こんなことがありました!

2015年9月の記事一覧

お兄さん,お姉さんと遊んだよ!

 体育委員会の新企画,「あそぼうタイム」が今日から始まりました。
 この企画は,全校生が楽しく運動できるように体育委員会が企画運営するものです。
 第1回目は1・2年生が転がしドッジボールに挑戦しました。4~6年生の運動委員会のみんながボールを転がして1・2年生にぶつけました。初めは手加減をしていましたが,思いのほか1・2年生の動きがよいので力いっぱい転がしました。そのスピードに戸惑っていた1・2年生でしたが,次第に歓声を上げながら動き回っていました。
 ボールに当たって,外野に出てしまった1・2年生にもボールを投げさせてあげるとさらに喜んでいました。普段はなかなか外遊びをしない子もこのような企画があると喜んで外遊びをします。これからも,体育委員会の企画をきっかけに,体力の増進ができることを願っています。

食べ物のひみつ

 29日に、学校栄養職員の先生をお招きして、1年生が食に関する学習を行いました。内容は「すききらいしないでなんでもたべよう」です。その日の給食の献立の材料を赤・黄・緑のグループにわけて、それぞれのはたらきを学習しました。加工食材の赤・黄・緑のグループがわからない時は、元の姿を考えるのですが、「油揚げは何からできているんだろう」、「さつま揚げは何からできているんだろう」と不思議そうに考えていました。いろんな予想をしましたが、その答えを知ってびっくりしました。また、食べ物はいろんなはたらきをしていることから、好き嫌いはよくないとわかりました。その日の給食では、嫌いなものに挑戦する様子や残さず食べようとする様子が見られました。これからも、好き嫌いせずに、なんでもおいしく食べてほしいです。

楽しく運動できました

 9月29日(火)に,全学年対象で「児童生徒の健康を守る安心安全対策事業」を行いました。この長い名前の中身は一体何だということですが,福島の子ども達に元気に運動をしてもらいたいという中身の出前講座です。
 今回は日本体育協会に所属している安齋先生から,身近な道具を使って楽しく運動をする方法をいろいろ教えていただきました。安齋先生の準備運動は,ラジオ体操のような運動だけではなく,腕を逆向きに回したり,シャドウボクシングを取り入れた運動など,楽しみながら体を動かすものとなっていました。
 ジャンケンを取り入れた運動では,ペアになって足ジャンケンをしたり,ジャンケンのたし算をしたり,様々なバリエーションを教えていただきました。
 タオルやボールを使った運動では,真上に放り投げて手拍子をしてキャッチしました。これはボールをコントロールする力が遊びながら身につくのだそうです。
 ボールを転がして,体の様々な部分でキャッチする運動では,反射神経と瞬間的な思考力を鍛えました。
 子ども達は,楽しみながら様々な力を鍛えることができていました。
 今後の体育の学習や休み時間の遊びなどに取り入れていきたい技がたくさんありました。短い時間でしたが,とても有意義に過ごすことができました。





自分で選ぶ「食」

 25日に学校栄養職員の先生をお招きして、6年生が「食品添加物」について学習を行いました。私たちの身の回りの食品には食品添加物が含まれており、さまざまなはたらきをしていることがわかりました。子ども達は、自分が持参したおかしの空き箱などから、普段あまり見ることのない食品表示の欄を観察し、自分の身近でも食品添加物が使われていることを実感していました。また、食品添加物のとりすぎで考えられる体への影響も学習しました。子ども達の感想では、
・これからは自分で食品表示を見て、少ないものを選ぶようにしたい。
・食品添加物の多いものをたくさん食べないようにしたい。
 など、学習したことを生活の中で生かそうとしていました。食品を選ぶ時に今までは値段や味しか考えていないようでしたが、自分で考えて食品を選択することができればと思います。

木のプロに学ぶ!木製折りたたみイスづくりに挑戦!


 9月25日(金)の3・4校時に、5・6年生が森林環境学習で、「木製折りたたみ椅子」作りに挑戦しました。森林組合の方4人が来校し、丁寧に作り方を教えてくれました。木材を組み合わせてボルトを締めるときには、悪戦苦闘の様子も見られましたが、締め方のコツを教えてもらうと、なるほどと自信を持って取り組むことができました。中には、木材の組み合わせを間違え、やり直すお子さんもいたようですが、周りの友達に助けられ頑張ることができました。釘を上手に打って完成すると、さっそく椅子に座ってみたり、出来栄えに満足したりする姿がみられ、微笑ましく感じました。
 椅子の製作後に、森林組合の方に、「この地域には、何種類ぐらいの木があるのですか」「一番大きい木は、何ですか」などと6年生を中心に質問をしました。約400種類の木があること、杉の木が大きくなること、樫の木は固く、金づちの柄になっているなどの答えを興味深げに聞いていました。
 手作り椅子の自信作を家に持ち帰ったと思います。どうぞ椅子の出来栄えをほめてあげてください。将来大工さんを目指すお子さんも出てくるのではないでしょうか。

うみの杜水族館へ

 1~4年生は,秋の遠足で仙台うみの杜水族館に行ってきました。南相馬市は雨模様だったのですが,仙台市は曇りで雨に降られずに見学を行うことができました。
 7月中にできたばかりの施設なのですが,数名の人は既に行ったことがありました。しかし,ほとんどの子は初めて訪れたのでとても楽しみにしていたようでした。
 はじめに記念撮影を行ってから,館内の展示されている魚をたくさん見ました。大きな水槽の中には子ども達が興味を示すサメやエイなどが優雅に泳いでいました。マンボウは多くの子が足を止めてじっくりと観察していました。
 お昼はイルカとアシカのショーを見ながらお弁当を食べました。特に大きな体のイルカがジャンプしたり回転したりする姿は迫力があり,みんな拍手をしていました。
 昼食後は,うみの杜ビーチで実際に中に水に入って、地元の海で見られるアメフラシやイトマキヒトデ、ドチザメなどと触れ合っていました。また,別な場所ではペンギンと触れ合っている子もいました。
 子ども達はみんな,普段見ることのできない生き物を見たり触れ合ったりすることで,様々なことを感じたことと思います。今日の体験を今後の学校生活にも生かしてほしいと思います。





ゴミの少ない街へ

 17日(木)に4年生は,クリーン原町センターへ見学に行きました。
当日は雨模様でしたが,センターの方々からごみ焼却とリサイクルについて説明をしていただきました。
 リサイクルでも焼却でも,決められた物以外を入れられると困ってしまうということでした。空き缶もそのまま出してもらえれば資源ですが,缶の中にタバコやごみなどが入っているだけでゴミになってしまうそうです。また,ごみの捨て方の決まりを守ってもらわないと,焼却作業が止まってしまったり,焼却炉が壊れたりすることもあるそうです。
 ペットボトルが衣服になったり,アルミ缶は溶かされて再びアルミ缶になったりしていくことを知って,リサイクルへの気持ちが高まったようです。南相馬市からゴミが少しでも減るように,一人一人が気を付けていきたいものです。

かぜひきさんが増えています!

 2学期が始まり、2週間がすぎました。夏休みの暑さから一転、涼しい日が続いています。夏休みから学校への生活リズムの変化や気温の変化から、体調を崩す児童も増えています。
 こんな時こそ、2学期の始業式での「早寝・早起き・朝ごはん」の話を思い出してほしいです。「早寝・早起き・朝ごはん」は、体を菌やウイルスから守るはたらき菌やウイルスと戦うはたらきを強くしてくれます。手洗い・うがいを行えば、さらに効果的です。
 しっかりと体調をととのえて、毎日元気に生活してほしいと思います。

【よいこ戦隊 元気レンジャー編】


ようこそ先輩!②「職場体験」

 8日,9日の両日に小高中学校から本校の卒業生が職場体験に来ました。4年生教室を中心にして,学校の仕事の一端を経験しました。今回は金房小出身の女子が1名,鳩原小学校出身の男子1名,女子1名の合計3名で,母校でもあるこの仮設校舎に再び学びに来てくれました。
 初めに感じたのは,とっても挨拶が素晴らしいということです。中学生ともなると大きな声など出さないものだと思っていたのですが,良い意味で裏切られました。小学生の方が元気がないぐらいでした。ぜひ学びたい姿でした。
 職場体験ということで,算数での丸付けや一緒にバスケットボールをやってくれたり,休み時間も一緒になって遊んでくれたりしていました。時には,混ざれないでいる子に声をかけたり,同じ目線で話をしてあげたりする姿もありました。本当に素晴らしい心で後輩でもある小学生に接することができていました。将来素敵な先生になってくれると思いました。
 現在このようなキャリア教育が重視されています。小学校もその一端を担えたのは喜ばしいことでした。小高区,金房学区の未来は,やはりこのような子ども達が作っていってくれるのだなと感じさせてくれる事業でした。
 小高中2年生女子(金房小出身)の感想
 今回の職場体験では,とてもいい体験をさせてもらいました。学級のみんな,先生方,それに全校生と仲良くなり,2日間楽しく過ごすことができました。みんな元気がよく,明るいのですぐその雰囲気に慣れました。
 2日間授業を参観したり,担任の先生の補助をしたりもしました。
 みんな,とても優しく面白かったので,2日間が短く感じました。たくさんの思い出を作ってくれた4年生に感謝です。ありがとうございました。

ようこそ先輩!①「出前授業」

 小高工業高校3年生6名と引率の先生2名が、6学年の総合的な学習の時間に出前授業をしてくださいました。2学期の大きな単元である「身の回りの環境に目を向けよう~クリーンなエネルギーについて考えよう~」の学習が始まったばかりです。地球にやさしい電気をおこすための仕組みや方法を、高校生自らが製作した器具を使って、小学生にもわかりやすく説明してくれました。相手が小学生とあって、話し方や話す内容を吟味し、練習を重ねて本番を迎えたとのこと。さすが高校生、頼もしい限りです。6年生も、高校生の話に身を乗り出して聴き入っていました。様々な実験も大変興味深く,授業終了後に自由に実験させていただいたのも小学生にとっては大変素晴らしい経験になりました。
 この日は、ちょうど小高中学校の2年生3名が「総合的な学習の時間」の一環として職場体験学習に来ており、この時間は、小学生、中学生、高校生が同じ部屋で学習するというとても微笑ましい雰囲気に包まれていました。
 「限られたエネルギーを大事に使ってください。」授業の最後に、高校生からいただいた熱いメッセージです。東日本大震災を経験した6年生、中学生、高校生にとって大変重い、心にしみわたるメッセージでした。