こんなことがありました!

出来事

牛越浄水場見学

 8日の水曜日,4年生は原町区の牛越浄水場に社会科見学に行きました。
 事前に教科書や図書室で調べていたのとは違って,原町区の水源はすべて地下水であるということを知りました。5mという浅い井戸から,150mもある深い井戸まで多くの水源から水を確保していました。
 浄水場の施設も順番に見学させていただきました。汲み上げたばかりの地下水も見せていただいたのですが,すぐにでも飲めそうなぐらい透明でした。それでも消毒したり,目に見えないごみを取り除く作業を行ったりして安全でおいしい水を作ってくださっていることが分かました。
 事務所内では魚が飼育されていました。これは,水道水や原水が安全かどうかを実際の生き物を使って監視するためです。もちろん今まで一度も水槽の魚が死んでしまったことはないそうですが,このようにいろいろな方法で安全を確保していることが分かりました。
 原町区の水道は震災時でもほぼ安定して供給されていたのですが,水道局の方によれば,いろいろと被害を受けてかなり綱渡りの状態で供給していたということでした。見えないところで私たちのために,一生懸命働いてくださっている方々がいるということも勉強することができました。

天の川に願いをこめて

 6日3校時に七夕集会を行いました。七夕集会では、図書委員会の七夕にまつわるお話の読み聞かせやいくつかの委員会で考えたゲームを行いました。ゲームは七夕に関連させたものにアレンジしたもので、織姫・彦星がでてきたり、天の川や流れ星がでてきたりしました。

 7日は七夕でしたが、1年に1回の願いごとは、何を願いましたか?今学級の廊下には、みんなの願い事が掲示してあります。みんなの願い事は行きたい場所やなりたいもの、家族や自分の健康・幸せを願うもの、できるようになりたいこと・身につけたい力など様々です。ぜひご覧ください。
 天の川に願いこめて、
   なわない目標はない
   んどあきらめそうになっても
   つかっても
   いごには目標はかなう
 と信じて、それぞれの目標にむかって頑張っているかなぶさっこの願いが天の川に届きますように。



プール開きと「かとちゃん」

 6日にプール開きを行いました。今年の3校の水泳の合言葉は「かとちゃん」です。かとちゃんというと何やらおもしろいひびき・・・と思いますが、実は真剣な言葉なんです。その内容は、
 「か」けない(プールサイドは走らない)
 「と」びこまない
 「ちゃん」と先生の話をきく・体を洗う
 の3つの約束です。また、各学年から一名がみんなの前で目標を発表しました。教室にはみんなの水泳学習の目標が掲示してありますが、どれも気合が入っています。みんなそれぞれの目標にむかって頑張ってほしいです。約束を守って安全で楽しい水泳学習にしたいですね。
 7月からは、みんなが楽しみな水泳学習が始まります。運動やボール運動は好きだが水泳は苦手という人もいるかもしれません。水泳は、ただ水で遊んで楽しいというだけではなく、実は体にも心にとってもよいものなのです。泳ぐことは、走ること・歩くことよりも全身の筋肉をバランスよく使う運動のため、水泳でしか得ることができない特別な効果もあるのです。水の中に入ることだけで全身がマッサージされ、血行がよくなり病気の予防につながります。また、水泳は有酸素運動です。この有酸素運動はストレス緩和ホルモンの分泌を促してくれます。さらに、水中に入ることだけでもリラックス効果があるといわれているため、効果は倍増です。
 水泳学習を通して強い心と体を目指したいですね。

楽しかった!しっぽとりゲーム

 一週間延期になっていた,集会委員会主催のしっぽとりゲームが開催されました。この委員会主催のゲーム集会は昼休みに行うということで,自主的に参加するようになっています。ですが,子ども達はみんなで一緒に遊ぶのが大好きなので,ほとんどの子が参加しています。
 普段の休み時間は大体自分のクラスメートと遊ぶことが多いのですが,この集会は全学年が交流しながら遊べる機会なのでみんな参加しています。活動の中では,上級生は自然と下級生の面倒を見たり,力に加減を加えたりしています。下の子にとっては,普段は遊べないお兄さんやお姉さんと楽しく遊べる場にもなっています。また,交流の中で自然に言葉遣いなども覚えていっているようです。
 「みんなのために活動しよう」という目標に向かって,今回も素晴らしい時間が過ごせました。

業間運動継続中

 今年度も火曜日の業間の時間を使って体力つくりを進めています。今年の目標は,「めあてを持って楽しみながら運動し,自ら進んで体力つくりや健康つくりに取り組む子どもになろう」ということなっています。
 2時限目終了後,20分間の休み時間のうち実質10分間しかない時間ですが,継続的に運動をしていくことは子ども達にとって大きな力になっていくと考えています。
 現在は晴れの日は10分間走,雨天は体育館で運動身体づくりプログラムを行っています。気温が高くなってきていますが,保健の先生も見守ってくださっているのでみんな安心して運動に励んでいます。
 秋にはマラソン大会に向けての練習を毎日行い,冬にはなわとび大会に向けての練習を計画しています。震災後の福島県の子どもたちの体力が低くなっているということなので,少しでも運動して元気で健康な体を作っていきたいものです。