こんなことがありました!

出来事

なわとび記録会

 2月17・19・20日に、中学年、高学年、低学年ブロックに分けて、なわとび記録会を実施しました。
 昨年度までは体育館がなく、鹿島中学校の体育館を借りたり、運動するには適しているとは言えない多目的室を活用したりして、なわとび運動に取り組んでいました。しかし、今年度からは新設された体育館を活用し、体育の時間はもちろん、業間運動を通して、記録会に向けて十分な練習量を確保することができました。
 持久跳びでは、練習量が確保できることを加味し、各学年とも昨年度よりも時間が長く設定されました。また、記録種目では、ブロックごとに子どもたちの実態に応じて競技種目を設定し、目標と意欲をもって取り組めるようにしました。
 記録会当日は保護者の方々の応援もあり、自己ベストを更新できた子が多かったようです。運動会をはじめ、陸上競技大会やマラソン大会など、保護者の方々と学校とが協力し、見守ることで、子どもたちの持てる力を十分に引き出せるのだと感じました。今後も家庭と学校が協力し、子どもたちの成長を助けていければと思います。
 寒い中、応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

鬼はそと 福はうち

 2月3日に、豆まき集会が行われました。
 まず、図書委員会の子どもたちが、豆まきにまつわる本の読み聞かせを行いました。続いて、各学年の代表児童が“追い出したい鬼”の発表をしました。なまけ鬼や寝坊鬼、夜ふかし鬼など、様々な鬼が登場しました。妖怪の…ではなく、鬼のせいにせず、自分の中の弱い気持ちに負けず生活しようという思いも伝わってくる発表でした。発表が終わると、じゃんけんピラミッド鬼退治バージョンや豆まき、節分に関する○×クイズ大会をし、全校生で楽しみました。それから、集会の締めくくりとして、年男・年女である5年生が代表して、豆まきをしました。
 今回の豆まき集会は、先生たちの力をほとんど借りず、初めから終わりまで子どもたちが主体となって運営されました。今年度も残すところ2か月ほどになりましたが、子どもたちの確実な成長を見ることができた集会でした。

最先端の技術にふれる(4年)

 1月27日に、4年生が国語科で学習する単元「わたしたちの生活とロボットについて考えよう」の著者である小林宏先生(東京理科大学教授)が来校し、課外授業をしてくださいました。今回は著者という立場だけではなく、“マッスルスーツ”の開発者という立場で、様々な視点から子どもたちにとって大変貴重なお話を聴かせてくださいました。
 “マッスルスーツ”とは、人工筋肉の収縮を利用し、重いものを持ち上げるときなどの負荷を軽減できる魔法のような動作補助装置です。「病気や高齢で介護される人にも介護する人たちにも共に役立つロボットを」という願いから開発され、多くの可能性を秘めた“マッスルスーツ”は、これから様々な場面で活躍するものと期待されています。そして、この“マッスルスーツ”が、小高区内に新設される工場で製造されるということで、小高区のさらなる復興に貢献できるのではないかと期待されているようです。
 最先端の技術にふれた子どもたちの顔は、驚きと感動の表情でいっぱいでした。どんな願いもどんな夢も実現できる。将来、子どもたちの中から、ドラえもんの世界で紹介される夢のような道具を形にしてしまう子が出てくるのではないかと、楽しみになりました。

理科実験出前講座(上学年)

 1月22日に、ディレクトフォース理科実験グループの方々を講師に招き、4・5・6年生で理科実験出前講座が行われました。
 4年生では、食塩水や活性炭などを用いて電池を作り実験しました。6年生では、厚紙で風車を作り、風力発電の原理を学ぶ実験をしました。身近にあるものと簡単なしくみで電気を作ることができることを知るとともに、大きな電気を作るにはそれと同等の、またはそれ以上に大きな力が必要になるということを学ぶことができました。6年生は、総合的な学習の時間に学習した内容とも関連するところがあり、学習内容をさらに深めることができたようです。
 5年生では、水溶液の性質とはたらきをテーマに実験を行いました。6年生で学習する予定の内容で、実験内容や方法もちょっとレベルアップしていました。しかし、その高度さが子どもたちの実験意欲を喚起したようです。水溶液を混ぜることで起こる熱反応にもふれ、その反応を利用したものが便利な道具として身近にあることも教えていただきました。
 子どもたちの身近にあるものを取り上げ、生活に密接に関わってくる内容だったため、どの学年でも意欲的に活動する姿が多く見られました。
 なお、今回講師としてお招きしたディレクトフォースの方々は、子どもたちに理科の楽しさを伝えるために活動しているスーパーおじいちゃん集団です。いくつになっても知りたいという欲求にあふれ、学び続ける姿も見せていただきました。子どもたちには、理科だけでなく生き方についても学んでほしいと感じました。

第3学期始業式

 1月8日に第3学期始業式が行われました。
 まずはじめに、福浦小の校長先生が代表でお話をされました。今学期中に実践してほしいこととして、周りの人に優しく接すること、進学・進級に向け、学習面や生活面において十分な準備をすること、また、6年生は5年生へ、5年生は4年生へというように、上級生から下級生に確実にバトンをつないでいくことについてお話になりました。
 続いて、2・4・6年生の代表児童が3学期の目標を発表しました。新しい年、そして今年度のまとめとなる学期を迎え、気持ちを新たに今学期も充実したものにしようという意欲が伝わってくる発表でした。
 今年度は“進んで取り組もう”を重点目標とし、教育活動を進めています。今年度も残すところ3か月となりましたが、
 とりひとりに目を向け
 ながりを大切にしながら
 ぶんから進んで何事にも取り組む子ども
の育成を目指し、教職員一同精一杯支援していきたいと思います。3学期も学校教育へのご協力をお願いいたします。

1/9 第6学年社会科「租税教室」