健康日誌

保健・給食の先生から

給食試食会が開催されました。

 「学校へ行こう週間」の11月2日に給食試食会を開催しました。今年も多くの保護者の方に参加していただき、学校給食の安全性や給食を通しての食育などについて知っていただきました。当日は放射線検査の現場や調理室の近くまで見学しながら本校の学校給食について保護者の皆様に知っていただくことができました。
 また、実際の給食を食べる時間には小学生の頃を思い出して給食当番もやっていただきました。メニューはカレーライスとカルシウムたっぷりサラダとリンゴ、そして牛乳だったのでどの保護者の方も完食していました。カレーは給食の定番ですが、カルシウムたっぷりサラダは栄養もたっぷりで、ご家庭でも真似したいと保護者の方々に大好評でした。今後もこのような機会がありましたら、ぜひ参加していただきたいと思います。

全校でよい歯を目指そう

 95日の全校集会で「よい歯の表彰」を行いました。
 5月の歯科検診のときに、むし歯も治療した歯もないと診断された「歯ッピー大賞」の人は20人で、その中で最も多かったのは6年生で9人いました。むし歯も治療した歯もないということは、今口の中にある歯が一度もむし歯になったことがないという、とても素晴らしい賞です。毎日歯みがきを頑張っている証拠です。
 また、5月の歯科検診のときに、治療していないむし歯がないと診断された「歯ッピー賞」は10人でした。5月の歯科検診までに、むし歯を治し終えてその後もむし歯を作らなかったということです。
 5月の歯科検診で見つかったむし歯を表彰の日までに全て治し終えた人には「がん歯り賞」を贈りました。
 5月にあった歯科検診でむし歯が見つかってまだ治していない人、今歯医者さんに通っている人もまだいます。これから歯の治療を終えた人にも「がん歯り賞」を贈りますので、治療を終えたらご報告ください。
 歯は毎日使うものなので、むし歯を放っておかずに早めに歯医者さんで治療してもらいましょう。今むし歯がない人、治療し終わった人は、むし歯を作らないように歯みがきを頑張りましょう。

地域で健康づくりを目指そう

 7月13日に、第1回小高区地域学校保健委員会を開催しました。小高区で学校が再開し、幼・小・中・地域が連携して児童生徒等の健康づくりを考えていくことを目指しています。
 まず、定期健康診断の結果から小高区の小中学生の健康課題には「肥満」「う歯と口腔の状態」「視力」が挙げられることと学校での取組を報告しました。報告を踏まえて、小中の共通の課題である「肥満」について幼稚園・小学校・中学校それぞれで
運動や給食指導、保健指導、健康相談等に取り組んでいること、PTAの方から保護者の立場として考えたことなどを意見交換しました。
 学校医の上町皮膚科内科クリニック 鈴木秀幸先生からは、肥満対応のためには、食事と運動のバランスが大事であること、また肥満の原因として体質や時には疾病が関係することもあることをご指導いただきました。学校歯科医の沖田歯科クリニック 沖田雅之先生からは、う歯り患率も高いことから、う歯予防にはフッ化物応用が効果的であること、学校だけではなく家庭でも取り組んでいくことが大切であることをご指導いただきました。
 第2回小高区地域学校保健委員会は2月8日に開催予定です。それまで、今回の意見交換やご指導いただいた内容を元に、取組を進めていきたいと思います。








歯科指導教室

 69日(金)に、南相馬市歯科医師会の先生方と歯科衛生士さん方に来校していただき、歯科指導教室を全学年対象に実施しました。
 おやつの時間を決めずにだらだら食べているとむし歯になりやすいことや、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目がみがき残しやすいことを教わり、鏡を見ながらみがきました。また、カラーテスターを使った染め出しとイエテボリ法という歯みがき剤を使った歯みがきについても教えていただきました。
 本校では、養護教諭が日替わりで各学年をまわって、歯みがきの時間に指導をしています。今後も、児童の歯と口の健康づくりを進めていきますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。








歯に関する紙芝居の読み聞かせ

 6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です。それに合わせて、保健・給食委員会では、6月7日に歯に関する紙芝居の読み聞かせを行いました。6年生は陸上大会の練習もあり、時間がないなか自分たちで時間を見つけ、読み聞かせの練習をしてきました。読み聞かせ当日は、緊張している様子もありましたが学級のみなさんに歯や歯みがきの大切さが伝わるように読み聞かせに取り組んでいました。紙芝居を読み終わったあとは、紙芝居の内容に合わせて、歯みがきの大切さを呼びかけました。



 

歯科検診を行いました

 5月24日(水)に、全校児童を対象に歯科検診を行いました。今年度から学校歯科医の先生が変わり、原町区の沖田歯科クリニックの沖田雅之先生に歯と口の健康状態を診ていただきました。
 歯・口の健康診断結果と受診のおすすめを5月26日(金)にお渡ししました。むし歯はなくても、歯垢の付着や、歯肉、歯列の状態がよくないと診断された人にも受診を勧めています。歯垢や歯肉をそのままにしておくと、むし歯や歯周病の原因となります。受診を勧められた人は、是非早めに歯科を受診していただきたいです。

赤い染め出し

 小高区4小学校は今年度も歯科保健に力を入れていきます。本日は4年生が歯の染め出しを行いました。歯みがき後に水道で染め出しを行ったのですが,一見ほとんどの子どもがきれいに磨けているようでした。しかし,よく口の中を見てみると奥歯や歯の裏などに磨きのこしがありました。はじめはワイワイとお互いの歯を見ていたのですが,やはり磨き残しは恥ずかしいという気持ちが高まってきて,これからはきちんと歯を磨こうという気持ちになっていました。また,歯ブラシも点検していただき,ボサボサの歯ブラシはすぐに交換しようという事になりました。今後も定期的に染め出しを行っていけば,歯磨きの習慣と上手な磨き方が身に付いていくと思います。

きれいな仮設校舎

 今日の5校時は美化活動を行いました。数年間お世話になった仮設校舎に感謝の気持ちをこめて、きれいに清掃しました。美化活動では、通常の清掃のほかに、5校時の時間をすべて使って、普段はあまり手の届かないところや、机・イスのゴムカバーのほこりとり、靴箱の清掃などを行いました。なかには、机のゴムカバーをクリップとぞうきんをうまく使い、汚れをきれいにとりのぞく児童や、自分の学年以外のところも進んで掃除する児童もいました。
 この仮設校舎で生活するのも残り少なくなりましたが、感謝の気持ちを大切に生活していけたらと思います。
   
   

仮設校舎 最後の給食

 今日の給食は、この仮設校舎で食べる最後の給食でした。小高区の小学校では、震災後からずっと鹿島区の給食センターにお世話になりました。給食センターでは、小高区の学校が加わってから、給食の配送ルートを増やしたり、さらに人数が増えたことにより、調理工程を工夫したりするなど、たくさんのご配慮をしていただきました。小高区の子ども達が毎日元気に仮設校舎で生活できたのは、おいしい給食があったからだと思います。給食センターのみなさん、ありがとうございました。
     
    

バイキング給食

 年に一度のお楽しみ,バイキング給食がありました。4校合同になり,人数も多くなったので体育館で行いました。バイキング給食は大勢で楽しく好きなものを食べるという面に目が行きがちですが,自分なりに栄養バランスを考え,苦手なものにも挑戦していくという大きな目的もあります。今回,5年生は会場準備も行い,先日の6年生を送る会で受けついだバトンの持つ意味を早速発揮していました。
 とにかくみんな大好きなものを目の前に見ると自然と笑顔がこぼれてしまうもので,少しの好き嫌いなどは目をつぶってしまいました。ふだんお代わりをしない子も積極的にお代わりしたり,大好きなトマトを山ほど食べたり,怪我をしている友達の分を配膳したりといつもと違う子どもの姿を見ることができました。直接伝えることはできませんでしたが,給食センターの調理員さん方にも感謝の気持ちをもって食事をしていました。
 次年度は小高区の本校舎で自校給食でのバイキングになるかもしれません。また一年間,ワクワクしながらバイキング給食を待ちたいと思います。