配膳室

夕方の匂い「焼き魚」 [配膳室]

昭和40年ごろ,夕方になると街には各家庭のお風呂を薪で焚く匂い,そして,夕食を用意する匂いが,あちらこちらからしたものでした。そして,特にお腹を空かせた学校帰りの少年たちを刺激したのは,「イワシ」を焼く匂いだったのです。今でこそ,サンマをはじめ,アカ魚などイイお魚が食卓に並ぶでしょうが,イワシは当時の庶民の味でした。


きょうは,今の子どもたちも美味しく食べられるように,蒲焼風に仕上げられています。身もフワフワで,甘辛ダレはもう白いご飯が止まりません。