こんなことがありました!

出来事

第一回 運動会全体練習

 今週の土曜日の運動会に向けて,いよいよ全体練習が始まりました。
 あいにくの天気で校庭が使えなかったのですが,今年は仮設の体育館があるので,十分な練習をすることができました。特に6年生は,誓いの言葉や優勝盾返還など,自分の担当する係の仕事がしっかりとできていました。事前に一生懸命練習していた成果です。
 2校時目には全校ダンスの練習も行いました。先日お知らせしたように今年は「トモダチ盆唄」を踊るのですが,合わせて地元の相馬盆踊りも行います。保護者の皆様にはおなじみの踊りですが,震災の影響なのか踊ったことのない子供たちが結構いました。昨日から少しずつ練習を始めていたので,何とかみんな踊れるようになりました。当日の種目は,会場にいる誰でも参加できるようになっていますので,ぜひ子ども達と一緒に踊ってください。

みんなのために活動しよう

 「みんなのために活動しよう」
 これは,今年の学校の重点目標に掲げられている言葉です。4月から6年生を中心に行っている委員会活動では,この目標に近づこうとする子供たちの姿が随所に見られています。
 例えば,保健給食委員会の活動では,当番以外のお友達が自主的に手伝いをしてくれる姿が見られるようになりました。
  このような姿が見られるようになったのは,6年生のリーダーシップが大きいと感じています。
 言われる前に自分たちで考えて,ほかの学年に声をかける6年生。積極的に「自分からやりたい」と参加した4・5年生。とても気持ちよく,スムーズに給食の片づけができたと保健の先生もおっしゃっていました。
・進んで手伝う気持ち・協力する気持ち。
・役割分担をして計画的に取り組む様子。
など,金房Boysは今日もステキでした。
 

今年の全校ダンス

 今年の運動会のダンスは「トモダチ盆唄」を踊ることになりました。
 この「トモダチ盆唄」は,相馬地方伝統の相馬盆唄をもとに作られた元気いっぱいの曲です。テンポも速く,初めは小学生には難しいかもしれないと感じていましたが,さすが現代っ子ということで,あっという間に覚えてしまいました。休み時間には自分たちで音楽をかけて楽しそうに踊る姿が,多くの学級で見られています。
 来週からはいよいよ校庭で全校合わせての練習が始まります。土曜日の本番には元気いっぱいの演技を披露できるものと思いますので,どうか楽しみにお待ちください。

避難訓練

 4月30日(木)は,小高区4校合同の避難訓練でした。今回は地震から火災が起こった想定で避難しました。「お」「か」「し」「も」をきちんと守り,整然と避難する姿が見られました。
 避難先の校庭では,初めに遠藤校長先生から「命を守るために避難訓練はとても大切」「今回はとても上手にできていた」「日本は地震が多いので今後も気を付けてほしい」などということをお話をいただきました。
 続いて,南相馬消防署鹿島分署の署員さんから,ご指導をいただきました。今回の訓練ではみんな上手にできていたが,「ハンカチで口と鼻を押さえていなかった人がいたことだけが残念だった」ということでした。みんな次は,100%を目指すことを署員さんと約束しました。
 最後に,水消火器を使っての消火訓練も行いました。使い方を教わった後,6年生が実際に行ったのですが,みんな上手に使うことができていました。また,消火だけではなく,火事が起こったことを,大声で周りに知らせることの大切さも教えていただきました。
 防災意識は今回のような訓練を続けることによって身についてくるものなので,これからの訓練も真面目に集中して行っていきたいと思います。ご家庭でも火の扱いには十分お気をつけください。

  「お」「か」「し」「も」について
 お…おさない
 か…かけない(走らない)
 し…しゃべらない
 も…もどらない

消防署見学

 4月27日(月)は,4年生が南相馬消防署見学に行きました。社会科の「火事からくらしを守る」という学習の一環です。
 署に到着するとすぐに署員の方から消防士の仕事や車両の種類等について講義をしていただきました。消防士の方々が24時間勤務をすることや市民のくらしを守るという強い使命感を持って仕事をしていること,様々な種類の自動車があることなどに大きな驚きを持っていました。
 続いて署内の見学をさせていただきました。実際に119番通報を受けた時の館内模擬放送を聞かせてくれたり,消防服を試着させてくれたりしました。
 さらに外に出て様々な消防自動車の仕組みを実際見せていただきました。特に男子は様々な機械を目の前に興味津々の様子でした。最後に消防士さんの訓練の様子も見学しました。空中に張ってある一本のロープを,自分の力と命綱だけを頼りに渡る訓練に運動の得意な子からは将来消防士さんになりたいという声も聞かれました。
 「百聞は一見に如かず」というように,どんなにインターネットなどが発達しても自分の目で見たことに勝ることはないと思います。4年生は地域の学習が多いので,今後の見学学習も実り多いものにしていきたいです。