H26 学校の様子

出来事

授業参観

 12月4日(木)、授業参観が行われました。前回の7月と比べると、大きく成長した子どもたちの様子を見ていただけたのではないかと思います。(写真左1~3年生、右4~6年生)

 1年生は、国語「いろいろなおはなしをよもう」でした。お話を読んだ感想を、自分の言葉で一生懸命話すことができました。
 2年生は、算数「かけ算(2)」でした。しっかり覚えた九九を使って、切手の数を工夫して数えることができました。
 3年生は、体育「マット運動」でした。できたばかりの体育館で、マットのコースを楽しみ、思い切り身体を動かすことができました。
 4年生は、社会「きょう土をひらく」でした。じゃがいもを山に見立てて、スライスすることで、等高線の意味を理解することができました。
 5年生は、総合「米作の体験をしよう」でした。おにぎり作りを通して、お米に対する感謝の気持ちを持つことができました。
 6年生は、総合「身の回りの環境に目を向けよう」でした。パソコンを使って、まとめたことを発表することができました。
 
 参観後の学年懇談会では、2学期の子どもたちの様子や、冬休みの過ごし方について話し合いました。

 学校ごとのPTA全体会では、子どもたちの学力の現状や、今後の小高区小学校のあり方へのアンケート結果について話し合いました。
 参観・参加、ありがとうございました。
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おはなしのへや

 12月3日(水)、図書ボランティアのお母さんたち(小高小)による、おはなしのへやが行われました。12月のおはなしのへやは、毎回クリスマスバージョンでみんな楽しみにしています。今年は2つもプレゼントがあり、スペシャル感いっぱいでした。
 人形劇場では、久しぶりに黄色いあひるちゃんが戻ってきて、ライオン君たちは大喜びでした。
 まずは、サンタさんによる歌のプレゼントです。現代のサンタさんは、なんと、ひげがとれるそうです!今年ならでは、の、「Let It Go」から始まり、「ジングルベル」や「ラストクリスマス」を、ギターで演奏してくださいました。

 次は、劇団「赤いトマト」のお話です。「赤いトマト」は、ご夫婦2人による手作り人形劇団で、震災前は毎年小高小学校で公演してくださっていました。
 1つ目のお話は、「ちょっと違った赤ずきんちゃん」でした。オオカミって、どのお話でも悪者にされるけど、実は心の優しいオオカミもいるんですね。
 2つ目のお話は、「はらぺこガズラー」でした。どんどん大きくなっていくガズラーに、出会った人たちはみんな食べられてしまいます。でも最後には・・・。ハラハラする展開と見事な演技に、みんなお話の世界に引き込まれていきました。
 楽しい時間をありがとうございました。また次が楽しみです。
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イルミネーション点灯式

 11月30日(日)、「あかりのファンタジーイルミネーション」の点灯式が行われました。今年度は、小高区の4校の小学校が協力して準備を行い、あいにくの雨でしたが、多くのみなさんの参加がありました。
 オープニングでは、4校の校章が色とりどりに照らし出され、幻想的な雰囲気を味わうことができました。そのまわりを小さな電車が走り、子どもたちは喜んで追いかけていました。
 5時になり、花火の合図とともに、いよいよ点灯。校舎が明るく光り、子どもたちの笑顔も明るく映し出されました。


 その光には、小高区の復興、そして子どもたちの未来を願う、地域の皆様の想いが感じられました。
 終わりには、婦人会の皆さん特製の豚汁や、サンタさんからのささやかなプレゼントもあり、温かい気持ちで会を閉じることができました。ご協力、ありがとうございました。

※点灯期間・時間につきましては、福浦小学校トップページをご覧ください。
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避難訓練

 11月28日(金)、今年度2回目の避難訓練が行われました。
 今回の訓練は、地震の訓練でした。校庭に1次避難をし、大津波警報発令を想定して、鹿島中学校の屋上に2次避難をするという内容です。鹿島中学校の生徒のみなさんも一緒に行い、屋上への誘導の際は低学年の子どもたちの手をひいてくれました。
 
 防災ヘルメットをかぶり、速やかに避難する姿には、3年前の、あの震災の経験やその恐ろしさが思い出されました。みんな真剣に訓練に取り組むことができたと思います。「お・か・し・も」=「おさない・かけない・しゃべらない・もどらない」を繰り返し訓練し、いざというときに自分の身を守れるようになってほしいです。
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学習発表会

 15日(土)に、鹿島中学校の体育館において、平成26年度学習発表会が行われました。
 「がんばろう 心を合わせて 進むんだ」のスローガンを掲げ、各学年の工夫を凝らした演技が披露されました。

1・2年「にんじゃへの道-福金鳩道場1・2年生の巻-(劇)」
 11人のかわいい忍者たち。一人前の忍者になるために、音読の技・音楽の技・身軽の技に挑戦します。詩の暗唱や演奏、マット運動。日頃の学習の成果をしっかり発揮することができました。最後は、フラフープを使ったダンス。息の合ったダンスに、道場長様は、全員の合格を認めてくださいました。

年「すいせんのラッパ(劇)」
 国語の教科書に出てくるお話を、10人の3年生がアレンジして演じました。習いたてのリコーダーで、3匹のかえるたちを無事起こすことができました。話題の「ようかい体操」や、手話の歌なども披露され、最後には、一人ひとりの個性を生かしたカーテンコール。全員が明るく楽しく演じていました。

4年「心を一つに(合唱・合奏)」
 総合学習で学んだ、点字や手話の発表から始まった、盛りだくさんの発表。曲は「子どもの世界」「幸せなら手をたたこう」「Let It Go ~ありのままで~」の3曲です。毎日、朝や休み時間、放課後まで練習の音が響いていました。18人が心を一つに、すてきな演奏をすることができました。


年「ヒュードロン!お化け学校(劇)」
 お化けにも学校があるんです。でも、お化け学校で学んだおばけの心構えは、人間の子どもにはかないませんでした。お化けと人間が、最後には仲良くなってしまいました。18人全員での「うーらーのーめーしーやー」、楽しい仮装と見事な演技で、会場を笑いにつつんでくれました。

6年「南相馬伝統芸能リポート(劇)」
 現代の子どもがタイムスリップをして、戦国の時代へ。関所を通る時には、本名を隠さなければいけなかったのですね。そして、宝財踊りや田植え踊りにはその時代の人々の願いがこめられていました。今でも受け継がれている伝統芸能を、本格的な衣装と踊りで見事に再現してくれました。さすが最高学年。19人の6年生は、最高の先輩として、下級生のあこがれの的となりました。

全体合唱「ビリーブ
 3校合同になって、2回目の学習発表会。仮設体育館が完成しつつあり、この体育館で演じるのも、これで最後になります。
 震災以降、本当に、語り尽くせないほど色々なことがありました。このメンバーで一緒に歌えるのも何かの縁・・・。そんなことを考えながら、口を大きく開けて一生懸命歌う子どもたちの姿に、勇気づけられる思いでした。

 「今 未来の 扉を あけるとき  アイ ビリーブ イン フューチャー 信じてる」
 子どもたちの未来が、明るいものでありますように。

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盲導犬体験学習

 3年生は、国語で「盲導犬の訓練」の学習を行います。その学習の一環として、10月31日(金)、学校に2頭の盲導犬が来てくれました。
 盲導犬協会の奥澤さんとPR犬のヘレンちゃん。南相馬市の山田さんとクローネちゃんです。山田さんは目が不自由で、クローネちゃんと5年間一緒に生活しているそうです。実際に生活していて苦労したことや、嬉しかったことなどを教えていただきました。

 盲導犬は、曲がり角や障害物、段差の前で必ず止まって教えます。盲導犬の実際の動きを目の前で見せてもらい、その賢さにただ驚くばかりでした。みんな集中して、一生懸命見たり聴いたりしていました。

 アイマスクをして、実際に盲導犬と一緒に歩く体験もしました。ハーネスで、盲導犬の動きが伝わることを実感できたようです。「何も見えないけど、どう歩けばいいのかわかった。」と感想を話していました。

 ハーネスをしているときは、盲導犬にさわってはいけません。でも、盲導犬のことを知らない人は、さわってくるそうです。
 「盲導犬を知らない人がいっぱいいるんだ。」と気付いた子どもたち。多くの人に、盲導犬の仕事について知ってもらいたい、という気持ちになることができました。

 他にも、盲導犬の数が足りないことや英語で命令する理由など、教科書では知ることのできない、生の声を聞かせていただき、心に残る体験学習になりました。
 子どもたちには、街で盲導犬や目の不自由な方を見かけたとき、やさしく見守ったり、さっと手をさしのべたりできる人になってほしい、と心から願います。
 奥澤さん、山田さん、本当にありがとうございました。
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食育体験学習

 10月29日(水)、3年生が体験学習に出かけました。
 「5 A DAY 食育体験学習プログラム」に参加し、野菜・果物を食べる大切さやその量、バランスの良い食生活について教えていただきました。
 場所は、ヨークベニマル原町西店です。売り場やレジの様子も知ることができ、社会科の学習にも役立ちました。

 子どもたちは、普段は入ることのできない扉の奥に入れることに感激した様子でした。社員食堂に入り、食べ物の3つの働きや、コマに例えた食事バランスガイドについて、詳しく教えていただきました。不足しがちな野菜は「1日5皿食べる」こと、これを「5 A DAY」という言葉で表していることを知りました。

 その後は、お買い物ゲームでした。グループごとに、「根を食べる野菜」「旬の野菜」など、5つの野菜を探す活動でした。1000円以内になるように、計算をしながら選ぶことは、思ったよりも難しかったようです。「いつも計算しながら買い物しているお母さんって、すごいね。」という声が聞かれました。

 最後に、野菜サラダの調理実習を行い、おいしくいただきました。包丁を使わなくても、手でちぎったり、たたいたりして、簡単にサラダができました。初めて野菜をさわった子は、「自分たちで作るとこんなにおいしいんだ。」と言って、あっという間に食べていました。

 実際に食品を選んだり、自分で調理して食べたりすることで、食に対する関心を高めることができました。今後、家庭での実践に生かしてほしいと思います。
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校内マラソン大会

 
 予定していた22日から2日延期して、いよいよマラソン大会の本番です。さわやかな秋晴れの空の下、絶好のマラソン日和になりました。
 今年のマラソンコースは、鹿島中学校の広い校庭を使った、スタートからゴールまで全部が見渡せるマラソンコースでした。 
 この日のために、2時間目の休み時間は、毎日全校生でマラソンの練習を行ってきました。

  1・2年生は600メートル、3・4年生は1500メートル、5・6年生は2000メートルの距離です。友達に負けまいと競いながら走る姿。自分のペースを崩さず、淡々と走る姿。ゴール直前で最後の力をふりしぼって順位を上げる姿。それぞれが自分と戦い、参加した全員が完走することができました。
 子どもたちの本気の姿には、いつも感動させられます。

 先にゴールした子が、最後尾の友達にかけ寄り、励ましながら一緒に走る場面も見られました。子どもたちは、心身ともに、確実に成長していることを感じました。

 保護者の皆様の応援も、子どもたちの大きな力になったのではないかと思います。
 ありがとうございました。 
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交通教室(4~6年生)

 8日(水)に、鹿島中学校の交通教室が行われ、4~6年生が一緒に参加させていただきました。自転車に乗るときの注意事項を、実際の演技で学ぶことができました。

 内容は、スタントマンによる交通事故の再現でした。交差点での事故や、車を降りるときのドアの開け方にも気をつけること、大型トラックの内輪差など、今まで知らなかったことをたくさん教えていただきました。

 自転車と自動車の事故では、車のフロントガラスが割れるほどの衝撃でした。自転車は車の下敷きになり、ぺっちゃんこです。事故の恐ろしさを目の前にして、言葉も出ない様子の子どもたち。交通ルールを守ることの大切さを、心に刻むことができたようです。

 自転車に乗るときはヘルメットをかぶり、乗っていい場所を家の人と約束することを確認しました。かけがえのない命を、自分でしっかり守れるようになってほしいです。
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津軽三味線演奏会

 10月6日に、「ふくしま文化芸術による子どもの育成事業」の一環として、津軽三味線の演奏会が行われました。
 奏者は、佐藤通弘先生です。先生は、全国を巡業し、海外での公演経験も豊富な、本格的な津軽三味線の奏者です。子どもたちは、迫力ある演奏を体全体で体感することができました。

 「津軽三下がり」から始まり、青森の盆踊りやお祭りの曲など、味わい深い三味線の音色に真剣に聴き入る子どもたち。曲の悲しさや楽しさを感じ取りながら、あっという間の1時間でした。味線クイズでは、三味線のバチは亀の甲羅でできていることや、津軽では犬の皮が使われていることを教えていただきました。

 また、日本の伝統芸能では、お客さんが演奏者をほめる時には拍手はしないそうです。歌舞伎などでよく見かけるように、「よっ、○○屋。日本一!」などどかけ声をかけると教えていただきました。子どもたちも、みんなで声を合わせて「よっ、日本一!」と声をかけ、伝統気分を味わうことができました。
 最後の曲では、立ち上がって「らっせーら!」のかけ声とともに体を動かし、楽しみました。
 日本の伝統芸能に触れる、よい体験ができたと思います。
 佐藤先生、ありがとうございました。
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