こんなことがありました!

牛越浄水場見学

 8日の水曜日,4年生は原町区の牛越浄水場に社会科見学に行きました。
 事前に教科書や図書室で調べていたのとは違って,原町区の水源はすべて地下水であるということを知りました。5mという浅い井戸から,150mもある深い井戸まで多くの水源から水を確保していました。
 浄水場の施設も順番に見学させていただきました。汲み上げたばかりの地下水も見せていただいたのですが,すぐにでも飲めそうなぐらい透明でした。それでも消毒したり,目に見えないごみを取り除く作業を行ったりして安全でおいしい水を作ってくださっていることが分かました。
 事務所内では魚が飼育されていました。これは,水道水や原水が安全かどうかを実際の生き物を使って監視するためです。もちろん今まで一度も水槽の魚が死んでしまったことはないそうですが,このようにいろいろな方法で安全を確保していることが分かりました。
 原町区の水道は震災時でもほぼ安定して供給されていたのですが,水道局の方によれば,いろいろと被害を受けてかなり綱渡りの状態で供給していたということでした。見えないところで私たちのために,一生懸命働いてくださっている方々がいるということも勉強することができました。