こんなことがありました!

2016年3月の記事一覧

実感がわいてきました

 いよいよ修・卒業式の全体練習が始まりました。これまで各教室で練習してきた成果を体育館で初めて合わせてみました。もちろん細かい部分はさらに良くしていかなくてはなりませんが,1年生から6年生まで真剣な態度で練習していたので初めてとは思えないような出来栄えでした。
 在校生は進級の喜びと卒業生に対する感謝の気持ちを,卒業生は6年間の集大成の姿を立派に表現しようと頑張っていました。良い伝統とは,言葉ではなく態度で継承されていくものだとしみじみと感じることができました。
 残り少ない時間ですが,6年生には素晴らしい姿をたくさん残していってもらいたいです。

だんご8兄弟のお楽しみ会

 今日の3、4時間目は、1年生のお楽しみ会でした。「八人で楽しい思い出をつくる」を合言葉に、イベントを計画し実施しました。
 3時間目は、「みんなで遊ぼう」と題して、ドッジボールと鬼ごっこを行いました。会の進行やルール説明など、子どもたち1人1人が役を持って行いました。
 4時間目は、「お料理しよう」と題して、白玉団子を作りました。おっかなびっくり沸騰した鍋の中に白玉団子を入れる子供たち。初めて経験した子、家庭で経験している子・・・どちらも,学校で友達といっしょに作るという経験は、とっても楽しいものだったようです。
 給食の時間に、チョコレートやきな粉をかけて、おいしくいただきました。「おいしくできてよかった。」、「ドッジボールや鬼ごっこ楽しかった。」、「自分の役割もしっかりできてよかった。」など。満足!満足!!の2時間でした。

最後のFKH賞

 全校集会では本校の遠藤校長先生から,次年度からの学校の運営方法とFKH賞についてのお話がありました。小高区再開のミーティングでもお話があったように,4月からは現在の3校合同の運営ではなく,小高小学校も一緒に勉強していくことになりました。そのことを校長先生から説明していただきました。子ども達は,みんな知っていたようですが真剣な表情で話を聞いていました。もちろん金房小学校はこれからも残っていくわけですので,これからも金房小学校らしさを失わずに,いつの日か飯崎の本校舎に戻って再開できることを最終的な目標として忘れずにしていきたいと思います。
 FKH賞も今年度が最後ということで,残り1週間,自分自身のめあてに向かって努力してほしいということをお話していただきました。来週の月曜日が表彰予定なのでそれまでの子ども達の頑張りに期待しています。

鎮魂の3.11

 5年前と同じ金曜日の3月11日でした。
 本校でも地震発生時刻である14時46分から全員で,東日本大震災で犠牲になった方々に黙祷をささげました。直前の5校時目には命の大切さを道徳の学習を通して学んでいた学年もありました。
 この5年間,本校の子ども達はもちろん,小高区の方々は言葉では言い表せないようなご苦労をなさってきたことと思います。この4月からの小高区解除も現在のところ不透明な状況で,不安な日々が続いていることでしょう。
 本校教職員一同,子ども達がいるところが金房小学校であるという気持ちを新たに仮設校舎での学校生活を続けていきたいと考えております。それでも小高の本校舎での生活を夢見てしまうのは,保護者の皆様と同様であります。
 明日からは6年目の日々が始まっていきます。

ギリシャからの訪問者

 10日の木曜日に,1~4年生までが,プロのピアニストとフルート奏者の演奏を聴きました。音楽関係の支援も今までたくさんいただいてきましたが,その中でも外国からの支援は珍しかったです。
 来てくださったのは,ピアノ奏者のパノスさんと,フルート奏者のザックさんです。お二人とも遠くギリシャの出身でずか,この南馬市へは何度も被災地支援にいらしてくれています。当日はギリシャの音楽,ベートーベン,「白鳥」,「さくらさくら」という曲を演奏してくださいました。パノスさんのピアノを弾く指使いや,ザックさんのフルートで出してくれた動物の鳴き声など子ども達は驚きの連続でした。
 今年もたくさんの本格的な音楽の支援をいただきました。生演奏の迫力と楽器から流れてくる音に包まれながら,みんな心に栄養を貯えることができました。