すてきなプレゼントです。

ケチャしてみました

 昼休みには教頭先生主催の打楽器体験教室が行われました。今回はバリ島のケチャをもとにした「ケチャックリズム」に挑戦しました。難易度ごとの4つのパートに分かれて「ケ」や「チャ」をリズムに合わせて発声します。各パートが合わさるとバリ島のケチャのように聞こえるのです。今日は、いつも元気な1~3年生が集まって楽しく・熱く演奏していました。最後に録音してもらったものを自分たちで聞いて、とっても満足した気持ちで音楽室を後にしていきました。音楽って楽しいですね。

あま~い=プチぷよ

 「うわっ、あまい!」1年生の一口目の感想です。今日の給食には鹿島区のカヤノキファームさんが作っている「プチぷよ」が出ました。この「プチぷよ」とは、水耕栽培で作られているミニトマトで、トマトが苦手という人でも美味しく食べられるものです。実際子ども達からも「わたし100個食べられる」「もうトマトはないの?」という声が聞かれました。地元南相馬の野菜のおいしさに、みんなビックリした給食の時間になりました。

 

盛り上がっていきましょう

 6年生を送る会が、「みんな、盛り上がっていきましょう!」という5年生の言葉から始まりました。今までの集会は6年生が中心となって企画・運営していたのですが、今回は5年生が中心となって会を作り上げてくれました。

 

 

 

 

 

 

 会では、6年生との触れ合いゲームをしてから、各学年からお礼の言葉を送りました。エールだけではなく、ダンスや演奏、クイズなど各学年が個性を発揮した発表になりました。6年生からは、お礼の言葉だけではなく、よさこい踊りが披露されました。短い時間でしたが、みんなの思いがお互い通い合ったイベントになりました。6年生と一緒に過ごせる時間は本当に少なりなりましたが、まだまだ思い出を作ったり、小高区4小学校の伝統を引き継いでいったりしていきたいです。

たのしい おはなしのへや

 今年度最後のおはなしのへやが開催されました。今回も、たくさんの図書ボランティアの皆さんが本の楽しさを伝えてくださいました。初めはみんな大好き「アニマル劇場」です。1年生もすっかり慣れて、らいおんくんや白くまくんの繰り広げる楽しいお話を聞きいりました。今回は、「きょうはなんてうんがいいんだろう」、「うどん対ラーメン」、「1と7」、「おおきなおおきな木」、「たべてあげる」「おしっこちょっぴりもれたろう」「オニのサラリーマン」落語絵本「ときそば」「ばあばは、だいじょうぶ」というたくさんのお話を聞かせてくださいました。6年生は今回が最後だと思いますが、たくさんの子がおはなしの部屋を通して本が好きになりました。ありがとうございました。そして、これからも小高の子ども達に心の栄養補給をお願いいたします。

 

「校歌を訪ねて」の撮影でした

 BS-TBSさんの「校歌を訪ねて」という番組の撮影が行われました。南相馬市内の学校も取材を受けている、震災復興に向けて頑張る東北の小中学校の校歌を紹介する番組です。

 本校は4校合同ということもあり、各校の校歌の一番だけを歌いました。卒業式も近いので、どの学年も練習を重ねていたので上手に歌うことができました。また、学校代表の子は、いろいろなインタビューも受けていました。5分間と短い番組ですが、どのように映るのか、今から楽しみですね。放映は5月~7月の予定です。詳しく分かりましたら保護者の皆様にもお知らせいたします。

今年1年間の成長を見ていただきました。

 3月1日(金)に、今年度最後の授業参観、PTA全体会、学級懇談が行われました。お忙しい中来校してくださりありがとうございました。子ども達も今年1年間の成長の足跡を見せることができ、大変喜んでおりました。

1年生 道徳科 「自分のわがままを見直す(かぼちゃのつる)」
 ◯ 「かぼちゃのつる」を通して、周囲の人と自分のことを考え、わがままをしないで生活しようとする態度を養うことができました。

2年生 道徳科 「自分のわがままを見直す(わがままな大男)」
  ◯ 「わがままな大男」を通して、自分を見つめ、わがままをしないで生活しようとする心情を育てることができました。

3年生 総合的な学習の時間 「調べたことを発表しよう」
  ◯ 『小高の農業』について、分かったことや考えたことをそれぞれが工夫して発表することができました。

4年生 社会科 「わたしたちの県~日本地図を広げて~」
  ◯ 各都道府県の特徴などをもとに、47都道府県の名称と位置を理解することができました。

5年生 外国語活動 「Unit9 Who is your hero?」
 ◯ 得意なことを伝える表現を知り、友達同士で話したり尋ねたりすることができました。

6年生 学級活動 「感謝の気持ちを伝えよう」
 ◯ 学習の成果を発表したり、おうちの方へ手紙を渡したりすることにより、今まで育ててくれたことへの感謝の気持ちを伝えることができました。