こんなことがありました!

2015年2月の記事一覧

なわとび記録会

 2月17・19・20日に、中学年、高学年、低学年ブロックに分けて、なわとび記録会を実施しました。
 昨年度までは体育館がなく、鹿島中学校の体育館を借りたり、運動するには適しているとは言えない多目的室を活用したりして、なわとび運動に取り組んでいました。しかし、今年度からは新設された体育館を活用し、体育の時間はもちろん、業間運動を通して、記録会に向けて十分な練習量を確保することができました。
 持久跳びでは、練習量が確保できることを加味し、各学年とも昨年度よりも時間が長く設定されました。また、記録種目では、ブロックごとに子どもたちの実態に応じて競技種目を設定し、目標と意欲をもって取り組めるようにしました。
 記録会当日は保護者の方々の応援もあり、自己ベストを更新できた子が多かったようです。運動会をはじめ、陸上競技大会やマラソン大会など、保護者の方々と学校とが協力し、見守ることで、子どもたちの持てる力を十分に引き出せるのだと感じました。今後も家庭と学校が協力し、子どもたちの成長を助けていければと思います。
 寒い中、応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

鬼はそと 福はうち

 2月3日に、豆まき集会が行われました。
 まず、図書委員会の子どもたちが、豆まきにまつわる本の読み聞かせを行いました。続いて、各学年の代表児童が“追い出したい鬼”の発表をしました。なまけ鬼や寝坊鬼、夜ふかし鬼など、様々な鬼が登場しました。妖怪の…ではなく、鬼のせいにせず、自分の中の弱い気持ちに負けず生活しようという思いも伝わってくる発表でした。発表が終わると、じゃんけんピラミッド鬼退治バージョンや豆まき、節分に関する○×クイズ大会をし、全校生で楽しみました。それから、集会の締めくくりとして、年男・年女である5年生が代表して、豆まきをしました。
 今回の豆まき集会は、先生たちの力をほとんど借りず、初めから終わりまで子どもたちが主体となって運営されました。今年度も残すところ2か月ほどになりましたが、子どもたちの確実な成長を見ることができた集会でした。

最先端の技術にふれる(4年)

 1月27日に、4年生が国語科で学習する単元「わたしたちの生活とロボットについて考えよう」の著者である小林宏先生(東京理科大学教授)が来校し、課外授業をしてくださいました。今回は著者という立場だけではなく、“マッスルスーツ”の開発者という立場で、様々な視点から子どもたちにとって大変貴重なお話を聴かせてくださいました。
 “マッスルスーツ”とは、人工筋肉の収縮を利用し、重いものを持ち上げるときなどの負荷を軽減できる魔法のような動作補助装置です。「病気や高齢で介護される人にも介護する人たちにも共に役立つロボットを」という願いから開発され、多くの可能性を秘めた“マッスルスーツ”は、これから様々な場面で活躍するものと期待されています。そして、この“マッスルスーツ”が、小高区内に新設される工場で製造されるということで、小高区のさらなる復興に貢献できるのではないかと期待されているようです。
 最先端の技術にふれた子どもたちの顔は、驚きと感動の表情でいっぱいでした。どんな願いもどんな夢も実現できる。将来、子どもたちの中から、ドラえもんの世界で紹介される夢のような道具を形にしてしまう子が出てくるのではないかと、楽しみになりました。