こんなことがありました!

出来事

算数の魔法使い

 6月から地区のコアティーチャーとして,小高中学校から橋本先生が定期的に来てくださっています。
 本日の6年生「分数のわり算」の学習では,ドラえもんの秘密道具を使って割られる数と割る数に同じ数をかけても商は変わらないということを分かりやすく教えてくれました。5年生の□を使った式の学習が実は,中学校で学習する「方程式」と同じことだという説明もありました。さらに,考えがまとまらなかった人にポイントを教えてくださいました。
 今後も算数を中心に,様々なアドバイスをいただきながら一緒に学習していくことになります。これまで以上に算数を楽しく,分かりやすく学習していくことが期待できます。

どんな検査にでも真剣です

 福島県では,東京電力福島第一原子力発電所事故以降,県内の子どもたちの健康を長期に見守るため、甲状腺検査を実施しています。
 本校でも本日,甲状腺のエコー検査をしました。子ども達も何度か受けているので慣れてきていますが,真剣な態度で検査にのぞんでいました。検査結果は数週間後に自宅に郵送されるそうなのでお待ちください。

小さな大冒険

 1年生が学校探検をしました。小さな仮設校舎ですが,1年生にとっては秘密がいっぱい,ドキドキがいっぱいです。普段は校舎の1階で生活しているので,お掃除以外の目的で2階に来るだけでも大冒険です。家庭科室,校長室,6年生の教室と,知らない世界が目の前に広がっていたようです。
 きちんと挨拶しながらしっかりと見学できていました。高学年の子ども達や大人にとっては何気ないことでも,小さな子供にとってはすべてが新鮮であるということを思い出させてくれる学習でした。

投げた,走った,跳んだ!

 昨日と本日の2日にわたって新体力テストを行いました。
 今年もまた高学年の人が低学年のお世話をしながら様々な種目に挑戦しました。この縦割り班のよさは,年上のお友達のやり方を小さい子が真似することによって,普段よりも記録が伸びていくということです。どの種目の場所でも,「すごいなぁ」「がんばれぇ」などと声をかけあっていました。
 どの子も成長に伴って昨年の記録を上回ってニコニコ顔でしたが,特に6年生は4月からの陸上大会に向けての練習の成果が顕著に出ていたようで,「すごく速くなった」「こんなに投げられるなんて!」という感想をもらしていました。今後もはりきりタイムなどで体力維持,増進を図っていきたいと思います。震災後に体力の落ちたといわれる福島県でしたが,まずは,小高区から体力モリモリの地区になれるように頑張っていきます。

自分の歯は自分で守る

 13日に南相馬市の歯科衛生士の先生をお招きして、歯科保健教室を行いました。歯科保健教室では、1・2年生には「第一大臼歯のむし歯予防」、3・4年生には「むし歯の予防」、5・6年生には「歯肉炎の予防・デンタルフロスの使い方」を中心に学習し、歯垢の染め出しを行いました。歯垢の染め出しを行うと、赤いところがたくさんで、自分ではみがいていたつもりでも、十分にみがけていないところがたくさんあることに気がつきました。また、実際に口の中にいる菌を見たり、学年に応じたみがき方のコツやブラッシングの仕方を実践したりして学習することができました。
 子どもの頃に身につける健康観や生活習慣は、生涯の健康につながるものと言われています。今この時期を大切にして、しっかり適切な習慣を身につけてほしいと思います。
  

プール学習に向けての奉仕作業

 5日(日)はPTAの奉仕作業として、今年度もお世話になる上真野小学校のプール清掃を行いました。当日は、上真野小学校のPTAの方々と協力して、プール清掃を進めました。今年度も水泳学習は上真野小学校のプールをお借りして行います。安全に楽しく、少しでも自分のベストを尽くせるように、心と記録に残る水泳学習となれば思います。
 作業にご協力いただいた、保護者の皆さま、ありがとうございました。

歯をみがこうという意識を高められるように

 10日に保健給食委員会の児童が歯に関する紙芝居の読み聞かせを行いました。紙芝居は、学年に合ったものを司書の先生に選んでいただいたものです。保健給食委員会の児童は、「みんなの歯をみがこうという意識を高められるように、紙芝居を読もう」という6年生の言葉を心にとどめ、取り組みました。練習の時から、学年関係なく、お互いにアドバイスをしあっていたので、自分でもよくできたと感じることができたようです。聞いている児童も真剣でした。
 「歯と口の健康週間」は10日までとなりますが、小高区小学校での歯と口の健康への取組は続きます。この機会に「歯と口の健康」について見直し、より健康な生活につなげていってほしいと思います。
  

バタフライ誕生

 3年生の理科の学習でモンシロチョウを育てています。最初はキャベツの葉の上にいたのに、気がつくと違う場所でサナギになっていました。そしてついに今日、羽化しました。卵から大切に育ててきたので、立派な成虫の姿に、児童はとてもうれしそうでした。なかなか、羽化したてのモンシロチョウを見る機会はないので、児童にとって貴重な経験となったようです。また、もう少しで羽化しそうなサナギもカーテンについているので、カーテンの扱いも慎重です。児童は「まだかなぁ」とチョウになるの心待ちにしています。理科の学習ではありますが、モンシロチョウの成長を見守ることを通して、児童の心も成長しているように見えました。
 

私たちのくらしの安全を守る

 8日に4年生が社会科の「事故や事件からくらしをまもる」の学習で、南相馬警察署見学に行きました。警察署は、児童の想像とは違うことがたくさんで、とても興味深いものだったようです。実際に警察官が使っている手錠や警棒など見せていただいたり、パトカーや白バイに乗せていただいたりと、なかなかできない体験をしました。児童は、警察官が使っているものやパトカー・白バイにはたくさんのひみつがあることもわかり、私たちのくらしの安全を守るために様々な工夫や努力がされていることを感じていたようです。なかには、「将来警察官になってもいいかも・・・」と思う児童もいたようです。
 

鑑賞教室

 8日に1・2・3年生の児童の鑑賞教室がありました。鑑賞教室では、子ども達になじみのあるアンデルセンの童話を観劇しました。「マッチ売りの少女」、「パンをふんだ女の子」、「お父さんはみんなよし」、「ある母がしたこと」の4話構成です。劇のなかでは、秘密の穴があったり、雪が降ってきたりとたくさんの驚きがありました。また、歌がたくさんの劇で楽しく鑑賞しました。

 みんなの感想
 ・知ってるお話もあったけど、知らないお話もあっておもしろかった。
 ・歌いながらの劇がすごかった。わたしもそういうふうになりたいと思った。