こんなことがありました!

2014年5月の記事一覧

放射線について学ぼう(6年)

 5月30日に6年生で放射線教育を行いました。
 放射線教育については、教育活動の様々な場面でふれていかなければならない課題だと思いますが、学級活動の中でも年間3時間程度扱うことになっており、今回がその1回目でした。
 今回は「身の回りの放射線とわたしたちの生活」という内容で、子どもたちは放射性物質や放射線から身を守り、安全に生活するためにはどのようなことに気をつけなければならないか考え、意見を交流しました。身を守る方法としては、子どもたちから「マスクをする」、「うがい手洗いをする」、「野菜はよく洗って食べる」などの意見が出されました。
 今回特に注目したのは食物摂取による内部被ばくで、食に関わる内容ということもあり、栄養士の先生を講師に招いて話を聞きました。まず、学校で給食が出される過程で行われる検査の方法や、給食の安全性について教えていただきました。また、仮に放射性物質を体内に取り込んでしまったら、食物繊維をきちんと取り、体外に排出することが放射線から身を守る一つの方法になるということも教えていただきました。

南相馬市小学校陸上競技大会に向けて(6年)

 5月26日と28日に、6年生は南相馬市雲雀ヶ原陸上競技場で、6月3日に開催予定の陸上競技大会に向けて練習をしてきました。
 これまで6年生は、体育の時間はもちろん朝や放課後のわずかな時間も使い、鹿島中学校の校庭で練習を重ねてきました。限られた時間、限られたスペースの中での練習でしたが、途中でくじける子もなく、毎日精一杯練習に励んでいました。
 競い合いなので勝ち負けはつきますが、それだけにこだわらず、自分の目標とする記録に近づけるよう、力を十分に発揮してほしいと思います。
 これまでに流したたくさんの汗と努力が、競技を終えた子どもたちの笑顔に変わってくれることを願っています。
 大会当日は競技場のほうに足を運んでいただき、たくさんのご声援を送ってくださるようお願いします。

一人一鉢運動が始まりました

 5月27日より一人一鉢運動をスタートし、1・2・3年生はインパチェンスを、4・5・6年生はベゴニアを植えました。この取り組みは、環境教育の一環として行われています。
 鉢植えという小さな規模ではありますが、子どもたちには自分専用の鉢に植えた植物の世話を通して、自然を大切にする心を育んでいってほしいと思います。また、小さいながらもたくさんの花が咲きほこるその美しさに、心を動かすような豊かな心も育つといいですね。
 なお、環境教育の一環として、今年度もエコキャップ回収運動を行っています。子どもたちは、身近にできる環境保全の一つである再資源化と関連させながら取り組みます。今年度もご協力のほどよろしくお願いします。

合言葉は「いかのおすし」

 5月27日に防犯教室が行われました。
 まず、校舎内に不審者が侵入した場合を想定し、避難や不審者への対応の仕方を訓練しました。避難訓練については、各教室とも施錠できるようになっているので、施錠後入口付近に机や椅子でバリケードを作り、子どもたちの安全を確保しました。不審者への対応の仕方については、不審者対応担当の職員がさすまたを持って現場に駆けつけ、警察署員やスクールサポートの方々にアドバイスをいただきながら、対応訓練をしました。
 次に、登下校時に不審者に遭遇した場合の対応の仕方について教えていただきました。自分の身の安全を守るための合言葉は「いかのおすし」。
「いか」… 知らない人についていかない。
「の」… 知らない人の車にはらない。 「お」… おごえを出す。        「す」… ぐに逃げる。        「し」… らせる。
 防犯ブザーを携帯することもよいそうです。

風ニモ負ケズ 小高区4校合同運動会開催

 5月17日に小高区4校合同運動会が行われました。
 仮設校舎で一緒に生活する小高区の4つの小学校(金房・小高・福浦・鳩原小)が合同で行う運動会は今年度で2回目を数えます。
     
 晴天には恵まれたもののとても風の強い一日でした。しかし、子どもたちは元気いっぱい演技していました。自分の、そして自分が所属する紅組・白組の勝利のためにと真剣に演技する姿も、思い出に残る運動会にしようと係の仕事を積極的に行う6年生、それを助ける5年生それぞれの姿も素晴らしいものでした。4校全校生によるYOSAKOIの演技も圧巻でした。強風以上の感動の嵐を巻き起こした運動会は大盛況のうちに終えることができました。また、強風にも負けない元気のよさとたくましさは、見に来てくださった多くの方々に元気を与えるものとなったのではないかと思われます。
  
 子どもたちの応援に駆けつけてくださった保護者・ご家族・地域の方々に感謝申し上げます。