健康日誌

2016年6月の記事一覧

自分の歯は自分で守る

 13日に南相馬市の歯科衛生士の先生をお招きして、歯科保健教室を行いました。歯科保健教室では、1・2年生には「第一大臼歯のむし歯予防」、3・4年生には「むし歯の予防」、5・6年生には「歯肉炎の予防・デンタルフロスの使い方」を中心に学習し、歯垢の染め出しを行いました。歯垢の染め出しを行うと、赤いところがたくさんで、自分ではみがいていたつもりでも、十分にみがけていないところがたくさんあることに気がつきました。また、実際に口の中にいる菌を見たり、学年に応じたみがき方のコツやブラッシングの仕方を実践したりして学習することができました。
 子どもの頃に身につける健康観や生活習慣は、生涯の健康につながるものと言われています。今この時期を大切にして、しっかり適切な習慣を身につけてほしいと思います。
  
  

歯をみがこうという意識を高められるように

 10日に保健給食委員会の児童が歯に関する紙芝居の読み聞かせを行いました。紙芝居は、学年に合ったものを司書の先生に選んでいただいたものです。保健給食委員会の児童は、「みんなの歯をみがこうという意識を高められるように、紙芝居を読もう」という6年生の言葉を心にとどめ、取り組みました。練習の時から、学年関係なく、お互いにアドバイスをしあっていたので、自分でもよくできたと感じることができたようです。聞いている児童も真剣でした。
 「歯と口の健康週間」は10日までとなりますが、小高区小学校での歯と口の健康への取組は続きます。この機会に「歯と口の健康」について見直し、より健康な生活につなげていってほしいと思います。
  

歯と口の健康のために

 6月3日に歯科検診を行い、学校歯科医の先生にひとりひとりていねいに診ていただきました。検診では、むし歯が1本もない児童もいましたが、むし歯がある児童、歯垢がついている児童も多く見られました。また、歯科医の先生から「大人の歯がむし歯になっているから、早く歯医者さんに行こうね」「よごれがたくさんついているから、しっかり歯みがきしないとだめだよ」などご指導をいただいたり、「心配している歯は大丈夫だよ」などご助言をいただいたりしました。先日、検診の結果を配布しました。治療が必要な方は早めの治療をおすすめします。小高区小学校のむし歯の罹患率は、福島県平均・南相馬市平均と比較しても、とても高い傾向にあります。適切な歯みがき習慣を身につけて、むし歯を予防してほしいと思います。
 また、6月4日から10日は「歯と口の健康習慣」です。学校では、歯科保健教室や歯みがきカレンダー、読み聞かせなど様々な歯科保健活動を行います。今年度は、歯に関する標語・書道を募集し保健室前に掲示しています。ご来校の際はどうぞご覧ください。
  

 正しい歯みがき習慣は一生の宝物です。