出来事
この1年のしめくくりを
約2週間ぶりに校舎内に子どもたちの声が響きました。
今日は1~5年生が登校し、修了証書授与式を行いました。
5年生の代表児童に修了証書が授与されました。
臨時休校になってから、子どもたちは元気に過ごしていたようですが、久しぶりに会う友だちもいて、話が弾んでいる様子が見られました。
今日は、春本番を思わせる陽気になりました。
これから4月5日(日)まで春休みになりますが、事故やけがなどには十分に注意して、4月6日(月)には1つ進級した新しい学年でまた頑張ってほしいと思います。
東日本大震災から9年
臨時休校措置になり1週間が過ぎました。
お子さんの様子はいかがですか。
本来であれば、今日は学校で東日本大震災にかかわる特別集会が開かれる予定でした。
その中で、当時の思いがどこまで伝わるか分かりませんが、子どもたちに話そうと思っていたエピソードのいくつかを紹介します。
● NHKの男性アナウンサーが被災状況を淡々と読み上げる中、「ストレスで母乳が出なくなった母親が、夜通しスーパーの開店待ちに並んでミルクが手に入った。」と紹介後、絶句。沈黙が流れ放送事故のようになった。すぐに立ち直ったけど、泣いているのが分かった。目頭が熱くなった。
● 子どもがお菓子を持ってレジに並んでいたけど、順番が近くなりレジを見て考え込み、横にあった募金箱にお金を入れて、お菓子を棚に戻して出て行った。店員さんがその子の背中に向けてかけた「ありがとうございます。」という声が震えていた。
● 信号で止まった時、幼稚園バスから手を振られた。「頑張ってー!」と声援をもらった。泣きそうになった。隣に座っていた班長は泣いていた。
● ベビーカーの赤ちゃんと幼稚園くらいの男の子を連れたお母さんの後ろを歩いていました。母「地震きたら怖いね。」 息子「そうしたらオレがこうするから大丈夫!」と、ベビーカーを守るように覆い被さりました。小さいけれど立派なヒーロー。
● 津波で被災した小名浜の実家。家族全員無事でした。一昨日、やっと電話がつながったら「ご飯食べてっか?」と母が。「トイレットペーパーがない…。」と私がつぶやいたら、「送っか?」と父が。自分たちが被災者なのに。
修了式(終業式)、卒業式、離任式、教室移動について
保護者の皆さん宛に、本日メールで送信しました。
内容をご確認ください。
ご不明な点などありましたら、学校までお問い合わせください。
なお、学校から発送する情報については現時点のものであり、今後の新型コロナウイルスの感染状況によっては、変更や中止となる場合があることをお含み置きください。
学校の図書室を開放します
臨時休校中、及び春休みの期間中に、本校の図書室を開放します。
利用できる日時は、保護者の皆さん宛にメールでお知らせしました。
行き帰りの交通事故等には十分に気を付けて利用してください。
最後の追い込み
6年生の教室では、卒業文集の原稿作成の追い込みに入っていました。
本来であれば、もっと時間をかけてていねいに作成する予定だったのでしょうが、急遽明日から臨時休校になるため、全員が登校するのが今日が最後となるので、大急ぎで作業に取り組んでいました。
今年の6年生は、「卒業まであと○日」というカウントダウンを惜しむ時間もなく、ちょっぴりかわいそうな感じもしますが、将来、卒業文集を読み返したときに、「あの頃コロナウイルスが流行して、卒業式を目前にして臨時休校になったんだよね。」と思い出すかもしれません。
〒979-2335
福島県南相馬市
鹿島区鹿島字広町13番地
TEL 0244-46-2240
FAX 0244-46-5235
mail kashima-e@fcs.ed.jp