出来事
史上最高の紙上バイキング作戦
はじめに,様々な料理の中から自分たちで選んで1食分のメニューをつくる「紙上バイキング」を行いました。みんな自分の好きなものを選んでメニューを作りとても楽しそうでした。
そこからが勉強です!はじめに,自分の選んだメニューのカロリー計算をしました。なかには,4000Kcalを超えている子もいました。子どもが1日に取るべきカロリーは約2000Kcalですから取りすぎですね。さらに,給食は適切なカロリーにまとまっていて,野菜もたくさん入っているということを知り,みんな目から鱗が落ちました。
さらに,渡部先生から主食・主菜・副菜のバランスやカロリーについての話を聞きました。この話を通して,自分が選んだメニューについて考えました。
今回は授業参観ということで,保護者の方にはカロリー計算や食材を分類するお手伝いをしていただきました。何よりも一緒に食事について考えることができたのが一番でした。
これからもバランスとカロリーに気を付けて,健康な生活をしていければ素晴らしいと思いました。
動物の謝肉祭&ふるさと
プログラムは3部構成になっていました。第1部はモーツァルトの曲の演奏や子ども達が指揮者になる体験やピアノデュオによるジブリメドレーなどでした。第2部は,メインであるサン=サーンス作曲による動物の謝肉祭でした。中でも白鳥の部分はとても有名なのでみんな聞き入っていました。そして第3部は,みんなで歌おう♪ということで「Let It Go~ありのままで~」「ビリーブ」「ふるさと」の3曲を歌のお姉さんと共に楽しく歌いました。特に「ふるさと」では中学生が低音パートを美しく歌ってくれたおかげで最高に盛り上がりました。
今回のように本物の音楽に触れる機会は,子ども達の情操教育にとってかけがえのないものになります。短い時間でしたが,美しい音色に包まれた経験は今後の心の成長に役立っていくことと思いました。
美しい学校です
点灯式当日は,楽しいじゃんけんゲームやLEDライトを並べての光の文字,婦人会の方々によるとん汁の振る舞いなどがあり,みんなで小高区の復興を願う行事となりました。
ここで生活していない方からすれば,プレハブで可哀想だなんて思うかもしれませんが,子ども達にとっては毎日通学している母校です。その自分たちの学校が日本一美しく光り輝くとなればうれしさ倍増です!みんなに自慢できる校舎に変身して,点灯したイルミネーションを見つめる子供たちの瞳も光り輝いていました。
鹿島中学校の近くを通りましたら,ぜひご覧になってください。
はじめは緊張したけれど
次に,大きな食堂を借りて各学年の出し物を見てもらいました。
3年生は素敵な音楽を,4年生は合唱とダンスを見てもらいました。どちらもお年寄りの方々には好評で,手拍子や掛け声などをいただきました。演じる側の子ども達の方がうれしくなってしまったようでした。
最後に全員分のプレゼントを渡し,握手をしながら帰りました。
3年生は初めての経験で,4年生は2度目の経験でしたが,やはり慣れない場所での交流は緊張するようで計画がスムーズには進まなかった部分もありました。それでも異年齢の交流のよさを感じることはできたようなので,大変有意義な時間になりました。鹿島区の方々とつながった交流会です。今後もぜひ継続していけたら素晴らしいと思いました。
やってみることが大切
心安らぐ木の香りにつつまれて
「いただきます」「ごちそうさま」
さて,「いただきます」とは,「私が生きていくために動物や植物の命をいただきます」という意味であり,「ごちそうさま」とは,昔はお客さんを迎えるために走り回って獲物をとって御馳走していましたが,そのようなもてなしにお客さんが心から「ありがとう」の気持ちをあらわしたものだそうです。
食事の時にはこのような意味を考えながら「いただきます」「ごちそうさま」を言って,食べ物のありがたさを感じてほしいというお話でした。
25日からは朝食見直そう週間運動が始まりました。校長先生のお話を通して食に対する意識が高まりました。
木管五重奏がやって来た
次に,アンサンブルについて教えてくれました。ファゴットから音の低い楽器に並びなおし,順番に音を重ねていって曲を演奏してくれました。楽器が一つ加わるたびにドンドン音楽が素敵になっていくことを実際に聞き,みんな感心していました。
さらに,音楽と物語のフュージョンについても教えてくれました。佐藤真紀子先生の「くるみわり人形」の物語の朗読と演奏を一緒に行うことで,まるで絵本のページをめくっているかのような幻想的な世界を見せてくださいました。
最後におなじみの『Let It Go』を聞かせてくれ,アンコールではトトロの「さんぽ」を演奏してみんなで歌いました。
教科書でしか見たことのないような楽器の演奏を実際目の前で見たり聞いたりすることはとても素晴らしい経験となりました。このような機会を作ってくださった方々に感謝するとともに,子ども達がこの経験を少しでも生かしていけたら素晴らしいことだと感じました。
4年生,パワーアップ大作戦
今回4年生は,「背を高くしたい」「足は速く,体力をつけたい」「元気いっぱい元気な体」の3種類の目標を立てました。
この3つに対して,「運動」「生活・睡眠」「食べ物」の観点から様々な先生からお話をいただきました。例えば背を高くする運動は,バスケットボールやバレーボールなどジャンプをする運動をして骨に刺激を与えたり,成長ホルモンの分泌を促したりするとよいという話をしていただきました。また,「早寝」「早起き」「朝ごはん」を忘れずにということを保健の先生からしていただきました。そして,今回のメインである食事に関して,大友先生からお話をいただきました。食べ物にはそれぞれ体に必要な栄養素があるので,バランスの良い食事をすることによって「背を高くしたい」「足は速く,体力をつけたい」「元気いっぱい元気な体」すべてが良い方向になっていくということを教えていただきました。
最後に自分自身のパワーアップ大作戦を考えました。みんなこの日に学んだことを取り入れて6年生までにどうなりたいのかを考えることができました。
自分の命を守るために
子ども達は震災後からたくさんの避難訓練を行ってきましたが,今回も真剣な態度で訓練に参加していました。地震発生直後は机の下へ避難し,地震がおさまった後は無言で校庭へ移動しました。津波対策としての高台への移動では,6年生が1年生の面倒を見てあげるといった優しい心を見ることができました。
二次避難終了後,小高小学校の校長先生と相馬地方広域消防鹿島分署の署員の方からお話をいただきました。「室内では歩き,外に出たら小走りで移動すること」「自分の命は自分で守れるようになること」「お家の方との連絡方法や待ち合わせ場所を決めておくこと」などを教えていただきました。教室に戻ってから,早速お家の方の携帯電話の番号をチェックしていた学年も見られました。ご家庭でも避難場所の確認や連絡先の確認などお願いいたします。
高齢者の気持ちになって
はじめにテキストを用いて「年をとると体や心はどうなるのか」「介護を必要とする人はどんな人か」「認知症とはどんな病気か」などの学習をしました。
つぎに,車いす体験や視野を狭くして活動する体験,足に重りをつけて歩く体験,左半身が動かなくなる体験などを行いました。
子ども達は,これらの学習や体験を通して,高齢者になると今は全く困っていないような動きもなかなかできずに,大変であることをしみじみと感じていました。
さらに高齢者に対して,「手伝えることは手伝いたい」「お年寄りに優しくする」というような心を育むことができました。頭ではわかっていることでも実際体験することによって実感が伴うようになりました。
優しい心でこれからもお年寄りに接していってほしいと思いました。
今日の主役は,自分自身
このように,大勢の前で自分のことを表現する経験は,必ず大きな力になってきます。子ども達のさらなる成長が楽しみです。
保護者の皆様におかれましては,お忙しい中子ども達への応援ありがとうございました。子ども達はみんな,お家の方々に見てほしいために一生懸命頑張っているのだなと思いました。今後も子ども達の学習活動に対しての応援や協力などお願いいたします。
本番が待ちきれない!
多くの子が先生から言われたことだけをするのではなく,自分自身で工夫した動きやセリフの言い方などを使って伝えようとしています。土曜日の本番には予行練習以上の張り切りぶりで素晴らしい発表会になっていくことと思います。保護者の皆様に,「来てよかった」「なかなかやるな!」などという感想を持っていただけるような発表ができるよう,精一杯頑張っていきたいと思います。
やさしい心で使おう
11月は「いい〇〇の日」がたくさんありますが、10日は「いいトイレの日」です。学校のトイレは、月交代で子ども達が清掃しています。汚れがあっても、みんなが気持ちよく使えるようにとキレイに清掃しています。清掃用具入れの中もキレイに整頓されているので、清掃担当以外の児童が使おうとした時に「清掃用具入れの中もキレイで、清掃用具を気持ちよく使うことができた」という声もありました。
先日、保健給食委員会の活動でポスターを作成したところ、トイレの使い方について、ステキなポスターができたので紹介します。みんなが気持ちよくトイレを使うことができるように言葉をひとつひとつ考えました。
心のこもった歯みがきカレンダー
また、9日より「歯みがきカレンダー週間」になります。みなさんご存じのように、歯みがきカレンダーは、保健給食委員会の児童がイラストを描いて作成しています。ねらいは、ただ単に歯みがきしているか調べるためだけではありません。一番のねらいは、健康のために適切な歯みがきの習慣の定着にあります。さらに、こんな思いもあります。
読み聞かせの発表の際の委員長・副委員長のメッセージです。
「歯みがきカレンダーは、みなさんにしっかり歯みがきをして、歯みがきの大切さをしってもらうため、むし歯にならないように全部の歯をきれいにみがくためのカレンダーで、心をこめてつくっています。毎日食事の後に歯をみがいて歯みがきカレンダーをぬりましょう。歯は一生使うものなので大事にしましょう。そのためにも、しっかり歯をみがきましょう。」
11月8日のいい歯の日をとおして、自分の歯の健康について見直し、考えるきっかけとなればと思います。
祝・全員完走!
1・2年生は600m,3・4年生は1200m,5・6年生は1800mを走りました。今年は2年ぶりに路上を走ることができるようになり,マラソン大会という気分も盛り上がりました。
入賞を狙う子,自己ベスト更新を狙う子,絶対歩かないで走りぬこうとする子…各自それぞれのめあてを立てて今日の日を迎えました。そして,各レース共に素晴らしい記録が出ただけではなく,全員完走したということが素晴らしかったです。苦しい道中だった子も,きっと自信につながったことと思います。
自分を大切にする つよい心
28日に相双保健福祉事務所から薬剤師の先生をお迎えして、5・6年生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。
薬物使用により、①健康②成長③自由④未来を失ってしまうことがわかりした。薬物は、自分たちにはあまり関係のない問題のように思いがちですが、福島県内での検挙率も高いそうです。また、薬物乱用と合わせて、処方薬の飲み方や飲酒・喫煙の害についても学習しました。子どもの飲酒・喫煙は犯罪なので、気をつけてほしいというお話もお聞きしました。
児童の感想では、
・薬物は外国の問題で、日本は大丈夫だと思っていたから、びっくりした。
・薬物乱用や犯罪に巻き込まれないように、自分を大切にしたい。
などの感想がありました。
いろいろな情報があふれ、誘われる場面も多く、薬物は身近にある危険な問題です。きちんと断る強い心を持ち、自分を大事にすることが大切です。これからの生活のなかで生かしてほしいと思います。
リコーダーにうっとり
太田先生は様々な時代の,様々な大きさのリコーダーを持参してくださり,説明を加えながら素敵な音楽を聞かせてくださいました。リコーダー=RECORDERの語源は小鳥のさえずりという言葉から来ているそうです。
また,リコーダーは大きく分けて,中世,ルネッサンス,バロックといった三つの時代に分類されるそうで,大きさも手のひらサイズのものから2メートルを超すものまであるそうです。また,リコーダーの茶色の部分は木製で,白い部分はなんと象牙製なんだそうです。これには子ども達がみんな驚いていました。
本日は,「イギリスの夜鳴きウグイス」,「トリスタンの嘆き」,「婚礼のためのソナタ ト短調」,「『ああ、お母さん聞いて』の主題による変奏曲」という,リコーダーのそれぞれの時代に関係する4曲を演奏してくださいました。
みんな初めて聞く曲も多かったのですが,リコーダーの綺麗な音色に魅了されていました。自分たちが学校の授業で使っている楽器で,このようなきれいな音楽が演奏できるという事実にただただ感激していました。これからの音楽の学習にかなりの刺激になったことは間違いありません。
美しい春に向けて~栽培活動
カレンダーのひみつ
子ども達は,宮武校長先生のお話を通して,カレンダーのひみつを教えていただきました。説明に使った写真を載せておきますが,カレンダーにはどの数字でもよいのですが,ある数字を中心にした周りの8つの数字をよく見ると不思議なことがありました。19を中心にみて,縦,横,斜めの数字を足してみるとどのペアも同じになります。この写真で見ると,11+27=38,18+20=38,12+26=38…のようになります。さらに,この38を2で割ると中心としていた19になります。しかもカレンダーのどの部分でも,どの月でやっても同じになります。
このように,身近な数字もよくみてみると,不思議な発見がたくさんあるということを教えていただきました。算数などへの興味が高まるお話です。
小高区3校は3人の校長先生から様々なお話を聞けるという素晴らしい部分もあります。
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