こんなことがありました

2017年11月の記事一覧

考えてみよう森林のはたらき

 今年も各学年ごとに森林教室が行われています。相馬地方森林組合の方々が学校に出向いてくださり、森林の大切さや木を使った工作を教えてくださっています。
 木に関するクイズでは、「針葉樹と広葉樹がありますが、イチョウはどっちでしょう?」というのがありました。イチョウは葉が黄色くなって落ちるのでみんな広葉樹と思っていましたが、実は針葉樹でした。ちなみに針葉樹のカラマツは落葉するのだそうです。
 木を使った工作はどの学年も楽しく作業することができました。簡単な工作で立派な作品になり、みんな喜んでいました。「早くお家の人に見せたい!」という声も聞かれたのでご覧になった保護者の方も多いのではないでしょうか。森や木について考えることができる貴重な時間になりました。









備えあれば憂いなし

 3回目の避難訓練を行いました。今回は大津波警報が発令されたという状況設定で、高台にある小高中学校への2次避難も行いました。本校は海岸から約3.6㎞ほどありますが、子ども達の安全を第一に考え、少しでも高台に避難できるような計画を立てております。
 今回の訓練では、全校児童が真剣な態度で参加することができました。中でも6年生が1年生の手をつないで避難する姿が見られました。「中学校までは遠かった」「ちょっと疲れた」という子ども達からの感想もありましたが、一度経験しておくことがどれだけ大切なのかも感じられたので、有意義な避難訓練になりました。

全校集会(たくさんの表彰)

 本日の全校集会はあまりにもたくさんの表彰があったために表彰のみになりました。「県の読書感想文コンクール」「地区の作文コンクール」「校内走ろう会」「ロードレース大会」「健康マラソン大会」「ハーフマラソン大会」「環境絵日記コンクール」など本当にたくさんの表彰がありました。小高区4小学校のみんなの頑張りが様々な方面で認められている結果です。
 これからも学習や運動の成果をたくさん発揮していければ素敵ですね。

サクスフォン4重奏の響き

 今年の小高区小中学校音楽祭は、宍戸吉由希さんを中心としたサックス4重奏の鑑賞でした。宍戸吉由希さんは南相馬市の出身で故郷でのコンサートになりました。
 ソプラノ、バス、テノール、バリトンの4種類のサックスを用いた素晴らしいハーモニーでした。「ソルベルク組曲プレリュード」のようなクラッシックから「サウンドオブミュージック」や「青春の輝き」のようなアップテンポなもの、ジブリメドレーのようなみんなが知っているものまで多種多様な曲を聴かしてくださいました。コンサートの途中には楽器体験のコーナーもあり、小学生も3名ほど体験させていただきました。
 子ども達からは、教室に帰ってきてからも、コンサートで聞いた曲や演奏者さんに対しての話題が出ていました。やはり本物に出会うと子ども達の心は揺さぶられるものです。









冬の小高の風物詩

 学習発表会終了後、PTAの厚生委員会を中心にイルミネーションの飾りつけを行いました。小高といえば、夏の火の祭りと並んで冬のイルミネーションも大変有名です。震災前から小高小学校と福浦小学校ではイルミネーションで校舎を飾り付けていて地域の方々の目を楽しませていました。仮設校舎で学習している間も脈々と受け継いてきたこのイルミネーションを、ようやく小高区の校舎で再現することができました。
 11月25日(土)17時から小高ふれあい広場で行われる区の点灯式と同日から,学校でも光のファンタジーが始まります。学校の近所にお越しの際はぜひご覧ください。