こんなことがありました!

出来事

税金の大切さを知りました

 5校時目に6年生は,租税教室を行いました。相双地区法人会の方々が講師として来てくださいました。子ども達は税といえば消費税くらいしか知らないので,税が何に使われているのかはっきりしていない状態でした。
 今回は分かりやすいアニメや楽しいクイズを通して,税の大切さを知ることができました。信号機や消防署などを見る目も変わりましたし,3学期の社会科の学習にもつながる素晴らしい活動になりました。最後に1億円のレプリカを持たせてもらい,その重さに驚きました。

動けない,見えない,歩けない…

 7日(水)に,5年生と6年生は体育館で介護教室を行いました。初めに南相馬市のお年寄りの方々の現状を教えていただきました。一番の驚きは,震災後全体の人口や子どもの数は減っているのにお年寄りの方々の人口は増えているという事です。つまり,高齢者の割合が高くなってきているという事でした。
 次に,手足にサポーターや重りを装着して動きを制限し,お年寄りの方々が移動するのにどれだけの苦労があるのかを体験しました。この体験を通して,お年寄りの方々の脇を乱暴に走り抜けたり,ぶつかったりすることがどれだけ危ないことなのかを考えることができました。さらに視界を狭くする体験では,視野の狭さが歩くことの妨げになることを実感することができました。車いす体験では,2人組になって障害物を乗り越えたり直角に曲がったりする練習をしました。
 この活動を通して,お年寄りの大変さを知ったり,少しでも力になってあげたいという気持ちをもつことができたりしました。

参観日も頑張りました

 冬休み前の授業参観日がありました。各学年ともお子さんの成長した姿をお見せすることができたと思います。
1年生 体育「体つくりの運動」
 多目的室でみんな元気に移動したり,跳んだりするなど多様な動きをしました。6名の1年生は全員楽しみながら運動することができました。

2年生 算数「九九をつくろう」
 2年生の算数で大切なかけ算九九の学習です。九九の習得は,これからの算数ができるか苦手になってしまうかの大きな分かれ道です。2年生は,みんな1の段から9の段を正しく唱えることができていました。

3年生 算数「分数」
 算数が得意な子でも大きな壁となってくるのが小数と分数です。今回はこの分数の学習の様子を見てもらいました。分数の大きさは単位分数(1/5など)の何個分で表すことを理解することができました。

4年生 学級活動「生活習慣病と食生活~朝ごはんで健康な生活を~」
 養護教諭と栄養教諭にも入っていただき,健康な生活をするには,正しい食習慣が大切であることを学習しました。話し合いを通して,自分の改善点や改善法を具体的に考えることができました。
 

5年生 体育「陸上運動(走り高跳び)」
 体育館で走り高跳びの学習をしました。上体を起こして踏み切り,振り上げ足を高く上げて跳ぶことを目標に一生懸命取り組みました。ビデオで自分の姿を確認し,より良い跳び方ができるように工夫しながら練習していました。

6年生 学級活動「いのちのはじまり~生命誕生~」
 相双保健所から保健師さんが来てくださり,思春期講座として生命誕生について詳しく教えてくださいました。みんな命の大切さが分かり,自分や友達の命を大切に考えることができました。さらに,思春期の体・心の発達を理解することができました。

おじいさん,おばあさん元気でね

 3年生と6年生が鹿島区にある老人ホーム「万葉園」で体験活動を行ってきました。3つのグループに分かれてそれぞれの計画にもとづいて活動しました。しかし,実際に老人ホームの方々と触れ合いを始めてみると,なかなか思うようには動けませんでした。自分たちが予想していた反応ではなく思いもよらない姿だったため,固まってしまう子が続出しました。そのような中でも機転を利かせて話しかけたり簡単なゲームをしたりしながら次第に打ち解けていく子どもも見られました。うまくいかなくて心が折れかけている子もいましたが,自分たちの計画の甘さなどを確認することができ,今後の活動に生かせる経験をすることができました。
 終盤の全体合唱では大きな拍手をもらい,最後は握手をしながらお別れをすることができました。大成功とはいかなかった活動ですが,もう一度行ってみたい,もう一度計画したいと思わせるような未来につながる活動になりました。6年生は中学生になってから,3年生は次年度以降,今日の経験が必ず役立っていくと考えられます。

なわとびで体力増進

 12月になったので,はりきりタイムが模様替えをしました。今まではマラソンを中心に行っていたのですが,今月からは縄跳びを中心に体力づくりをしていくことになります。小学校では冬の定番スポーツのなわとびですが,あやとび,交差とび,二重とび…と技術も必要になってくるので練習を続けなくては上手になれません。今回も進級カードを使いながら合格証も発行していくので,全員が少しでも上手に長く跳べるようになってほしいです。

アフリカのリズムで踊ったよ

 今年の小高区小中学校音楽祭は,「みんなでアフリカ音楽に親しもう」ということで,アフリカン・エキスプレスからトニー山本氏とアブドゥ・バイファル氏の2名が演奏に来てくださいました。お二方とも世界的に活躍しているミュージシャンで,素晴らしいアフリカ音楽の世界を仮設体育館に運んできてくれました。
 演奏会では,パーカッションを用いての音楽だけではなく,ダンスを踊ったり一緒に歌ったり楽しい時間を過ごすことができました。特に小高中学校の生徒さんや小学校の低学年のみなさんはリズムに乗って体全体で音楽を楽しんでいました。また,太鼓を直接たたかせてくれたり,アブドゥさんとハイタッチをしたりと外国の方との触れ合いを通して国際理解の側面も見られました。
 音楽祭の最後にはアンコールも沸き上がり,会場が一体となって盛り上がることができました。来賓の方からのお話にもありましたが,仮設体育館での楽しい思い出を作ることができました。

小高の冬のファンタジー

 27日(日)は待ちに待ったイルミネーションの点灯式でした。今年は関係各位のご好意により「癒しのキャンドル」作りも行われました。
 キャンドル作りでは,担当の方からの説明を受けて,それぞれが綺麗なキャンドルを作ることができました。初めて体験する子がほとんどだったので,ワクワクしながら作っている様子が伝わってきました。
 体育館でのイベントでは,今年もLEDライトを使って文字を作りました。今年の文字は「忘れない小高♡」です。幻想的な光が体育館を彩りました。次は点灯者を決めるゲームです。ジャンケン列車を二度行って代表の女子2名が決定しました。さらに,今年流行のお米ダンスをして楽しみました。
 外はあいにくの小雨模様でしたが,点灯した瞬間には歓声が上がりました。「綺麗で心がポカポカした」「すごいなぁ」という感想も聞かれました。小高区の冬の風物詩でもあるイルミネーションを今年も点灯することができて感慨もひとしおです。来年はいよいよ小高区の本校舎でイルミネーションをともすことができると思います。何年かけてもすべての学校をイルミネーションで飾れるように,今日の日の感動を伝えていきたいと思います。お時間がございましたら,鹿島中学校内にある仮設校舎までおいでください。

休み時間の避難訓練

 本日は休み時間に避難訓練を行いました。子ども達はそれぞれの場所で楽しく遊んだり読書をしたりして過ごしていましたが,突然の避難訓練の放送にも慌てずにしっかりと避難行動をとることができました。また,津波を想定しての二次避難も行いました。こちらも,6年生は1年生の面倒を見ながらきちんと避難することができました。
 先日は震度5弱の地震があり,津波警報も発令されました。まだまだ大きな余震が来る可能性があることを再認識させられました。今後も様々な形で避難訓練が行われていきますが,子ども達には例え一人でいてもきちんと自分の命を守れる能力を身に付けていかせたいと思います。

今年はキャンドルもつくります

 先日はイルミネーションの飾りつけにご協力いただき,ありがとうございました。いよいよ11/27(日)の16:00からは点灯式です。たくさんの方のご来場をお待ちしています。 
 また,14:00からは点灯式に先立ちまして「癒しのキャンドル作り」も予定されています。児童,保護者,家族の皆様,そして地域の皆様の参加を募集いたしますので11/24(木)までに参加申込書を小高区4小学校まで提出してください。たくさんの参加をお待ちしております。
 なお,くわしくは,下記のリンクをクリックしてください。参加申込書もリンク先にございますので活用してください。
キャンドルづくりチラシ.pdf

お問い合わせ先:(代)46-2758【福浦小学校】

仮設最後の学習発表会

 12日(土)は,学習発表会でした。鹿島区の仮設体育館で行う最後の学習発表会ということで,みんな特別な思いをもって演技に取り組んでいるようでした。今年のスローガンは「最高の舞台を作り出せ~みんなの心に笑顔の花束~」でしたが,どの学年の発表を見ても最高の舞台を作り上げていました。観客のみなさんには笑顔や涙など子ども達の演技を通して様々な気持ちになっていただきました。その反応が子ども達への最高のおくりものになっていました。「みんなの心に笑顔の花束」を贈れたのではないかと思っています。
1・2年生「スイミー」
 国語で学習するスイミーではなく,音楽劇として行いました。かわいらしさはもちろん,マグロの凄味やスイミーの悲しさなど上手に表現できていました。
3年生「3年生の冒険 宝をめざして」
 音楽,体育,朗読も取り入れた劇です。全員が自分の精一杯の力を発揮していて素晴らしかったです。個人の技や集団の美しさなど見所がたくさんありました。
4年生「少年少女冒険隊」
 二人一役で元気いっぱい演じていました。本当の宝物は何だろうということを考えさせられる劇でした。助け合う心,みんなをリードする態度など,自分たちが宝物なんだという事に気づくことができました。
5年生「米」ほか
 総合的な学習の時間を通して研究してきた米作りを劇化しました。地元の田植え踊りや流行りのダンス,シンクロマット運動なども取り入れて見ごたえのある舞台となりました。
6年生「つなごう小高の絆」
 震災当時から始まる小高区の過去・現在・未来の様子を表現しました。本校舎を知らずに卒業していく唯一の学年の29名が震災当時の不安や悲しみ,4校合同になった喜び,そして小高区の輝ける未来を夢見てメッセージを送りました。涙を隠し切れない保護者の方も多数いました。
全体合唱
 恒例の「ビリーブ」の合唱です。低音パートと高音パートに分かれて美しい歌声を響かせました。
教職員「職員合唱」
 最後の仮設校舎開催ということで職員の出し物も行いました。ピコ太郎と恋ダンス,「ふるさと」の合唱を全力でやらさせていただきました。








全校集会の内容

 昨日の全校集会は表彰,校長先生のお話,生徒指導の先生のお話でした。
 初めめに,作文コンクールや校内走ろう会の入賞者が表彰されました。また,熊本の会社の方からいただいた紙芝居の贈呈式も行われました。なんと紙芝居を読むときに使うケースと紙芝居10冊を支援していただきました。今後様々な場面で有意義に活用していきたいと思います。
 校長先生のお話は,今週末の学習発表会に向けてのものでした。1つ目は自分の健康管理は自分達で責任をもって行おうということです。仮設校舎は気温の寒暖差がかなりあるので,場所によって衣服で調整していこうというお話でした。2つ目は,学習発表会に向けて,見てくださるお客様に伝わるように意識して練習をしていこうということでした。
 生徒指導の先生からは,今月の生活のめあてを中心にお話をいただきました。今年も残すところ2か月を切ってしまいました。じっくりと学習をして,学力アップを目指していきたいと思います。
 11月の生活目標 
 めあてをもって 進んで学習しよう

 ・朝の過ごし方を工夫しよう。
 ・忘れ物をしないようにしよう。
 ・図書を利用し,知識を豊かにしよう。
 ・次の時間の学習準備をしてから休み時間にしよう。

給食って安心・安全!

  学校へ行こう週間中の11月2に、保護者の方を対象とした給食試食会を行いました。
 初めに近くにある給食センターを訪問し,食品の放射能検査の様子を見学させて頂きました。センターでは、市内にある学校給食調理施設を4つのグループに分け、給食に使用する食材を事前に全品検をし、安全を確認した食材のみを使用しています。野菜や肉だけではなく、調味料なども使用する銘柄や原材料の産地が変わったときには検査しているそうです。
参加された保護者の方からは、「ひとつひとつ検査するのは大変ですね。」という声があがっていました。
 給食センター見学の後は、いよいよ学校に戻って試食会です。何名かの方に給食当番として配膳の体験もしていただきました。さすが家庭で慣れていらっしゃるので、配膳する分量はぴったりでした。ご自身の小学校時代の懐かしのメニューなどの話や、給食に関する質問など和やかな雰囲気での食事となりました。今回は、子ども達の食べている給食の味や献立だけではなく,安心・安全の様子も伝えることができ,素晴らしい試食会でした。今後も給食を通して栄養をたっぷりと採ってもらうと共に、食文化も伝えていきたいと思います。

   

木のぬくもりに触れました

 今年度も,相双地方森林組合さんのご協力により森林教室が行われています。本日は6年生の学習です。コレクション台を作ったり,木に関する質問に答えていただいたりしました。
 コレクション台は,複雑な形をしていないのですんなりとできるのかと思っていましたが,きれいな作品にするとなると一気にハードルが高くなりました。ずれないように押さえていても金づちで釘を叩いている間にずれてしまい,何度もやり直しをしている子がたくさんいました。思考錯誤を繰り返すうちに,何とか全員素晴らしい作品が完成しました。
 質問コーナーでは,「一番値段の高い材木の種類は何?」「木の種類はどれくらいあるの?」等の質問に丁寧に答えていただきました。短い時間でしたが,木のぬくもりに触れながら森林の大切さを実感できました。

先輩がんばって

 28日に栄養士の実習生が来校しました。先週から給食センター業務を学びに南相馬市給食センターに実習にきているとのことです。本日は小高区の小学校で、3年生と一緒に給食を食べながら実習を行いました。実習生は金房小学校出身ということもあり、母校の訪問を選んでくれました。それを聞いて「一緒だあ」とニコニコしている児童もいました。
 給食を一緒に食べるだけでなく、食材として使われていた「かぼちゃ」の栄養や野菜のはたらきについて教えてくれました。また、かぼちゃにちなんでハロウィンのお話など食文化の話も聞かせてもらいました。今回は、3年生としか触れ合う時間はありませんでしたが、他の学年からも「きてほしかったなぁ」という声も聞こえてきました。
 

最後まで頑張ったよ

 25日には待ちに待った校内走ろう会が開催されました。今年は1年生が600m,2年生が1200m,3・4年生が1800m,5・6年生が2400mを走りました。今まではりきりタイムなどを使って走り込んできたので距離的にはみんな余裕があったのですが,やはり本番,今まで以上の走りを披露していました。中には自分の限界を超えてしまい,リタイアしてしまった人もいましたが,全力を出したことには違いありません。
 この大会の目的は2つありました。「(1)練習過程などを通して持久力や忍耐力を育てるとともに,運動の生活化を図る。」「(2)自己の体力を認識させ,健康に対する意識を高める。」ということです。継続は力なり,これからも持久走を通して体力を向上させたいと思います。
 講評で教頭先生からあったように,「今日できたら明日もできる」ということを忘れずに,楽しみながら運動に取り組ませたいと考えます。

太陽系の秘密&ペンシルロケット

 12日(水)に,星槎大学の方々が6年生向けに宇宙教室を開催してくださいました。前半は太陽を中心に宇宙の不思議なところを,スライドを使って分かりやすく説明してくださいました。太陽の表面の様子や太陽系の惑星の名前,さらに銀河系についてなど興味深い内容でした。後半は,ペンシルロケットを作って飛ばしました。このロケットは,JAXAからの支援でした。簡単な工作でしたがかなりの距離を飛ぶロケットが完成しました。角度に気を付けたり吹き込む息の量を考えたりしながら飛ばしていました。子ども達の中には,将来に向けて宇宙飛行士や宇宙技術者への夢が広がっていたようです。








リズミカルに運動しました

 子どもの健康を守る安心・安全対策支援事業ということで福島大学トラッククラブから菊田明博先生が来てくださいました。
 各学年ごとにメニューは違いましたが,楽しく体を動かして体力の向上を図りました。中でも6年生は縄跳びを使った運動を中心に活動しました。変則的なリズムを刻みながら頭と体をたくさん使いました。はじめはなかなかついていけなかった子ども達も次第に笑顔で運動していました。また,縄跳びの二重跳びやハヤブサのやり方のことつも教えていただきました。苦手意識が飛んで行ってしまった子もいました。
 短い時間でしたが,運動の楽しさと大切さを体験することができました。今度は「体育の授業でもやってみたい」という声も聞かれました。

待ってるよ,みんなっ!

 6日(木)は,就学時健康診断がありました。今年も小高区の学校を選んで健康診断を受けてくれる方がいて大変喜んでおります。みんな玄関から大きな声であいさつができていて素晴らしかったです。
 各種健診や検査などがたくさんあったのですが,グループごとにきちんと整列しながら受けることができました。桜の花の咲く頃に,みんなの元気な笑顔を見れることを今から楽しみにしています。

みんなで元気に遊んだよ

 5日(水)のロングタイム(長い昼休み)に体育委員会主催のドッジボール大会が行われました。1学期に予定されていたものが,様々な困難にあいながらもようやく開催にこぎ着けました。学年対抗の予定でしたが,人数の関係で紅白に分かれての対戦となりました。スポーツは学年の壁を取り払うのか,みんな楽しく元気に活動していました。子ども達からは,「ボールを投げたり,逃げたりするのが楽しかった。」「またやってほしい」などの感想がありました。4~6年生の体育委員のみなさん,ありがとうございました。








楽しかった秋の遠足

 1~2年生は,仙台空港方面に遠足に行きました。当日は曇り空で,時折雨が落ちてくるあいにくのお天気でしたが,子ども達は,元気に活動し遠足を楽しむことができました。
 「お弁当が美味しかった」「友達と楽しく過ごせた」「また行ってみたい」等の感想が聞かれました。南相馬市からはそんなに遠くないので,今度はご家族で訪れてみてください。