こんなことがありました!

2015年11月の記事一覧

自分の命を守るために

 20日(金)に,小高小学校と合同で避難訓練を行いました。今回は大きな地震の後に津波が来るという設定で訓練を行いました。
 子ども達は震災後からたくさんの避難訓練を行ってきましたが,今回も真剣な態度で訓練に参加していました。地震発生直後は机の下へ避難し,地震がおさまった後は無言で校庭へ移動しました。津波対策としての高台への移動では,6年生が1年生の面倒を見てあげるといった優しい心を見ることができました。
 二次避難終了後,小高小学校の校長先生と相馬地方広域消防鹿島分署の署員の方からお話をいただきました。「室内では歩き,外に出たら小走りで移動すること」「自分の命は自分で守れるようになること」「お家の方との連絡方法や待ち合わせ場所を決めておくこと」などを教えていただきました。教室に戻ってから,早速お家の方の携帯電話の番号をチェックしていた学年も見られました。ご家庭でも避難場所の確認や連絡先の確認などお願いいたします。

高齢者の気持ちになって

 17日の火曜日に3・4年生が介護教室を行いました。今回は,東電パートナーズ株式会社さんにお世話になりました。
 はじめにテキストを用いて「年をとると体や心はどうなるのか」「介護を必要とする人はどんな人か」「認知症とはどんな病気か」などの学習をしました。
つぎに,車いす体験や視野を狭くして活動する体験,足に重りをつけて歩く体験,左半身が動かなくなる体験などを行いました。
 子ども達は,これらの学習や体験を通して,高齢者になると今は全く困っていないような動きもなかなかできずに,大変であることをしみじみと感じていました。
 さらに高齢者に対して,「手伝えることは手伝いたい」「お年寄りに優しくする」というような心を育むことができました。頭ではわかっていることでも実際体験することによって実感が伴うようになりました。
 優しい心でこれからもお年寄りに接していってほしいと思いました。

今日の主役は,自分自身

 14日の土曜日は学習発表会でした。今までの練習を十二分に発揮し,どの学年も素晴らしいパフォーマンスを繰り広げました。1年生は小学生になって初めての学習発表会でしたが,日ごろの元気な姿を活かして堂々とした発表でした。2年生は昨年よりも一つお兄さんお姉さんになったということで,1年生をしっかりとリードしていました。3年生は7名という少ない人数でしたがそんなことを全く感じさせない素晴らしい劇を見せてくれました。4年生は,群読と演奏とダンスというシンプルな内容でしたが,元気いっぱいの姿を披露していました。5年生は,手話やダンスなど知・徳・体すべてを使った演技でした。そして6年生は,最高学年として発表会での一番の盛り上がりを見せてくれました。さすが6年生という声がたくさん聞かれました。
 このように,大勢の前で自分のことを表現する経験は,必ず大きな力になってきます。子ども達のさらなる成長が楽しみです。
 保護者の皆様におかれましては,お忙しい中子ども達への応援ありがとうございました。子ども達はみんな,お家の方々に見てほしいために一生懸命頑張っているのだなと思いました。今後も子ども達の学習活動に対しての応援や協力などお願いいたします。







本番が待ちきれない!

 水曜日には学習発表会の予行練習が行われました。どの学年も本番さながらの熱の入った演技や演奏を披露していました。「輝け!今日の主役は,自分自身」というスローガンの達成を目指して一人一人が自分の役割を一生懸命にこなし,学年全員で作り上げる作品をより良くしていこうという気持ちが感じられました。
 多くの子が先生から言われたことだけをするのではなく,自分自身で工夫した動きやセリフの言い方などを使って伝えようとしています。土曜日の本番には予行練習以上の張り切りぶりで素晴らしい発表会になっていくことと思います。保護者の皆様に,「来てよかった」「なかなかやるな!」などという感想を持っていただけるような発表ができるよう,精一杯頑張っていきたいと思います。

やさしい心で使おう

 11月は「いい〇〇の日」がたくさんありますが、10日は「いいトイレの日」です。学校のトイレは、月交代で子ども達が清掃しています。汚れがあっても、みんなが気持ちよく使えるようにとキレイに清掃しています。清掃用具入れの中もキレイに整頓されているので、清掃担当以外の児童が使おうとした時に「清掃用具入れの中もキレイで、清掃用具を気持ちよく使うことができた」という声もありました。
 先日、保健給食委員会の活動でポスターを作成したところ、トイレの使い方について、ステキなポスターができたので紹介します。みんなが気持ちよくトイレを使うことができるように言葉をひとつひとつ考えました。

「やさしい心で使おう」
トイレを使う人も、清掃する人もやさしい心を持ってほしいですね。どんな場所であっても、大切にしたい心です。