こんなことがありました!

出来事

小高区5校PTA夏祭り開催

 8月30日に小高区5校PTA夏祭りが開催されました。震災後、ふるさと小高の復興を願い、また、離ればなれになった友達や保護者の方同士が再会できる機会をつくろうと始まった催しも、今年度で3回目になりました。
 今年度の夏祭りは、自衛隊福島駐屯地音楽隊による演奏と、各小中学校PTAの企画による催しの二部構成で行われました。


絵文字:笑顔
第1部 自衛隊福島駐屯地音楽隊による演奏
 子どもたちだけでなく、保護者の方も楽しめる演技構成でした。音楽隊は男性のみで編成されており、力強く迫力のある演奏を聴かせてくださいました。また、力強さだけでなく、ホール全体をあたたかく包み込むような優しさで、映画「アナと雪の女王」の主題歌 「Let It Go」を演奏してくださり、それに合わせて歌を歌ったのは、子どもたちにとってよい思い出になったと思います。自衛隊の方々が、震災直後から様々な面でわたしたちをサポートしてくださったことを思い出すとともに、改めて感謝の気持ちがわいてきました。
絵文字:笑顔第2部 各小中学校PTAの企画による催し
 
 子どもたちが楽しく過ごせるようにと、ものを製作したり、ゲームをしたりする催しが行われました。今年度はスタンプラリー形式のパンフレットが作成されたので、子どもたちは欄を埋めようといろいろな場所に足を運び、それぞれの催しを楽しんでいたようです。

第2学期始業式

 8月25日に第2学期始業式が行われました。
 始業式の中では、まず、金房小の校長先生が代表でお話をされました。お話の中で特に強調されたことは、「ありの~ままの~自分になる」という、映画「アナと雪の女王」の主題歌にも出てくるフレーズでした。そして、一人ひとりが素晴らしい力とたくさんの可能性を持っているのだから、自信を持って2学期も生活していってほしいという願いが伝えられました。
(詳細については学校便り No.12をご覧ください)
 続いて、1・3・5年生の代表が2学期のめあてについて発表しました。堂々と発表する子どもたちの姿からは、81日間と1年の中で最も長い学期を、充実したものにするぞという強い意気込みが感じられました。
 2学期は、秋の遠足や学習発表会、マラソン大会など、様々な行事が予定されています。子どもたちが、心も体もさらにパワーアップする姿が見られるよう期待するとともに、子どもたちがパワーアップできるよう、教職員一丸となって精一杯支援していきたいと思います。2学期もご協力のほどよろしくお願いします。
 なお、明日は小高区5校PTA夏祭りが開催されます。どうぞ、ご家族そろっておいでください。

暑中お見舞い申し上げます

 早いもので、夏休みも半分を過ぎました。毎日暑い日が続いていますが、みなさんは元気に、楽しい夏休みを過ごしていますか。
 さて、夏休み期間中は、上真野小学校のプールをお借りして、計12回のプール開放日が設定されていますが、毎回多くのお友だちが来て、楽しく活動しています。水遊びを通して、体力はもちろん泳力も着実にアップしているようです。
 また、1学期に育てた花や野菜は、夏の強い日差しを浴びてぐんぐんと成長し、色とりどりの花を咲かせたり、大きな実をみのらせたりしています。この花や野菜のように、この夏休みでみなさんもさらに大きく成長しているんだろうなと想像すると、早くみなさんに会いたいと思わずにはいられません。
 今のところ大きな事故やけが等の連絡がないので、先生たちも安心しています。残りの夏休みも事故やけが等のないよう、安全に生活してください。また、体調にも気を配り元気に生活してください。学習を計画的に進め、夏休み終了間近にあせらないよう注意することも大事です。
 8月25日に元気なみなさんに会えるのを楽しみにしています。

第1学期終業式

 7月18日に第1学期終業式が行われました。
 金房小・福浦小・鳩原小による3校合同での教育活動も2年目を迎え、緊張しながら過ごした1年目の4月とは違い、今年度は4月からパワー全開で様々な活動に取り組んできた子どもたちの72日間が終わりました。子どもたちは小高区4校合同運動会や南相馬市小学校陸上競技大会、宿泊学習などの様々な活動を通して、さらに大きく、そしてたくましく成長しました。
 終業式の中では、まず、福浦小の校長先生が代表でお話をされました。特に元気なあいさつができた人が多かったと、称賛の言葉をいただきました。続いて、2・4・6年生の代表が1学期の反省や夏休みの計画について発表しました。堂々と発表する子どもたちの姿から、充実した1学期を過ごすことができたという印象を受けました。
 また、終業式後にFKH賞の表彰が行われました。FKH賞とは「知」「徳」「体」それぞれの分野で、友だちの模範となったり、大きな成果を残したりした人に贈られる賞です。仮設校舎で不自由な生活を送る子どもたちの励みになればという思いから始まった取り組みも3年目を迎えました。

 これから始まる37日間の夏休みを有意義に過ごし、8月25日の第2学期始業式には、全員が元気な姿で登校してくることを楽しみに待っています。

絵文字:よろしくお願いしますThank you,Jaime!
 これまで2年間、5・6年生の外国語活動を中心に、1年生から4年生でも楽しい英語の授業をしてくださったALTのジェイミー先生が、今学期いっぱいをもって他の学校へ異動となります。授業以外でも、給食や休み時間など、たくさんの時間を子どもたちと一緒に過ごしてくださいました。

3億分の1の奇跡(6年)

 7月16日に、6年生で思春期保健教室が行われました。原町保健センターから保健師の大石さんと大楽さんを講師に招き、思春期におけるからだと心の発達や、いのちの尊さについて教えていただきました。
 子どもたちはこれまで、4年生の時には体育の保健で、5年生の時には理科で、それぞれからだと心の発達や生命の誕生について学習してきました。今回は、保健師の方々のより専門的な視点から、これまで以上に貴重なお話を聞くことができました。特に、自分が3億分の1の確率で生まれてきたということに、いのちの重さを実感したようです。また、実際の重さに合わせて作られた胎児や新生児の人形にふれたり、抱きかかえたりする体験を通して、質量としての重さも実感できたようです。
 自分のいのちの尊さはもちろん、他者のいのちの尊さについて、改めて考えることができました。また、自分の後ろに広がるいのちの無限の樹形図や、自分の前に広がっていくであろういのちの無限の樹形図を知り、自分がかけがえのない存在であるということにも気づいたようです。