こんなことがありました!

理科実験出前講座(上学年)

 1月22日に、ディレクトフォース理科実験グループの方々を講師に招き、4・5・6年生で理科実験出前講座が行われました。
 4年生では、食塩水や活性炭などを用いて電池を作り実験しました。6年生では、厚紙で風車を作り、風力発電の原理を学ぶ実験をしました。身近にあるものと簡単なしくみで電気を作ることができることを知るとともに、大きな電気を作るにはそれと同等の、またはそれ以上に大きな力が必要になるということを学ぶことができました。6年生は、総合的な学習の時間に学習した内容とも関連するところがあり、学習内容をさらに深めることができたようです。
 5年生では、水溶液の性質とはたらきをテーマに実験を行いました。6年生で学習する予定の内容で、実験内容や方法もちょっとレベルアップしていました。しかし、その高度さが子どもたちの実験意欲を喚起したようです。水溶液を混ぜることで起こる熱反応にもふれ、その反応を利用したものが便利な道具として身近にあることも教えていただきました。
 子どもたちの身近にあるものを取り上げ、生活に密接に関わってくる内容だったため、どの学年でも意欲的に活動する姿が多く見られました。
 なお、今回講師としてお招きしたディレクトフォースの方々は、子どもたちに理科の楽しさを伝えるために活動しているスーパーおじいちゃん集団です。いくつになっても知りたいという欲求にあふれ、学び続ける姿も見せていただきました。子どもたちには、理科だけでなく生き方についても学んでほしいと感じました。