本日、全学級でＱーＵ（キューユー）検査を実施しました。聞きなじみのない検査かもしれませんが、学級の状況を把握するための調査で年２回行われます。「よりよい学級づくりのための調査」という側面があり、学級の状態が数値やデータでわかるので、担任の先生には通知表的な側面もあります。結果が出るのは少し先ですが、こうしたデータをもとに、学級指導の改善に生かしていきたいと考えています。

本日３年生は、東邦銀行から講師の先生をお招きして金融経済教室を実施しました。東邦銀行の紹介や銀行の役割についての説明のあと、生徒たちは、「将来に向けたライフプランニング」に取り組みました。１０年後の未来について考え、何にどのぐらいのお金がかかるのかを学びました。進学や結婚、出産、実家暮らしか一人暮らしか、それぞれにお金がかかります。現実的にいくらと金額を示していただいたのもよかったですね。３年生は進路決定の真っただ中ですが、これからどれほどお金がかかることか…。保護者のありがたみを感じてほしいところです。そして、自分の夢の実現を「お金」という視点で見つめることも、現実として必要だと感じました。１０年後には生徒の皆さんも経済的に自立しているわけですから。この勉強、決して早すぎるということはないと思います。東邦銀行の皆様、ありがとうございました。

本日第２回学校法議員会が行われました。５名の学校評議員の方に授業の様子をご覧いただき、その後学校運営に関する協議が行われました。先日の学校評価アンケートの結果や、学校運営の状況について説明した後、「学級通信などの学校からのお便りを通じて、もっと親子で会話できるようになるといいですね。」「生徒が使っているタブレットではどんなことができるの？」「一中生の生徒は学力がまだまだ伸びるから、レベルの高い学びにもチャレンジさせて。」などの質問やご意見をいただきました。また、３年生の進路希望状況についても様々な質問をいただく等活発に協議いただきました。いただいたご意見をもとに、さらによりよい学校運営に努めてまいります。ありがとうございました。

東日本大震災とその後の原発事故で私たち大人が得た教訓は、「正しく恐れる」ことと「ないものではなく、あるものとして準備しておく」ことでした。今回の気象庁の「後発地震注意情報」は、その意味からも改めて我々が大震災の経験者として、経験を生かす機会とするべく出された情報だと思います。そして、大震災を知らない生徒たちに経験を伝えつつ「正しく備える」心構えを継承する機会でもあると思います。大げさとは思いつつも、当時を思い出しながら大地震発生時の学校の対応とご家庭での備えについてまとめた臨時の学校だよりを作成いたしました。ぜひ、お読みください。

（臨時版）令和７年度 原一中だより.pdf

魔の６校時。睡魔に度々襲われる時間帯であることから、いつしか学校ではそう呼ばれています。そんな６校時目２学年の教室をのぞいてみると…一生懸命勉強していました。（あぶなく睡魔に取りつかれそうな生徒は見受けられましたが、何とか正気を取り戻していました。）２年生の今頃はぐっと学習内容も難しくなり、一気に学力差がつく時期です。睡魔を振り払ってでも勉強しないと、あとが大変です。１年後には、もう受験生なのですから。ちなみに、家庭科の授業に乱入し、家庭科の先生から「校長先生、ワイシャツはどこからアイロンをかけるのが正解ですか？」と挑戦を受け、自信満々に答えたあげく間違えるという失態を演じました。いいんです。大人でも間違えるんです。だから勉強は大事なんです。ところで、みなさんわかりますか？

先日、本校を会場に行われた県人権作文表彰式では６名の入賞者の方々から入賞した作文を発表していただきました。いずれの発表も心に迫る素晴らしい発表でした。当日生徒の皆さんが書いた振り返りの感想の中から主だった意見を下のリンクにまとめてみました。同じ発表を聞いても感想は多種多様なもので、まとめると結構な分量になってしまいましたが一中生の心の成長を感じることができました。（２年生が、量も質もすばらしかったです。）校長室前の掲示物「今日の言葉」に貼りましたが、生徒の皆さんにこそじっくり一人一人の考えを読んでほしいなと思います。保護者のみなさんからもお声掛けいただければ有り難く思います。

県人権作文表彰（作文発表会）の感想.pdf

１年生では社会の研究授業が行われました。地理の「アフリカ州」のまとめの授業で、アフリカの現状と未来に関する課題で（毎度ですがネタバレになるので具体的には書けません…）行われました。生徒の皆さんも、おそらく日頃から、「なんでこうなるの？」と疑問に感じているのでしょう。とっても食いつきのいいスタートでした。その後は原因に焦点化されていき、班活動では逆にイメージマップで広げていく手法も適切でした。授業を通して、生徒の意見に対する先生のリアクションやほめ方が上手で（これも指導の技術です。）生徒のやる気をぐんぐんと伸ばしていて、さすがだな。うまいな。と思いました。本時の課題とてもが大きいテーマなので、これだ、というまとめにはなりませんが、学んだことをしっかりと使いながら学習ができていました。また、振り返りの発問も学びを深めていました。先日も紹介しましたが、１年生の授業に向かう集中力。すばらしいですね。この姿勢をしっかりと知識や理解につなげてくださいね。

ある職員の方が、校長室前に花を生けてくれました。「新年っぽいですよね。何かタイトルをつけましょう。」という話になり「来年に向かってはばたけ」となりました。でも、これからクリスマスですよね…。ということで、クリスマスっぽい装飾を加えていただきました。三者面談が終わるとクリスマス気分の生徒が多いかもしれません。私から皆さん（特に三年生）にプレゼントを差し上げます。以下をご覧ください。いらないなんて言わないでくださいね。

左のリンクからもご覧いただけます。

保護者の皆様には、お忙しい中学校評価アンケートにご回答いただきありがとうございました。いただいたご意見等を早速教頭先生に集計していただきました。そこに私（校長）が考察を加えたものを、学校だよりに掲載しましたので、ぜひご一読いただきたいと思います。記述していただいたご意見に関しても、今後の学校運営改善に向けた参考にさせていただきます。貴重なご意見をありがとうございました。

　学校だより第９号、第１０号を掲載しました。ぜひご覧ください。

令和７年度 原一中だより第９号.pdf

令和７年度 原一中だより第10号.pdf