こんなことがありました

2021年3月の記事一覧

お弁当タイム(1日目)

 昨日が今年度の給食最終日でした。よって、金曜日と月曜日はお弁当の日です。

 本日は天候も良く、4年生と6年生は中庭でお弁当を食べていました。昨年の今頃はコロナ騒動の初期だったもので、6年生を送る会でできなかった出し物をこのお弁当の時間に見てもらったことを思い出されます。しかし、今年度はのんびりした気分でお弁当が食べることができていて、少しずつですが日常が戻ってきているのかという気持ちになりました。

 友達どうしで食べる姿、先生と一緒に食べる姿、「自分でお弁当を詰めてきたよ」と話している子もいて、給食とは違った食育の場と感じられます。次回の月曜日もお弁当の日です。平和な日々がこれからも続くことを願います。

 

99点

 来週の卒業式に向けて最初で最後の全体練習(予行練習)を行いました。例年でしたら数時間ほど練習をしてから予行を行うのですが、一発で行うのは初めてでした。コロナにより密を避けるということが一番でしたが、子どもたちの普段の様子から一発で決められるのではないかという期待と予感がありました。

 さて、イスを並べる時点から無言で整然と行動する1~5年生、この時点でうまくいくと確信できました。練習が始まるときちんとした態度の6年生、それを見守る在校生も整然としていて練習ながら感動を覚えました。練習の最後には、校長先生からお話をしていただき、99点の点数も付けていただきました。子どもたちからは思わず拍手も沸き起こり、こんな和やかな予行練習はめったにあるものではありません。呼びかけの言葉にもありましたが、「4校の思いを受け継ぎ」ということが自然とできている63名の子どもたちでした。23日当日は、100点目指して全員の頑張りが見られることでしょう。

 

 

今日も働く6年生

 15日(月)に愛校作業がありました。6年生がお世話になった校舎を綺麗にする活動です。6年生のみんなは、3学期に入ると自主的にさまざまな場所の清掃を行ってくれています。そこで今回は、校長室のトロフィーや盾などの埃を落とし、各校の資料室に移動するという作業を行いました。

 4つの小学校の先輩方が今までたくさんの表彰を受けていたことを改めて知り、歴史と誇りを感じていたようです。もうじき閉校を迎えますが、4つの学校の歴史と記憶はこれからもずっと続いていきます。6年生は間違いなく、小高の歴史・絆・気持ちをつないでくれる頼もしい存在に成長しています。

10 years

 10年目の3.11でした。

 業間に行われたリモート全校集会では、東日本大震災に対する追悼集会を行いました。校長先生から、震災当時の思いや、10年間の時の流れ、これからの小高区、福島県、東北のことについて話していただきました。また、14時46分には校内に残っている全員で、1分間の黙とうをささげました。

 現在の小学生は、当時はまだ小さかった子どもたち、まだ生まれていなかった子どもたちですが、みんな真剣に話に耳を傾けていました。いまだ復興半ばの小高の地に生活している子どもたちに、震災の記憶を伝えていくのは大切なことです。あれから10年、これから10年、まだまだ復興の道は続きます。

 

想い出がいっぱい

 まだまだ寒い日が続きますが、卒業式まで日々が残り少なくなってきました。

 本日は、6年生を送る会を行いました。今回も豆まき集会に引き続き、5年生が中心となって企画運営をしました。校長先生からのお話、各学年からの発表、プレゼント贈呈、6年生からのお礼の言葉と短い時間でしたが、盛りだくさんの内容でした。

 校長先生からは、1年前の今頃は未知のコロナウイルスが流行り出し、6年生を送る会ができなくなりそうだったことや、それにも負けずに現在の6年生が送る会を何とか行ったことなどが話されました。1年間以上もコロナウイルスに翻弄され続けてきたけど、その都度立ち向かっていった子どもたちの姿が思い出されました。

 各学年からは、歌やダンス、クイズや感謝の言葉など、6年生に対する感謝の気持ちが伝わってきて、寒い体育館を一気に温めてくれていました。各学年とも個性を生かして素晴らしいステージでした。

 6年生からは在校生に対するエールとダンスでした。4月からは新生小高小学校として1つの学校になってしまうのですが、4つの小学校で学んだことを誇りに後輩たちに伝統を伝えたいという気持ちが伝わってきました。

 そして素晴らしい会を作り上げた5年生を見ると、4月からも小高の子どもたちの躍進は続いていくことと、確信できました。