保健・給食の先生から
全校でよい歯を目指そう!
6月12日に南相馬市の歯科衛生士さんをお招きして、全学年を対象に歯科保健指導を実施しました。
低学年では、6歳臼歯のお話をしていただきました。6歳臼歯は、永久歯の中で最も噛む力が強い大切な歯ですが、生えてきたばかりの時は乳歯の奥歯よりも背が低く、歯ブラシが届きにくいためむし歯になりやすいそうです。そこで、歯ブラシを口の横から入れて6歳臼歯を磨く「しゃきーんみがき」を教えていただきました。
中学年では、人間だけが前歯・犬歯・臼歯があることから、主食・主菜・副菜をバランスよく食べることが大切であることを教えていただきました。また、口から採取した歯垢を顕微鏡で観察しました。むし歯の菌が動いている様子を見て、児童から驚きの声が上がり、歯みがきの大切さを感じていました。
高学年では、歯周病の予防について教えていただきました。歯周病は小学校高学年頃から進行し、成人の8割がかかっているとされる生活習慣病の一つであり、歯を失う最大の原因とも言われています。そこで、歯と歯肉の境目に歯ブラシを斜めに当てて振動させて磨く「もみもみみがき」を教わりました。
また、全学年で歯の染め出しも行いました。鏡を見ながら、赤く染まっている磨き残しの場所を丁寧に磨いていました。教えてもらった磨き方を家庭でも続けてほしいと思います。
歯科検診を実施しました
5月11日(金)に、学校歯科医である沖田歯科クリニックの沖田雅之先生に診ていただき、全校生の歯科検診を実施しました。検診を終え沖田先生からは、昨年の検診時よりもきれいにみがけていて、みがき残しが少ないとお褒めの言葉をいただきました。
児童一人一人の歯科検診結果は歯の表に記入して健康ファイルに貼り、確認できるようにしました。また、5月23日(水)から1週間は今月の歯みがきカレンダーも実施します。今後も、丁寧に歯みがきをする習慣をつけられるよう指導していきます。
第2回地域学校保健委員会
2月8日(木)に小・中学校医の上町内科皮フ科クリニック鈴木秀幸先生、小学校歯科医の沖田歯科クリニック沖田雅之先生、中学校歯科医の小林歯科医院小林礼樹先生、PTA役員のみなさんにもご参加いただき、第2回地域学校保健委員会を開催しました。
今回は、第1回地域学校保健委員会で小高区の課題として挙がった肥満と歯科について実践を報告し、その後、肥満指導と歯科指導に分かれてグループ協議を行いました。各グループには、学校医・学校歯科医の先生にもご参加いただき、それぞれの立場から取組の課題や今後の実践の進め方などについて話し合いました。
第2回地域学校保健委員会だよりも発行いたしましたので、実践報告やグループ協議の内容はそちらをご覧ください。
来年度も引き続き、地域で小高の子どもたちの健康づくりに努めていきたいと思います。
きれいに歯みがきできたかな?
鏡で見てみると、奥歯の噛み合わせのところや前歯の隣の歯が赤く染まっている児童が多くいました。染め出しをしてみがき残しを視覚的に捉えることができたことで、鏡を見ながら赤いところを中心にすみずみまでていねいに歯みがきをしようという姿が見られました。また、低学年ではまだ歯ブラシをうまく使えず、みがきにくい場所もあるようです。みがき残しに気をつけて、いつもていねいな歯みがきができるようになってほしいです。
ご家庭でも歯みがきの声かけをしていただくとともに、歯みがきの様子も見ていただければと思います。ご協力をよろしくお願いします。
保健給食委員会の活動より
朝の時間に、保健・給食委員会で紙芝居の読み聞かせを行いました。今回は1年生には「おなら」、2年生には「うんち」、3年生には「鼻くそ」、4年生には「よだれ」、5年生には「かさぶた」、6年生には「あくび」のお話を読みました。どれも自分の体に関係するお話でした。少し恥ずかしくなってしまうような題材ですが、それぞれ自分の体からの大切なサインです。自分の体からのサインを体調管理に活かしてほしいと思います。
日に日に寒くなり、空気が乾燥していて感染症が流行る時期になりました。学校でも感染症の予防に努めていきたいと思います。ご家庭でも外出後の手洗い・うがいのご指導をよろしくお願いいたします。
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