こんなことがありました!

2014年10月の記事一覧

花の輪運動贈呈式

 10月23日に、“花の輪運動”の実施に伴う花の苗の贈呈式が行われました。この運動は、花と緑の農芸財団が主催し、ミニストップ株式会社が協賛で行っている事業です。
 学校では、花や緑であふれ、潤いのある美しい学校環境づくりに努めるとともに、子どもたちに豊かな心を育てようと環境緑化活動を進めています。昨年度は“花いっぱいコンクール”に参加し、仮設校舎という限られた環境ではありますが賞をいただくことができました。そして、なんと今年度も「福島県教育長賞」という輝かしい賞をいただくことができました。美化園芸委員会の子どもたちが中心となって世話している昇降口前のプランターや花壇は、季節を彩る花たちであふれ、子どもたちを毎日優しく見守ってくれています。また、5月にスタートした一人一鉢運動の花たちは、夏の日差しをたっぷりと浴びて、子どもたちに負けず大きく成長しました。
 贈呈式が終わり、いただいた苗を花壇に植えました。これから寒さが厳しくなりますが、元気に成長してほしいと思います。
 11月5日、6日、7日の3日間はフリー参観が予定されています。ご来校の際は、ぜひ花たちにも目を向けてあげてください。

金房小全校集会

 10月27日に全校集会を行いました。普段は、金房小・福浦小・鳩原小3校合同で行っている全校集会ですが、今回は今年度初となる金房小だけでの全校集会です。
  
 まず初めに、校長先生からお話がありました。話の中で主に取り上げられたことは、昨年度から仮設校舎で行っているイルミネーション事業への参加についてでした。今年度は小高区の小学校が4校合同で実施し、各校ごとに飾り付けも行うということでした。詳細については後日お知らせがあるようです。
 続いてよい歯の表彰(歯ッピー賞・がん歯り賞)が行われ、さらに全員で校歌を歌いました。今回校歌を歌ったのは、10月31日に南相馬チャンネルの取材が入り、子どもたちが歌っている姿を撮影するということで、その練習を兼ねていました。金房小の子どもたちだけで歌った久しぶりの校歌は、なぜか心にジーンとしみ入ってきました。

自分に打ち克て!!

 10月24日に、校内マラソン大会が行われました。当初は22日に予定されていましたが、あいにくの雨で延期になっていました。しかし、暖かい日差しの中、時折吹く優しい風が心地よく、絶好のマラソン日和となりました。
 さて、今年度は仮設体育館の建設により、例年とは違って鹿島中学校の校庭を大きく回るコースでの実施となりました。走った距離は、低学年が600m、中学年が1500m、高学年が2000mでした。中学年と高学年は、例年よりも若干距離が長くなりましたが、全員がゴールまでたどり着くことができました。
 マラソン大会に向け、子どもたちは目標を持ち、これまで体育の時間はもちろん、業間運動でも一生懸命練習に取り組んできました。走るのが得意な子も、苦手な子も、お互いに励まし合いながら練習に取り組む姿にはすがすがしさを感じました。そして本番では、練習で流した汗が養分となり、走り終えた子どもたちの心に達成感という大きな実をみのらせたようです。
 苦しいからと、途中であきらめようとする自分の弱さに打ち克った子どもたち。苦しいのは自分だけではないと友だちの走る姿に勇気づけられ、また友だちの声援に後押しされ、やり抜いた子どもたち。今回のマラソン大会を終えて、さらに大きく成長しました。
 当日は、お忙しい中にも関わらず、保護者やご家族の方々にもたくさん応援に来ていただきました。子どもたちも普段以上に力を発揮できたようです。ありがとうございました。

体力テスト

 10月15日と20日に、全校一斉で体力テストを行いました。
 まず15日には、鹿島中学校の体育館を借りて、20mシャトルランを行いました。途中であきらめ、自分から走るのをやめてしまう子も見られず、自分の体力(持久力)の限界にチャレンジしていました。また、20日には、50m走やソフトボール投げなどその他の種目にチャレンジし、どの種目にも精一杯取り組んでいました。
 生活環境やスポーツの多様化などにより、種目ごとに能力差が見られるようだと聞きますが、学校では県が推奨する“運動身体づくりプログラム”を活用し、子どもたちの体力をバランス良く高めていけるよう取り組んでいるところです。また、学校では、数値に表れない子どもたちのがんばる姿を称賛しながら、進んで運動に取り組もうとする意欲を高めようと、様々な活動を計画し、実施しています。その一つとして、10月24日にはマラソン大会を予定しています。保護者の方々や地域の方々にも、子どもたちのがんばる姿を見ていただき、たくさんの声援を送っていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

雨が降ろうと雪が降ろうと

 10月14日は、台風19号の接近に伴い臨時休業日となりました。子どもたちが登校してこないことに肩を落とし、ややうつむき加減で歩いていたところ、ふと顔をあげるとこれまで見たことのない建物が目に入ってきました。なんと、ここ三日あまりの間に、仮設体育館の壁面ができあがっていたのです。
 本格的な工事が始まってから1カ月ほどでここまでできあがり、もう1カ月ほどすると完成をむかえるそうです。これまで雨や雪によって外での運動に制限がありましたが、今後は天候に左右されることなく十分に運動する時間を確保することができそうです。また体育以外でも活動の幅が増えそうです。子どもたちと一緒に、完成する日を今か今かと待っているところです。

スケアードストレートに参加して

 10月8日に、4・5・6年生が、鹿島中学校で計画された交通教室に参加しました。今回は“スケアードストレート”が実施されるということで、交通安全(特に自転車の安全な乗り方)について、子どもたちの意識の向上を図るよい機会にしたいと考え、参加させていただきました。
 目の前で(仮想ではありますが)交通事故を見るという、やや刺激が強いかと思われる内容ではありました。しかし、子どもたちは目をそむけることなく真剣に交通事故が起きる様子を観察し、事故にあうことの怖さや、事故にあわないように、また事故を起こさないようにするために気をつけることを知ることができました。年齢的にも自転車に乗る機会が増える時期かと思います。ご家庭でも自転車に乗るときのきまりについて話し合っていただければと思います。なお、自転車に乗る際はヘルメットを着用させていただけるようお願いします。

スケアードストレートとは、スタントマンによる交通事故再現を取り入れた交通教室で、仮想交通事故の再現を目の前で行うことで交通安全意識の向上を図ることを目的として行われています。

落語鑑賞会(高学年)

 10月8日に落語鑑賞会が開かれました。今回の鑑賞会は、南相馬市の子どもたちに笑いと元気を届けたいとの思いのもと、落語家の瀧川鯉朝さんと三笑亭夢花さんの支援で実施されました。
 6年生は、社会科で江戸時代の文化について学習し、落語が江戸時代の人々にも親しまれ、現代まで続いているものだということを知りました。その落語を間近で見るという貴重な体験は、子どもたちの学習にも深みを持たせてくれたことと思います。
 話し方や身振り手振りのみで展開していく話を、想像力をはたらかせながら聴く子どもたちからは、大きな笑い声があがっていました。

津軽三味線演奏会

 10月6日に「津軽三味線」の演奏会が開かれました。

 今回、津軽三味線の繊細かつ躍動感あふれる演奏を聴かせてくださったのは佐藤通弘さんです。佐藤さんは、国内外で活躍されている津軽三味線奏者で、県内各地の小学校でも数多く演奏会を開いています。

 演奏会では、津軽三味線の演奏のほかに、津軽三味線の歴史や三味線を演奏するのに使う道具なども分かりやすく教えてくださいました。そして、会を締めくくったのは、ねぶた祭りで演奏される曲で、子どもたちは跳人(ハネト)になり“らっせらー、らっせらー”と声を出しながらジャンプして演奏を楽しみました。津軽三味線の音色が心と体に響く、すてきな演奏会でした。

スポーツレクで気分をリフレッシュ

 9月30日に、「子どもの健康を守る安心・安全対策支援事業」の一環として、スポーツレクリエーション活動を実施しました。今回は、東京都新宿区を中心に子どもたちの体験活動を企画・運営している“ワンパク大学”から4名の先生に来ていただきました。
 手をグーとパーにして、それをかえながら腕を曲げたり伸ばしたりするという簡単な運動(実際にやってみると、見た目以上に難しいです)から始まり、鬼ごっこをしたりジャンケンゲームをしたりなど、子どもたちは楽しく活動していました。太陽にも負けないキラキラの笑顔で活動する子どもたちを見て、思いっきり体を動かすことや、思いっきり大きな声を出すことは、子どもたちにとってとても大事な活動なのだと思いました。体と心のストレス発散。これこそが子どもたちの健康を守る第一歩なのかもしれません。