こんなことがありました!

出来事

達成!かなぶさっこ26人のパーフェクト!

 本校では、毎週水曜日に保健給食委員会を中心として、健康チェック(清潔チェック)を行っています。健康チェックでは、ハンカチ・ティッシュを持ってきているか、爪は長くないかをチェックしています。昨年から実施してきて、全校児童が片方の項目だけパーフェクトになった日はありましたが、両方の項目がパーフェクトになった日はありませんでした。けんこうだより「すくすく」の中でも、子ども達の健康チェックの結果をお伝えして、26人パーフェクトをめざそうとがんばってきました。
 そして、
 本日、かなぶさっこ26人全員が両方の項目でパーフェクト達成しました!

 2年間取り組んできて初めてのことなので、とてもうれしく感じます。また、26人がひとつになれたようにも感じます。これは、子ども達の健康への意識やおうちの方のご協力あってのものだと思います。
 今日だけでなく、これからも全員パーフェクト達成の日を増やしてほしいと思います。

一年間のがんばった成果を確かめよう

 本日と明日,南相馬市の学力テストが行われます。
 みんな1週間前から家庭学習チャレンジ週間に取り組んでいました。さらに冬休み中から復習に力を入れていたお子さんもたくさんいました。普段のワークテストは自信を持って取り組むことができるお子さんも,学力テストは別物のようで緊張しながら取り組んでいます。いつもは少ない人数の中での切磋琢磨ですが,このテストのようにたくさんのライバルがいると気分も高揚するようです。
 じっくりと一問一問解いている子ども,早めに終わって何度も見直しをしている子どもなどそれぞれですが,自分なりの全力を出そうと頑張る姿は素晴らしかったです。明日は算数です。今日の家庭学習も,頑張って欲しいと思っています。

「カルタ」の由来はポルトガル語

 冬の遊びといえば凧あげ,コマ回し,羽子板などありますが,一番人気はカルタ取りです。
 今年の小高区三校のカルタは,保健給食委員会が作成してくれた「よい歯カルタ」です。
 11月の歯磨きカレンダーで募集した作品の中から,20作品がカルタとなりました。金房小からも8つ選ばれています。くわしくは「ほけんだより1月号」を見てください。
 さて,初日の18日は4年生大会でしたが,昼休みの短い時間の中で大いに盛り上がりました。優勝者にはお年玉(ポケットティッシュ)も出て,みんなの笑顔がはじけていました。これから1,2,3年生大会も予定されていますので,歯の健康を考えながらの楽しいカルタの時間が続くことになりそうです。


〇↓3年生大会の様子(1/19)↓

〇↓1・2年生大会の様子(1/21)↓

スノーマジック

 朝起きたら一面の銀世界,スクールバスも遅れずに到着していつものような一日が始まりました。それでも子ども達の心は朝から窓の外の雪景色に釘づけでした。
 いよいよ業間の時間。15分間の休み時間の始まりです。みんなジャンバーや手袋を身に着けて校庭に飛び出しました。そして始まったのが雪合戦,雪だるまといった雪遊びです。降ったばかりなので校庭の砂が混ざってしまいましたが,みんな楽しそうに雪と戯れていました。ふだん外遊びが苦手な子もこの日ばかりは校庭で遊んでいました。「寒くて外に出たくない~」というセリフは何だったのでしょうね!まさに雪の魔法です。これからも何度か雪が積もることがあるかもしれません。浜通りの子ども達にとっては,とっておきのプレゼントになっています。

書き初めを掲示しています

 県の書初め展に出品するために,冬休みの課題でみんな一生懸命作品を書いてきました。上手にかけた2枚を選んで持ってきたのですが,中には自分だけでは選べずに何枚も持ってきたお子さんもいました。
 どの作品も努力の跡が見られ素晴らしいです。学校では賞はつけませんが,全員の作品を廊下に飾っています。送迎時にお時間があれば校舎内まで足を運んでぜひご覧ください。









仲間が増えました!

1月12日より金房小学校に新しい仲間が増えました。
6年生に女の子が一名転校してきてくれました。
群馬県に避難していたのですが,このたび金房小学校に戻ってきました。
これで金房小学校,総勢26名です。
一人でも仲間が増えるとみんな嬉しい気持ちになります。
あと49日間という時間ですが,楽しい思い出をたくさん作って卒業式を迎えてほしいと思っています。

3学期,決して短くないぞ!

 平成28年も金房小学校をよろしくお願いいたします。
 短くても充実した冬休みも終わり,いよいよ51日間の第3学期が始まりました。
 初日ということで2校時目に第3学期始業式が行われました。
 今回は鳩原小学校の宮武校長先生からお話をいただきました。
 校長先生からは,「干支」についての秘密を教えてもらいました。
 干支の「支」は十二「支」から来ていて,「干」は十干から来ています。
 十干とは甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸と続くもので,「甲」「子」園球場はこの干支から来ているそうです。
 今年は「丙申」だそうで,果物が熟してきてだんだん大きくなる年だそうだす。学校生活で言えば,昨年までの頑張りがもう少しで実を結ぶ年だといえるのだそうです。
 短いといわれる3学期も「3か月もある」と考えれば結構なことができると考えられます。そう考えて頑張っていきましょう,ということでした。
 児童代表の言葉は6年生の佐藤勇斗くんでした。勇斗君は冬休み中に算数となわとびの練習を頑張ったそうです。また,お泊りに行ったり家族で年越しをしたりして楽しみました。3学期のめあては,中学生に向けて「算数をがんばる」「体力をつける」「仲良くして楽しい思い出をつくる」だそうです。最高学年として立派に発表することができました。
 保健の先生からは,手洗いのやり方を教えてもらいました。
 福浦小学校からは,新たに図書の支援をいただいたことを伝えてもらいました。

3か月という時間を,大切にして今まで以上に充実させていきたいと思います。

校長先生からのメッセージ(二学期終業式)

 今日で平成27年度,第2学期が終わりですね。終わってみると長いようであっという間でしたね。
 さて,ここでいきなりクイズです。2学期は何日あったでしょうか?80日だったんですが,大雨で学校でお休みになったので,79日です。
 それでは,1学期は何日だったでしょうか?71日です。合わせると,150日です。ちなみに3学期は51日です。6年生にとっては,小学校生活も3学期を残すだけですね。
 2学期もたくさん勉強しましたね。教室での勉強だけでなく,いろいろと場所をかえて勉強もしました。そして,担任の先生だけでなく,たくさんの方々からたくさんのことを教わりました。そして励ましの言葉もいただきました。先週もリンゴをいただきましたね。チョコレートやクリスマスカード,給食のお野菜もいただきました。物をいただいただけでなく,音楽のプレゼントや昔遊びのプレゼントもありましたね。
 お父さん,お母さん,おじいちゃん,おばあちゃんたちや,学校の先生方だけでなく,日本や世界にはたくさんの方々が皆さんを見守ってくれていることを忘れないでください。そして,感謝の気持ち・ありがとうの気持ちも忘れないでください。
 さて,1月1日には,あいさつで「あけましておめでとうございます」といいますね。「あけまして」は,「年が変わって,新しい年になったこと」。「おめでとうございます」は,健康で新しい年を迎えられてよかったという意味ですね。
 昔は,人間は今のように80歳,90歳,100歳までと,長生きはできませんでした。いろいろなことがあったけど,何とか1年間家族みんなが健康で生活ができますようにと願う意味も「明けましておめでとう」には込められているんですね。
 冬休みには,いろいろな行事がありますね。身体に気をつけて,楽しい冬休みを過ごしてください。

安全・安心な街は税金でつくられていた!

 18日(金)に,6年生は租税教室を行いました。消費税ぐらいは知っている6年生でしたが,税金とは何のことで,何に使われているのかをはっきり説明できる子はいませんでした。それぞれの子がぼんやりとしたイメージは持ってますが,やはり難しい内容なのに加え,身近に感じる場面が少ないということもあり,とりつきにくい感じは持っているようでした。
 しかし,本日の租税教室では講師の先生が分かりやすくお話してくださりました。また,6年生でも身近に感じることができるようなアニメを上映してくださっおかげで,自分たちの身の回りにたくさんの税を感じる場面があることを知ったようでした。さらに,1億円分の模擬一万円札を持たせてもらい,お金の重量などにも触れることができました。
 小学生のうちから国民の義務である納税について知ることは,今後の人生において生きる力の基礎となるでしょう。ご家庭でも税金についてポジティブな話をしてくだされば子ども達が日本人としてより良い成長ができるのではないかと思います。

赤いリンゴに絆を感じた・・・

 17日(木)には,相双地方地域再生創造プロジェクト実行委員会などのご厚意により「絆りんご」を児童全員が頂きました。震災以降何度も聞いた「絆」という言葉ですが,5年近くたっても頑張り続けている小高の子ども達のことを忘れないでいてくれることが一番ありがたいことです。
 今回頂いた物は,リンゴの王様「ふじ」に黒い絆ステッカーを張って赤くさせなかったものです。黄色の美しい「絆」の文字が一つ一つに書かれていて,子ども達は自然と笑顔になっていました。「食べるのがもったいない」「初めて見たぁ」などの歓声も上がり,来てくださった方々との楽しい時間を通して,新たな絆が生まれていました。今夜の食卓ではきっとりんごを囲んで,ご家庭でも満面の笑顔がたくさんあふれたことでしょう。
 いつまでも忘れないでいてくれる方々への感謝の気持ちを忘れずに,これからも生活していきたいです。

史上最高の紙上バイキング作戦

 2学期最後の授業参観で,5年生は食育の学習を行いました。「健康に良い食事について考えよう」というめあてで授業を進めていきました。今回は給食センターの先生をお迎えして,専門家の見地を生かした授業となりました。
 はじめに,様々な料理の中から自分たちで選んで1食分のメニューをつくる「紙上バイキング」を行いました。みんな自分の好きなものを選んでメニューを作りとても楽しそうでした。
 そこからが勉強です!はじめに,自分の選んだメニューのカロリー計算をしました。なかには,4000Kcalを超えている子もいました。子どもが1日に取るべきカロリーは約2000Kcalですから取りすぎですね。さらに,給食は適切なカロリーにまとまっていて,野菜もたくさん入っているということを知り,みんな目から鱗が落ちました。
 さらに,渡部先生から主食・主菜・副菜のバランスやカロリーについての話を聞きました。この話を通して,自分が選んだメニューについて考えました。
 今回は授業参観ということで,保護者の方にはカロリー計算や食材を分類するお手伝いをしていただきました。何よりも一緒に食事について考えることができたのが一番でした。
 これからもバランスとカロリーに気を付けて,健康な生活をしていければ素晴らしいと思いました。

動物の謝肉祭&ふるさと

 芸術の秋の最後を飾ったのが30日に行われた「小高区小中学校音楽祭」です。今年は日本フィルハーモニー交響楽団のみなさんをお迎えして,「ようこそ!サン=サーンス園長の音楽動物園へ!」と銘打った素晴らしいコンサートを開催しました。
 プログラムは3部構成になっていました。第1部はモーツァルトの曲の演奏や子ども達が指揮者になる体験やピアノデュオによるジブリメドレーなどでした。第2部は,メインであるサン=サーンス作曲による動物の謝肉祭でした。中でも白鳥の部分はとても有名なのでみんな聞き入っていました。そして第3部は,みんなで歌おう♪ということで「Let It Go~ありのままで~」「ビリーブ」「ふるさと」の3曲を歌のお姉さんと共に楽しく歌いました。特に「ふるさと」では中学生が低音パートを美しく歌ってくれたおかげで最高に盛り上がりました。
 今回のように本物の音楽に触れる機会は,子ども達の情操教育にとってかけがえのないものになります。短い時間でしたが,美しい音色に包まれた経験は今後の心の成長に役立っていくことと思いました。

美しい学校です

 29日の日曜日には毎年恒例になっている,イルミネーション点灯式を行いました。金房小学校の本校舎のある小高区は,震災前からイルミネーションで街中が冬の夜景を美しく飾っていることで有名でした。現在は分かれて生活している小高の人々が故郷を忘れないようにとする意味も込めて,今でも仮設住宅や集会場,そして仮設校舎でもイルミネーションを飾っていてちょっとした冬の風物詩になっています。
 点灯式当日は,楽しいじゃんけんゲームやLEDライトを並べての光の文字,婦人会の方々によるとん汁の振る舞いなどがあり,みんなで小高区の復興を願う行事となりました。
 ここで生活していない方からすれば,プレハブで可哀想だなんて思うかもしれませんが,子ども達にとっては毎日通学している母校です。その自分たちの学校が日本一美しく光り輝くとなればうれしさ倍増です!みんなに自慢できる校舎に変身して,点灯したイルミネーションを見つめる子供たちの瞳も光り輝いていました。
 鹿島中学校の近くを通りましたら,ぜひご覧になってください。

はじめは緊張したけれど

 11月26日には3・4年生が特別養護老人ホームの「万葉園」へ,お年寄りとの交流にうかがいました。3つのグループに分かれてそれぞれのお年寄りに合った交流をしました。音読をしたりイラストを描いたり,紙芝居をしたり自分たちが計画してきたイベントを行いました。中にはお年寄りの方々にとって盛り上がらないものもあったようですが,お互い思いやりの気持ちで何とか乗り切ったようでした。うまくはいかなかったけれど,この部分が子供たちにとっては大きな勉強になったと思います。さらに少ない時間でしたが,肩もみや肩たたきをしてあげて大変喜ばれていました。
 次に,大きな食堂を借りて各学年の出し物を見てもらいました。
 3年生は素敵な音楽を,4年生は合唱とダンスを見てもらいました。どちらもお年寄りの方々には好評で,手拍子や掛け声などをいただきました。演じる側の子ども達の方がうれしくなってしまったようでした。
 最後に全員分のプレゼントを渡し,握手をしながら帰りました。
 3年生は初めての経験で,4年生は2度目の経験でしたが,やはり慣れない場所での交流は緊張するようで計画がスムーズには進まなかった部分もありました。それでも異年齢の交流のよさを感じることはできたようなので,大変有意義な時間になりました。鹿島区の方々とつながった交流会です。今後もぜひ継続していけたら素晴らしいと思いました。

やってみることが大切

11月19日(木)に、劇団風の子の方をお迎えし、昔の遊びを体験しました。小高小と三校の1・2年生が一緒に、お手玉・けん玉・こま回しをしました。初めに先生からお手本を見せてもらいました。先生の華麗なる技に大歓声の子どもたち。その後,時間を区切って全ての遊びを体験しました。,おそるおそる道具を手に持つ子,すぐに先生のやっていた技に挑戦した子,初めて経験する子も経験いている子も、思い思いに楽しんでいました。教えていただいた先生から「やってみることが大切。」という素敵な言葉もいただきました。「楽しかった。」終了後の子どもたちの笑顔はとても輝いていました。

心安らぐ木の香りにつつまれて

11月18日(水)に、1・2年生一緒に木工教室が開催されました。森林環境組合の方をお招きし、壁飾りを作りました。細かい、いろいろな形の木パーツを組み合わせて、思い思いの形を作って板に貼り付けました。教室中心が心安らぐ木の香りに包まれる中で、子どもたちは、楽しみながら作品を作っていたようです。完成した作品を見てみんなニッコリ。素敵な時間になりました。

「いただきます」「ごちそうさま」

 25日の全校集会で遠藤校長先生から「食べ物に感謝する日」についてのお話をしていただきました。この「食べ物に感謝する日」とは,じつは先日の三連休の最終日であった勤労感謝の日のことだったのです。農業がさかんな日本は、古くから収穫を祝う風習がありました。収穫物に感謝する大事な行事として大昔に始まった祭りの日を改められたものが「勤労感謝の日」になりました。
 さて,「いただきます」とは,「私が生きていくために動物や植物の命をいただきます」という意味であり,「ごちそうさま」とは,昔はお客さんを迎えるために走り回って獲物をとって御馳走していましたが,そのようなもてなしにお客さんが心から「ありがとう」の気持ちをあらわしたものだそうです。
 食事の時にはこのような意味を考えながら「いただきます」「ごちそうさま」を言って,食べ物のありがたさを感じてほしいというお話でした。
 25日からは朝食見直そう週間運動が始まりました。校長先生のお話を通して食に対する意識が高まりました。

木管五重奏がやって来た

 24日には3・4年生に木管五重奏を聞かせてくれるために東京から5人の音楽家の方々が来校してくれました。木管五重奏とは,「クラリネット」「フルート」「オーボエ」「ファゴット」「ホルン」という 5つの楽器を用いて音楽を奏でる形態です。はじめに,それぞれの楽器の特徴や音の出し方などを教えてくれました。マウスピースやリードといった部品を実際に見せてくださり,それらだけを用いて音を出してくれました。このマウスピースなどだけでは全く良い音はしないのに,楽器に装着するとすてきな音を出すことができるということに,みんな驚いていました。
 次に,アンサンブルについて教えてくれました。ファゴットから音の低い楽器に並びなおし,順番に音を重ねていって曲を演奏してくれました。楽器が一つ加わるたびにドンドン音楽が素敵になっていくことを実際に聞き,みんな感心していました。
さらに,音楽と物語のフュージョンについても教えてくれました。佐藤真紀子先生の「くるみわり人形」の物語の朗読と演奏を一緒に行うことで,まるで絵本のページをめくっているかのような幻想的な世界を見せてくださいました。
 最後におなじみの『Let It Go』を聞かせてくれ,アンコールではトトロの「さんぽ」を演奏してみんなで歌いました。
 教科書でしか見たことのないような楽器の演奏を実際目の前で見たり聞いたりすることはとても素晴らしい経験となりました。このような機会を作ってくださった方々に感謝するとともに,子ども達がこの経験を少しでも生かしていけたら素晴らしいことだと感じました。

4年生,パワーアップ大作戦

 19日(木)の5校時目に4年生向けの食育の学習を行いました。今回は原町第一中学校から栄養教諭の大友先生をお迎えして「自分の体のパワーアップ大さくせん」を行いました。学習内容は,6年生までに自分自身の体をどのようにしたいかをそれぞれが目標に立て,そうなるためにはどうすればよいのかを考えていくものです。
 今回4年生は,「背を高くしたい」「足は速く,体力をつけたい」「元気いっぱい元気な体」の3種類の目標を立てました。
この3つに対して,「運動」「生活・睡眠」「食べ物」の観点から様々な先生からお話をいただきました。例えば背を高くする運動は,バスケットボールやバレーボールなどジャンプをする運動をして骨に刺激を与えたり,成長ホルモンの分泌を促したりするとよいという話をしていただきました。また,「早寝」「早起き」「朝ごはん」を忘れずにということを保健の先生からしていただきました。そして,今回のメインである食事に関して,大友先生からお話をいただきました。食べ物にはそれぞれ体に必要な栄養素があるので,バランスの良い食事をすることによって「背を高くしたい」「足は速く,体力をつけたい」「元気いっぱい元気な体」すべてが良い方向になっていくということを教えていただきました。
 最後に自分自身のパワーアップ大作戦を考えました。みんなこの日に学んだことを取り入れて6年生までにどうなりたいのかを考えることができました。

自分の命を守るために

 20日(金)に,小高小学校と合同で避難訓練を行いました。今回は大きな地震の後に津波が来るという設定で訓練を行いました。
 子ども達は震災後からたくさんの避難訓練を行ってきましたが,今回も真剣な態度で訓練に参加していました。地震発生直後は机の下へ避難し,地震がおさまった後は無言で校庭へ移動しました。津波対策としての高台への移動では,6年生が1年生の面倒を見てあげるといった優しい心を見ることができました。
 二次避難終了後,小高小学校の校長先生と相馬地方広域消防鹿島分署の署員の方からお話をいただきました。「室内では歩き,外に出たら小走りで移動すること」「自分の命は自分で守れるようになること」「お家の方との連絡方法や待ち合わせ場所を決めておくこと」などを教えていただきました。教室に戻ってから,早速お家の方の携帯電話の番号をチェックしていた学年も見られました。ご家庭でも避難場所の確認や連絡先の確認などお願いいたします。

高齢者の気持ちになって

 17日の火曜日に3・4年生が介護教室を行いました。今回は,東電パートナーズ株式会社さんにお世話になりました。
 はじめにテキストを用いて「年をとると体や心はどうなるのか」「介護を必要とする人はどんな人か」「認知症とはどんな病気か」などの学習をしました。
つぎに,車いす体験や視野を狭くして活動する体験,足に重りをつけて歩く体験,左半身が動かなくなる体験などを行いました。
 子ども達は,これらの学習や体験を通して,高齢者になると今は全く困っていないような動きもなかなかできずに,大変であることをしみじみと感じていました。
 さらに高齢者に対して,「手伝えることは手伝いたい」「お年寄りに優しくする」というような心を育むことができました。頭ではわかっていることでも実際体験することによって実感が伴うようになりました。
 優しい心でこれからもお年寄りに接していってほしいと思いました。

今日の主役は,自分自身

 14日の土曜日は学習発表会でした。今までの練習を十二分に発揮し,どの学年も素晴らしいパフォーマンスを繰り広げました。1年生は小学生になって初めての学習発表会でしたが,日ごろの元気な姿を活かして堂々とした発表でした。2年生は昨年よりも一つお兄さんお姉さんになったということで,1年生をしっかりとリードしていました。3年生は7名という少ない人数でしたがそんなことを全く感じさせない素晴らしい劇を見せてくれました。4年生は,群読と演奏とダンスというシンプルな内容でしたが,元気いっぱいの姿を披露していました。5年生は,手話やダンスなど知・徳・体すべてを使った演技でした。そして6年生は,最高学年として発表会での一番の盛り上がりを見せてくれました。さすが6年生という声がたくさん聞かれました。
 このように,大勢の前で自分のことを表現する経験は,必ず大きな力になってきます。子ども達のさらなる成長が楽しみです。
 保護者の皆様におかれましては,お忙しい中子ども達への応援ありがとうございました。子ども達はみんな,お家の方々に見てほしいために一生懸命頑張っているのだなと思いました。今後も子ども達の学習活動に対しての応援や協力などお願いいたします。







本番が待ちきれない!

 水曜日には学習発表会の予行練習が行われました。どの学年も本番さながらの熱の入った演技や演奏を披露していました。「輝け!今日の主役は,自分自身」というスローガンの達成を目指して一人一人が自分の役割を一生懸命にこなし,学年全員で作り上げる作品をより良くしていこうという気持ちが感じられました。
 多くの子が先生から言われたことだけをするのではなく,自分自身で工夫した動きやセリフの言い方などを使って伝えようとしています。土曜日の本番には予行練習以上の張り切りぶりで素晴らしい発表会になっていくことと思います。保護者の皆様に,「来てよかった」「なかなかやるな!」などという感想を持っていただけるような発表ができるよう,精一杯頑張っていきたいと思います。

やさしい心で使おう

 11月は「いい〇〇の日」がたくさんありますが、10日は「いいトイレの日」です。学校のトイレは、月交代で子ども達が清掃しています。汚れがあっても、みんなが気持ちよく使えるようにとキレイに清掃しています。清掃用具入れの中もキレイに整頓されているので、清掃担当以外の児童が使おうとした時に「清掃用具入れの中もキレイで、清掃用具を気持ちよく使うことができた」という声もありました。
 先日、保健給食委員会の活動でポスターを作成したところ、トイレの使い方について、ステキなポスターができたので紹介します。みんなが気持ちよくトイレを使うことができるように言葉をひとつひとつ考えました。

「やさしい心で使おう」
トイレを使う人も、清掃する人もやさしい心を持ってほしいですね。どんな場所であっても、大切にしたい心です。


心のこもった歯みがきカレンダー

 6日の読書タイムの時間に、11月8日の「いい歯の日」にちなみ、保健給食委員会児童による「歯に関する紙芝居」の読み聞かせを行いました。紙芝居は司書の先生に南相馬市立図書館や学校の図書館から学年に合ったものを選んでいただきました。聞いているみんなも真剣に耳を傾けるなど、練習の成果が出せたように思います。
 また、9日より「歯みがきカレンダー週間」になります。みなさんご存じのように、歯みがきカレンダーは、保健給食委員会の児童がイラストを描いて作成しています。ねらいは、ただ単に歯みがきしているか調べるためだけではありません。一番のねらいは、健康のために適切な歯みがきの習慣の定着にあります。さらに、こんな思いもあります。
読み聞かせの発表の際の委員長・副委員長のメッセージです。
「歯みがきカレンダーは、みなさんにしっかり歯みがきをして、歯みがきの大切さをしってもらうため、むし歯にならないように全部の歯をきれいにみがくためのカレンダーで、心をこめてつくっています。毎日食事の後に歯をみがいて歯みがきカレンダーをぬりましょう。歯は一生使うものなので大事にしましょう。そのためにも、しっかり歯をみがきましょう。」
 11月8日のいい歯の日をとおして、自分の歯の健康について見直し、考えるきっかけとなればと思います。

祝・全員完走!

 5日木曜日は校内マラソン大会でした。晴天のもと,みんな元気に大会に参加しました。
 1・2年生は600m,3・4年生は1200m,5・6年生は1800mを走りました。今年は2年ぶりに路上を走ることができるようになり,マラソン大会という気分も盛り上がりました。
 入賞を狙う子,自己ベスト更新を狙う子,絶対歩かないで走りぬこうとする子…各自それぞれのめあてを立てて今日の日を迎えました。そして,各レース共に素晴らしい記録が出ただけではなく,全員完走したということが素晴らしかったです。苦しい道中だった子も,きっと自信につながったことと思います。

自分を大切にする つよい心

 28日に相双保健福祉事務所から薬剤師の先生をお迎えして、5・6年生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。
 薬物使用により、①健康②成長③自由④未来を失ってしまうことがわかりした。薬物は、自分たちにはあまり関係のない問題のように思いがちですが、福島県内での検挙率も高いそうです。また、薬物乱用と合わせて、処方薬の飲み方や飲酒・喫煙の害についても学習しました。子どもの飲酒・喫煙は犯罪なので、気をつけてほしいというお話もお聞きしました。
 児童の感想では、
  ・薬物は外国の問題で、日本は大丈夫だと思っていたから、びっくりした。
  ・薬物乱用や犯罪に巻き込まれないように、自分を大切にしたい。
  などの感想がありました。
 いろいろな情報があふれ、誘われる場面も多く、薬物は身近にある危険な問題です。きちんと断る強い心を持ち、自分を大事にすることが大切です。これからの生活のなかで生かしてほしいと思います。

リコーダーにうっとり

 28日に,1年生から4年生までを対象に「ゆめはっとアウトリーチ事業 太田光子のリコーダーミニコンサート」が開催されました。
 太田先生は様々な時代の,様々な大きさのリコーダーを持参してくださり,説明を加えながら素敵な音楽を聞かせてくださいました。リコーダー=RECORDERの語源は小鳥のさえずりという言葉から来ているそうです。
 また,リコーダーは大きく分けて,中世,ルネッサンス,バロックといった三つの時代に分類されるそうで,大きさも手のひらサイズのものから2メートルを超すものまであるそうです。また,リコーダーの茶色の部分は木製で,白い部分はなんと象牙製なんだそうです。これには子ども達がみんな驚いていました。
 本日は,「イギリスの夜鳴きウグイス」,「トリスタンの嘆き」,「婚礼のためのソナタ ト短調」,「『ああ、お母さん聞いて』の主題による変奏曲」という,リコーダーのそれぞれの時代に関係する4曲を演奏してくださいました。
 みんな初めて聞く曲も多かったのですが,リコーダーの綺麗な音色に魅了されていました。自分たちが学校の授業で使っている楽器で,このようなきれいな音楽が演奏できるという事実にただただ感激していました。これからの音楽の学習にかなりの刺激になったことは間違いありません。

美しい春に向けて~栽培活動

 21,22日にかけて学年ごとに栽培活動を行いました。一人一鉢運動,プレゼント用の鉢,道路沿いのプランターと様々な場所に花を植えました。ビオラとパンジーを植えたのですが,どちらもこれから来る厳しい冬に耐えて春には満開の花を咲かせます。毎年のことですが,植物の持つ力はすばらしいと感じます。乾燥にだけは弱いようなので水やりだけは忘れないようにしなくてはなりません。園芸委員会のみなさんに頑張ってもらうことにしましょう!





カレンダーのひみつ

 今週の全校校朝の会では,鳩原小学校の宮武校長先生からのお話がありました。
 子ども達は,宮武校長先生のお話を通して,カレンダーのひみつを教えていただきました。説明に使った写真を載せておきますが,カレンダーにはどの数字でもよいのですが,ある数字を中心にした周りの8つの数字をよく見ると不思議なことがありました。19を中心にみて,縦,横,斜めの数字を足してみるとどのペアも同じになります。この写真で見ると,11+27=38,18+20=38,12+26=38…のようになります。さらに,この38を2で割ると中心としていた19になります。しかもカレンダーのどの部分でも,どの月でやっても同じになります。
 このように,身近な数字もよくみてみると,不思議な発見がたくさんあるということを教えていただきました。算数などへの興味が高まるお話です。
 小高区3校は3人の校長先生から様々なお話を聞けるという素晴らしい部分もあります。

十人十色 MY HERO


先日配布した健康だよりすくすく№3で募集した食事の赤・黄・緑にちなんだカナブサレンジャーのぬり絵が集まってきました。見本にならってぬったもの、好きな色でぬったもの、アレンジしてマントや耳があるもの、同じものはありません。まさに十人十色です。みんなちがって、みんないい。(もう少し大きな画像が特別企画のコーナーにあります)





森林(もり)と友達になろう

 10月14日は,3・4年生が森林環境教室を行いました。林業組合の方が木のことや釘の打ち方などを教えてくださいました。
 今回は植木鉢やプランターを置くためのおしゃれな入れ物を作成しました。初めに,半分に切られた丸太を特殊な釘で接続しました。二つの丸太を押さえつけながら接続するのが結構難しく,友達同士協力している姿が見られました。次に底板を挟み込み,サイドに4枚の板を打ち付けました。釘穴が初めから開いていたので簡単そうに見えたのですが,釘の頭が丸かったため多くの人がまっすぐに打ち込めず苦戦していました。図工の時間に釘打ちはしているのですが,本格的な作品を作るのは初めてなので,大変そうでした。それでも何本か打ち込んでいるうちに金づちの扱い方にも慣れてきて楽しんで工作していました。
 完成した作品は市販品と見間違うばかりの出来栄えで,みんな満足していました。これから冬に向かってお花の季節ではないかもしれませんが,春に咲く花の球根を植えてみるのもよいかもしれません。
 子ども達は今回の活動を通して,木の持つ温かさや素晴らしさを少しは理解できたのではないでしょうか。

動物〇×クイズ

 10月13日は集会委員会の〇×クイズが行われました。1年生から6年生までたくさんの人が集まって,楽しいひと時を過ごしました。
 集会委員会のみんなは,この日に向かって休み時間を自分たちの仕事に振り替えながら準備を続けてきました。みんなのために活動しようとする心が育っています。
 今回は2回戦行われたのですが,1回目が4年生の男子,2回目が5年生の女子が優勝しました。問題の多くが動物に関する問題だったので,普段から図鑑を見たり,実際に動物と触れ合ったりしている人の方が強かったのかもしれません。今後も楽しい集会に期待です。

 〇×クイズ問題一覧
1 レッサーパンダは1日の半分は木の上で休んでいる。・・・〇
2 うさぎには,耳の長いやつと短いやつがいる。・・・〇
3 アザラシは,「海豹」と書く。・・・〇
4 ドングリは20種類以上である。・・・×
5 今の一年生は,丑年の人がいる。・・・〇
6 コウモリは鳥である。・・・×
7 あごひげアザラシはいる。・・・〇
8 チンパンジーは鳥を食べる。・・・〇
9 象の歯は生え変わる。・・・〇
 集会委員会のみなさんは,専門的な内容の問題を作ってくれました。楽しみながら勉強することができました。

嫌いな野菜が、いつか好きになりたい

 13日に学校栄養職員の先生をお招きして、2年生で食に関する学習を行いました。学習内容は「野さいを食べよう」です。その日に食べた給食で使われている野菜を実際に見て、触って、においをかいでみました。普段何気なく食べている野菜も、知っているようで、実は名前やもとの形を知らないものもあるんだなと気づきました。野菜には、元気に生活するために大切なはたらきがたくさんあること、よくかんで食べることが大切だということがわかりました。
 子ども達の感想を見ると、「きらいなやさいも少しずつ食べて、すきになりたい」「給食をのこさないで食べたい」などの感想がありました。これから、いろんな野菜を食べてより良い健康につなげていければと思います。

NEW HERO! カナブサレンジャー!

 本日、金房小健康だより「すくすく№3」を発行しました。夏休みから9月までの健康への取り組みなどを紹介しています。ぜひ、ご家族でごらんください。
 また、今まで5校PTA夏祭りなどでお見かけした方もいらっしゃるとは思いますが、「すくすく№3」にて金房小の体操着を着た戦隊ヒーロー「カナブサレンジャー」がお披露目です。実は、このカナブサレンジャーのイラストはぬり絵になっています。色は、赤・黄・緑になっていますが、好きな色でぬってオリジナルヒーローをつくってもかまいません。子どもたちがぬったオリジナルの「カナブサレンジャー」は、今後このホームページで紹介したいと思います。オリジナルの「カナブサレンジャー」ができたら、保健室まで!みなさんのオリジナルの「カナブサレンジャー」をお待ちしています。

あそぼうタイムで体力づくり

 体育委員会主催のあそぼうタイムも2回目を迎えました。今回の予定は,3・4年生が「どーんじゃんけん」とサッカーでした。支援でいただいたサッカーゴールを設置して,自分たちの運営で進めました。今回は6年生は周りで見守ってくれていて,当番の4年生が会を進めました。初めは不安そうな表情だった4年生も,6年生が周りにいてくれるというだけで安心して進行することができました。
 初めにサッカーから始めたのですが,サッカーのスポ少に入っている子が1名だけなのと体育の学習でサッカーをやっていないということで,みんなでボールに集まって蹴り合うというサッカーになりました。至近距離のため,友達が蹴ったボールがお腹にあたってしまったり,ちょっと強く蹴ると誰もいない場所がたくさんあるので,すぐにラインを割ってしまったりしていましたが,みんな楽しく体を動かしていました。少しはサッカーに興味を持ってくれた感じがします。ちなみに「どーんジャンケン」はサッカーが盛り上がりすぎたため,できませんでした。
 今後も「あそぼうタイム」はたくさん予定されていますので,外遊びの楽しみを伝えていければと思います。

ぐりとぐらと読書の秋

 10月5日の全校集会では,遠藤校長先生から,読書の秋についてのお話をしていただきました。
 校長先生は先日,いわき市立美術館で開催されている「ぐりとぐら展」を見てきたそうで,そこでの体験をもとに読書の大切さや楽しさを伝えてくださいました。
 校長先生からは,厚い本や、文字がたくさん書かれている本だけがすばらしい本ではなく,『ぐりとぐら』のような絵本は、絵と文字で読者にたくさんのことを語りかけてくれる,素晴らしい本だというお話しもいただきました。

 そして,高学年の人が絵本を読んでみると,小さい頃に感じたことと違う感じ方をするので,何歳になって読んでも新たな発見があるものだということも教えてくださいました。

 「ぐりとぐらの1年間」という本の10月のページでも,主人公たちは絵本を読んでいます。学校では図書委員会の皆さんが中心となって10月13日から10月30日まで、「読書週間」を行うので,これを機会にたくさんの本に親しんでほしいと思います。

全校集会では,夏休み中に頑張った理科作品展の表彰も行われました。

お兄さん,お姉さんと遊んだよ!

 体育委員会の新企画,「あそぼうタイム」が今日から始まりました。
 この企画は,全校生が楽しく運動できるように体育委員会が企画運営するものです。
 第1回目は1・2年生が転がしドッジボールに挑戦しました。4~6年生の運動委員会のみんながボールを転がして1・2年生にぶつけました。初めは手加減をしていましたが,思いのほか1・2年生の動きがよいので力いっぱい転がしました。そのスピードに戸惑っていた1・2年生でしたが,次第に歓声を上げながら動き回っていました。
 ボールに当たって,外野に出てしまった1・2年生にもボールを投げさせてあげるとさらに喜んでいました。普段はなかなか外遊びをしない子もこのような企画があると喜んで外遊びをします。これからも,体育委員会の企画をきっかけに,体力の増進ができることを願っています。

食べ物のひみつ

 29日に、学校栄養職員の先生をお招きして、1年生が食に関する学習を行いました。内容は「すききらいしないでなんでもたべよう」です。その日の給食の献立の材料を赤・黄・緑のグループにわけて、それぞれのはたらきを学習しました。加工食材の赤・黄・緑のグループがわからない時は、元の姿を考えるのですが、「油揚げは何からできているんだろう」、「さつま揚げは何からできているんだろう」と不思議そうに考えていました。いろんな予想をしましたが、その答えを知ってびっくりしました。また、食べ物はいろんなはたらきをしていることから、好き嫌いはよくないとわかりました。その日の給食では、嫌いなものに挑戦する様子や残さず食べようとする様子が見られました。これからも、好き嫌いせずに、なんでもおいしく食べてほしいです。

楽しく運動できました

 9月29日(火)に,全学年対象で「児童生徒の健康を守る安心安全対策事業」を行いました。この長い名前の中身は一体何だということですが,福島の子ども達に元気に運動をしてもらいたいという中身の出前講座です。
 今回は日本体育協会に所属している安齋先生から,身近な道具を使って楽しく運動をする方法をいろいろ教えていただきました。安齋先生の準備運動は,ラジオ体操のような運動だけではなく,腕を逆向きに回したり,シャドウボクシングを取り入れた運動など,楽しみながら体を動かすものとなっていました。
 ジャンケンを取り入れた運動では,ペアになって足ジャンケンをしたり,ジャンケンのたし算をしたり,様々なバリエーションを教えていただきました。
 タオルやボールを使った運動では,真上に放り投げて手拍子をしてキャッチしました。これはボールをコントロールする力が遊びながら身につくのだそうです。
 ボールを転がして,体の様々な部分でキャッチする運動では,反射神経と瞬間的な思考力を鍛えました。
 子ども達は,楽しみながら様々な力を鍛えることができていました。
 今後の体育の学習や休み時間の遊びなどに取り入れていきたい技がたくさんありました。短い時間でしたが,とても有意義に過ごすことができました。





自分で選ぶ「食」

 25日に学校栄養職員の先生をお招きして、6年生が「食品添加物」について学習を行いました。私たちの身の回りの食品には食品添加物が含まれており、さまざまなはたらきをしていることがわかりました。子ども達は、自分が持参したおかしの空き箱などから、普段あまり見ることのない食品表示の欄を観察し、自分の身近でも食品添加物が使われていることを実感していました。また、食品添加物のとりすぎで考えられる体への影響も学習しました。子ども達の感想では、
・これからは自分で食品表示を見て、少ないものを選ぶようにしたい。
・食品添加物の多いものをたくさん食べないようにしたい。
 など、学習したことを生活の中で生かそうとしていました。食品を選ぶ時に今までは値段や味しか考えていないようでしたが、自分で考えて食品を選択することができればと思います。

木のプロに学ぶ!木製折りたたみイスづくりに挑戦!


 9月25日(金)の3・4校時に、5・6年生が森林環境学習で、「木製折りたたみ椅子」作りに挑戦しました。森林組合の方4人が来校し、丁寧に作り方を教えてくれました。木材を組み合わせてボルトを締めるときには、悪戦苦闘の様子も見られましたが、締め方のコツを教えてもらうと、なるほどと自信を持って取り組むことができました。中には、木材の組み合わせを間違え、やり直すお子さんもいたようですが、周りの友達に助けられ頑張ることができました。釘を上手に打って完成すると、さっそく椅子に座ってみたり、出来栄えに満足したりする姿がみられ、微笑ましく感じました。
 椅子の製作後に、森林組合の方に、「この地域には、何種類ぐらいの木があるのですか」「一番大きい木は、何ですか」などと6年生を中心に質問をしました。約400種類の木があること、杉の木が大きくなること、樫の木は固く、金づちの柄になっているなどの答えを興味深げに聞いていました。
 手作り椅子の自信作を家に持ち帰ったと思います。どうぞ椅子の出来栄えをほめてあげてください。将来大工さんを目指すお子さんも出てくるのではないでしょうか。

うみの杜水族館へ

 1~4年生は,秋の遠足で仙台うみの杜水族館に行ってきました。南相馬市は雨模様だったのですが,仙台市は曇りで雨に降られずに見学を行うことができました。
 7月中にできたばかりの施設なのですが,数名の人は既に行ったことがありました。しかし,ほとんどの子は初めて訪れたのでとても楽しみにしていたようでした。
 はじめに記念撮影を行ってから,館内の展示されている魚をたくさん見ました。大きな水槽の中には子ども達が興味を示すサメやエイなどが優雅に泳いでいました。マンボウは多くの子が足を止めてじっくりと観察していました。
 お昼はイルカとアシカのショーを見ながらお弁当を食べました。特に大きな体のイルカがジャンプしたり回転したりする姿は迫力があり,みんな拍手をしていました。
 昼食後は,うみの杜ビーチで実際に中に水に入って、地元の海で見られるアメフラシやイトマキヒトデ、ドチザメなどと触れ合っていました。また,別な場所ではペンギンと触れ合っている子もいました。
 子ども達はみんな,普段見ることのできない生き物を見たり触れ合ったりすることで,様々なことを感じたことと思います。今日の体験を今後の学校生活にも生かしてほしいと思います。





ゴミの少ない街へ

 17日(木)に4年生は,クリーン原町センターへ見学に行きました。
当日は雨模様でしたが,センターの方々からごみ焼却とリサイクルについて説明をしていただきました。
 リサイクルでも焼却でも,決められた物以外を入れられると困ってしまうということでした。空き缶もそのまま出してもらえれば資源ですが,缶の中にタバコやごみなどが入っているだけでゴミになってしまうそうです。また,ごみの捨て方の決まりを守ってもらわないと,焼却作業が止まってしまったり,焼却炉が壊れたりすることもあるそうです。
 ペットボトルが衣服になったり,アルミ缶は溶かされて再びアルミ缶になったりしていくことを知って,リサイクルへの気持ちが高まったようです。南相馬市からゴミが少しでも減るように,一人一人が気を付けていきたいものです。

かぜひきさんが増えています!

 2学期が始まり、2週間がすぎました。夏休みの暑さから一転、涼しい日が続いています。夏休みから学校への生活リズムの変化や気温の変化から、体調を崩す児童も増えています。
 こんな時こそ、2学期の始業式での「早寝・早起き・朝ごはん」の話を思い出してほしいです。「早寝・早起き・朝ごはん」は、体を菌やウイルスから守るはたらき菌やウイルスと戦うはたらきを強くしてくれます。手洗い・うがいを行えば、さらに効果的です。
 しっかりと体調をととのえて、毎日元気に生活してほしいと思います。

【よいこ戦隊 元気レンジャー編】


ようこそ先輩!②「職場体験」

 8日,9日の両日に小高中学校から本校の卒業生が職場体験に来ました。4年生教室を中心にして,学校の仕事の一端を経験しました。今回は金房小出身の女子が1名,鳩原小学校出身の男子1名,女子1名の合計3名で,母校でもあるこの仮設校舎に再び学びに来てくれました。
 初めに感じたのは,とっても挨拶が素晴らしいということです。中学生ともなると大きな声など出さないものだと思っていたのですが,良い意味で裏切られました。小学生の方が元気がないぐらいでした。ぜひ学びたい姿でした。
 職場体験ということで,算数での丸付けや一緒にバスケットボールをやってくれたり,休み時間も一緒になって遊んでくれたりしていました。時には,混ざれないでいる子に声をかけたり,同じ目線で話をしてあげたりする姿もありました。本当に素晴らしい心で後輩でもある小学生に接することができていました。将来素敵な先生になってくれると思いました。
 現在このようなキャリア教育が重視されています。小学校もその一端を担えたのは喜ばしいことでした。小高区,金房学区の未来は,やはりこのような子ども達が作っていってくれるのだなと感じさせてくれる事業でした。
 小高中2年生女子(金房小出身)の感想
 今回の職場体験では,とてもいい体験をさせてもらいました。学級のみんな,先生方,それに全校生と仲良くなり,2日間楽しく過ごすことができました。みんな元気がよく,明るいのですぐその雰囲気に慣れました。
 2日間授業を参観したり,担任の先生の補助をしたりもしました。
 みんな,とても優しく面白かったので,2日間が短く感じました。たくさんの思い出を作ってくれた4年生に感謝です。ありがとうございました。

ようこそ先輩!①「出前授業」

 小高工業高校3年生6名と引率の先生2名が、6学年の総合的な学習の時間に出前授業をしてくださいました。2学期の大きな単元である「身の回りの環境に目を向けよう~クリーンなエネルギーについて考えよう~」の学習が始まったばかりです。地球にやさしい電気をおこすための仕組みや方法を、高校生自らが製作した器具を使って、小学生にもわかりやすく説明してくれました。相手が小学生とあって、話し方や話す内容を吟味し、練習を重ねて本番を迎えたとのこと。さすが高校生、頼もしい限りです。6年生も、高校生の話に身を乗り出して聴き入っていました。様々な実験も大変興味深く,授業終了後に自由に実験させていただいたのも小学生にとっては大変素晴らしい経験になりました。
 この日は、ちょうど小高中学校の2年生3名が「総合的な学習の時間」の一環として職場体験学習に来ており、この時間は、小学生、中学生、高校生が同じ部屋で学習するというとても微笑ましい雰囲気に包まれていました。
 「限られたエネルギーを大事に使ってください。」授業の最後に、高校生からいただいた熱いメッセージです。東日本大震災を経験した6年生、中学生、高校生にとって大変重い、心にしみわたるメッセージでした。

口の中がキレイキレイ

 月曜日の全校集会で歯の表彰を行いました。4月の歯科検診で治療していないむし歯がなかった人が「歯ッピー賞」,治療勧告を受けてきちんと治した人が「がん歯り賞」を受賞しました。
 何年も連続して虫歯の無い人もいますし,むし歯のまま放置している人もいます。むし歯は自然には治りません。初期のむし歯はそんなに痛くないので放置してしまいがちですが,早い方がそんなに削らずに治るので,時間を見つけて治療することをお勧めします。
 乳歯のむし歯であっても、生え替わる永久歯の形成に影響を与えます。特に永久歯は大切なのですぐに歯医者に行って欲しいと思います。今後も,なるべくたくさんの人に賞状をわたしたいと思いますので、治療が終わりましたら学校へお知らせください。
 丈夫な歯でおいしく食べることが健康への第一歩です。

みんな大好き水泳学習

 昨日からの好天が続き,3~6年生は2学期最初の水泳学習を行うことができました。本来ならば2回目が水泳記録会なのですが,近頃の悪天候が続いている様子から本日記録をとりました。
 体の成長とともに夏休み中の練習の成果も発揮され,みんな良い記録を出すことができました。もちろん水温も気温も夏休み中よりは低く,水に入るのをためらってしまう感じでしたが,元気に自分の目標に向かってチャレンジする姿は立派でした。記録をとった後は時間が少しだけ余ったので,自由に練習することもできました。そこでもみんな元気に水中で体を動かしていました。
 来週最後の水泳学習が予定されています。急速に秋に向かっているのですが,何とかプールに入れたらと願っています。

雨続きの中で

 2学期になってから天候のすぐれない日が続いています。雨のため,校庭もぬかるんでしまい外で遊ぶことができずに元気が有り余ってきています。
 そこで毎週火曜日は業間体育ということで,体育館で運動身体づくりプログラムを行いました。体育以外では久しぶりに体を動かすことができました。
 新しい運動身体づくりプログラムとは,
福島県教委が平成18年に作成した小学生向けの「運動身体づくりプログラム」を改訂したものです。原発事故の影響を受け、戸外での遊び時間が厳しく制限されたり、体育などで運動場が使えなかったりしたなどで、子どもたちの体力は低下し、肥満傾向が高まりました。そんな状況を改善しようとつくられたものです。
 メニューは
   ①スキップ →②イヌ走り→③カニ走り→④カエルの足打ち→⑤ウサギ跳び→⑥カンガルー跳び→⑦アザラシ歩き→⑧バック走→⑨クモ歩き→⑩クロスステップ→⑪投運動 となっています。今回は全校生ということで,バック走と投運動を除いた運動をしました。短時間ですが体中を使うプログラムになっていますので,みんな汗をかきながらしっかりと運動できました。
 それにしても,そろそろ太陽の姿を見たいものです。