こんなことがありました!

2014年11月の記事一覧

学習発表会

 11月15日に学習発表会が行われました。

【1・2年生】
 創作劇「にんじゃへの道~福金鳩道場1・2年生の巻~」
 福金鳩忍者道場では、1年生忍者4人と2年生忍者7人が、知・徳・体それぞれの面で日々修行に励んでいます。今回は道場長の指令で修行の成果を発表することになりました。大きな声で詩の群読をしたり、マットの上でクルクル回転したりと、元気いっぱいの演技でした。中でもフラフープを使った演技は圧巻でした。音楽に合わせて、まるで新体操の選手のようにフラフープを操作したり、回したり、とても息の合った演技を披露しました。初めて学習発表会に参加した1年生も、2年生と一緒ということで自信を持って演技できたようです。また、1年生を引っ張る2年生の姿も頼りがいがあり、子どもたちの成長を感じました。

【3年生】
 創作劇「すいせんのラッパ」
 3年生は、国語で学習した「すいせんのラッパ」をベースとした創作劇を行いました。詩「夕日がせなかをおしてくる」の群読からスタートした劇は、時間や季節の流れとともに、見ている人を物語の世界にぐいぐい引き込んでいきました。総合的な学習の時間の中で学習した手話や英語、3年生になって始まった音楽でのリコーダー演奏など、3年生になってできるようになったことも随所に盛り込まれ、とても見応えのある内容でした。

【4年生】
 合唱・合奏「心を一つに!」
 いつもは元気いっぱいの4年生ですが、映画「アナと雪の女王」の主題歌「レット・イット・ゴー」のしっとりとしたメロディーを、心を一つにして素敵な合奏で届けてくれました。本番に向け、登校後すぐに、そして自主的に練習に取り組んできた子どもたち。その練習の積み重ねが実を結んだ瞬間に立ち会うことができ、演奏が終わるとともに心の中でガッツポーズを作っていました。心に響く素敵な演奏でした。また、総合的な学習の時間に学習した点字や手話について、まとめの発表もしました。

【5年生】
 劇「ヒュードロン!お化け学校」
 舞台に登場したたくさんのお化けたち。会場に巻き起こしたのは、恐怖の嵐ではなく、笑いの渦でした。ハリウッド映画にも負けない(?)衣装や特殊メイクで、さながら季節外れのハロウィーンパーティーとでも言ったところでしょうか。人間の子どもを怖がらせるはずが、肩を組んで歌うほど仲良くなってしまうという内容は、男女関係なく仲良く活動できる5年生にはぴったりだったように感じました。

【6年生】
 創作劇「南相馬市伝統芸能リポート」
 本校舎で学校生活を送った子どもたちも、いよいよ6年生と5年生の二学年になってしまいました。そこで6年生では、金房・福浦・鳩原3校でそれぞれ伝統的に行われてきた「田植踊り」と「宝財踊り」を、本校舎での生活を知らない下級生に伝えようと、劇にして発表しました。演技する6年生も当時は低学年だったため、上級生が踊っていたことをなんとなく覚えているに過ぎませんでした。しかし、自分たちが伝統を伝えるんだと、本番はもちろん練習の時から真剣な表情で取り組んでいました。このような状況だからこそ、故郷を思い、伝統を守っていくことも大事なのかもしれません。一人ひとりが立派に役を演じ切り、伝統を守るという大役も果たせたのではないかと思います。

全学年】 
 全体合唱「ビリーブ」
 今年度は全体合唱も行いました。全員の心が一つになった歌声は、見に来てくださったたくさんの人たちに、元気を与えることができたのではないかと思います。支えてくださっているたくさんの方々へ心を込めて・・・

 今年度は「がんばろう心を合わせて進むんだ」というスローガンのもと、各学年とも一生懸命練習に取り組み、素晴らしい演技を見せてくれました。たくさんの感動をありがとう
 今年度も残すところ4か月あまりとなりましたが、さらに心を一つにして思い出に残る学校生活を送ってほしいと思います。

フリー参観

 11月5日から7日までの3日間にわたり、フリー参観を行いました。
 保護者の皆様には、お忙しい中多数ご参観いただきました。ありがとうございました。フリー参観では、通常の授業参観とは異なり、子どもたちの肩の力も抜け、普段の学校生活の様子をご覧いただけるよい機会だったのではないでしょうか。

 11月15日には学習発表会が行われます。各学年とも“がんばろう 心を合わせて 進むんだ”というスローガンのもと、本番に向けて一生懸命練習に取り組んでいます。保護者の皆様はじめ、おうちの方や地域の方など、たくさんの方に見ていただければと思います。応援のほどよろしくお願いします。

南相馬チャンネル取材


 10月31日に、南相馬チャンネルの取材がありました。
 まず初めに、金房小・福浦小・鳩原小の3校全員で「南相馬市民の歌」の3番(小高区についてかかれた歌詞の部分)を歌いました。
続けて、各校ごとに校歌を歌いました。
 ふるさと、そして本校を離れて生活を送っている子どもたちですが、歌っている姿からは元気のよさやたくましさが伝わってきました。震災後間もない頃は、多くの方々からたくさんの元気をいただきましたが、今では多くの方々に元気を与えられるほど大きく成長しました。

東日本大震災復興支援事業(高学年)

 10月30日に、日本赤十字社福島県支部主催の東日本大震災復興支援事業として、テノール歌手の下村雅人さんによる音楽鑑賞会が開かれました。
 今回は下村さん夫妻と息子さんの3名が来校し、圧倒されるような迫力のある力強い歌声とうっとりするような美しいピアノ演奏、そして体の内側にまで響き、心を躍らせるような軽快なドラム演奏を届けてくださいました。
 子どもたちは、下村さんファミリーと輪を作り、体を動かしながら音楽遊びをしたり、用意していただいた数種類の打楽器を使ってセッションしたりしました。また、鑑賞会の締めくくりとして、ベートーベン作曲の「交響曲第9番(喜びの歌)」を合唱しました。
 今年度は、佐藤通弘さんによる津軽三味線の演奏やカルテット・スピリタスによるサクソフォンの四重奏など、生の音楽演奏にふれる機会の多い子どもたちですが、このような体験を通して、さらに心豊かに成長してほしいと思います。
 なお、今回の支援事業は、年明けに低学年と中学年でもそれぞれ予定されています。