こんなことがありました!

2016年2月の記事一覧

資源からゆめをつくる

 2月9日に5年生は、校外学習で「シマ商会」に行ってきました。社会科の学習で自動車の工業生産について学びましたが、廃車がどのようになるのか興味津々でした。
 「シマ商会」では、廃車を乗用車ラインとトラックラインに分け、解体します。大きな器械をうまく使い、導線を取ったり、シュレッターにかけたりしていました。自動車の生産の時と同じく、作業している人が安全に効率的にできるように工夫されているのが分かりました。解体されたものは、「アルミ」「スチール」「銅」「タイヤチップ」に分けられ再利用されるとのことでした。外国のバイヤーの方が、たくさん買い付けに来ていました。

美しい生演奏にうっとり

 2月5日(金)に日本赤十字社、福島支部の支援事業により、琴と尺八の音楽鑑賞教室があり、5・6年生が参加しました。 昨年に引き続き、琴は遠藤千晶先生(福島県福島市出身)と尺八は善養寺惠介先生(青森県津軽出身)にお越しいただきました。
 八橋検校作曲の「六段の調」や宮城道夫作曲の「春の海」を作曲家の生い立ちやエピソードなどを交えて説明をしていただき、演奏を聴きました。5年生は、音楽の時間に「日本の音楽」について丁度学習しており、「春の海」の演奏はCDを通して聴いていましたが、生演奏の迫力と美しさにうっとりを時間を忘れるほどでした。

心の鬼がいなくなった日

 2月3日は節分です。学校でも恒例の豆まき集会を行いました。今年も5年生が主体となって準備をすすめてくれました。
 図書委員会からは紙芝居『おにとおひゃくしょうさん』を通して,どうして節分には豆をまくのかということを教えてもらいました。続いて,各学級の代表2名による退治したい心の鬼の発表を行いました。「夜更かし鬼」や「恥ずかしがりや鬼」,「泣き虫鬼」など普段の自分の姿をよく見つめたうえでの退治したい鬼になっていました。ぜひとも豆の力で追い出してほしいですね。
 続いて,ゲームをして楽しみました。美化・園芸委員会は節分ジャンケンピラミッド,体育委員会は節分玉入れを準備してくれました。どちらのゲームも,みんなでやったおかげで休み時間とは違った楽しさを感じていたようです。
 教室に戻ってからは,年男・年女である5年生が豆をまきに来てくれました。「鬼は外」「福は内」の掛け声とともに,元気に豆をまいてくれました。5年生の勢いに全校生の心の中にいた鬼も,みんな追い出されてしまったかのようでした。短い時間でしたが,日本の伝統を感じながら心の鬼を退治することができました。


ロープジャンプin冬

 2月になりました。今月は豆まき集会と共になわとび記録会という大きなイベントが予定されています。2学期の終わり頃から冬休み,1月とみんな自分の目標に向かってなわとびの練習を続けてきました。体育の時間も体つくりの運動ということで,持久跳びや技跳びを行っています。そして今週から業間運動でもなわとび運動を行うことになりました。
 初日の2日(火)は,3分間の持久跳びに2度挑戦しました。さすがに6年生や5年生は3分間跳び続けることができていましたが,中には1年生や2年生でも跳び続けてしまう子がいて全校生から称賛されていました。
 外遊びには寒く,ぬかるんでいて外に出たがらない子も多いのですが,体育館に集まって元気に運動することはとてもよいことです。今後の業間運動が充実していくことが予感できる時間となりました。

豆まき集会まであと二日

 今週の水曜日に本校でも豆まき集会が行われます。いわゆる節分です。
 本日の全校集会では鳩原小学校の宮武校長先生から節分のお話をしていただきました。
 「節分」とは,季節を分けるということで,本来年四回あったものですが,現在は冬と春を分ける子の季節の節分のみが大きく取り上げられるようになりました。この節分に豆まきをして鬼を追い払うという行事は,昔は大晦日に行われていた追儺(ついな)という行事がルーツになっているのだそうです。しかもこの追儺(ついな)は,鬼を追い払うのではなく鬼を迎え入れていたのだそうです。鬼は昔,神様の使いだとされていました。今とはずいぶん違いますね。
 しかし,今は平成です。3日は自分の心の中の鬼を追い払っていかなくてはなりません。当日は各児童委員会が工夫を凝らした出し物などで楽しく豆まき集会を進めていく予定になっています。
 ちなみに,鬼も色にも意味があるそうで,赤鬼は「欲張り鬼」,青鬼は「やきもち鬼」,黒鬼は「愚かな鬼」だそうです。今日は,知っているようで知らない節分のお話でした。