こんなことがありました!

出来事

第2学期終業式

 12月22日に第2学期終業式が行われました。
 まずはじめに、鳩原小の校長先生が代表でお話をされました。校長先生は、以前お話になった四つの「き」についてふれられました。四つの「き」とは、「元気」「やる気」「根気」「大好き」です。今学期の子どもたちの様子をふり返ると、まず、晴れた日には校庭に出て元気に外遊びをする姿が多く見られました。また、体育の時間以外にも、校内マラソン大会に向けて行った業間マラソンや体育館での業間なわとびなどにも積極的に取り組み、体力の向上が見られました。最高の演技をしようと、練習にも意欲的に取り組み、やる気満々で自信にあふれた表情がたくさん見られた学習発表会。得意・不得意に関係なく、根気強く学習に取り組む姿も素敵でした。「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、得意なことにはさらに磨きをかけ、一人ひとりが着実にパワーアップしていました。
 次に、1・3・5年生の代表児童が2学期をふり返って作文を発表しました。大きな声で堂々と発表する姿を見ていると、充実感や達成感を味わって2学期を終えられたのだと感じました。

 保護者の方々やおうちの方々には、今学期もご協力いただきありがとうございました。冬休みを終えると、子どもたちは進級・進学に向けた本格的な準備が始まります。子どもたちのさらなる成長を願い、学校でも支援していきたいと思います。3学期もよろしくお願いいたします。
 事故や怪我なく、ご家族そろって素敵な年末・年始を過ごされるよう、職員一同お祈り申し上げます。

体育館が完成しました

 待ちに待った体育館が完成し、12月1日より使用を開始しました。12月2日には、体育館で全校集会やクラブ活動も行いました。体育館ならではのキュッキュッという足音を聞くと、また一歩、子どもたちが学びやすい環境に近づいたなと感じます。
 体育館に入る子どもたちは、これから体育館で行われる様々な活動に期待をふくらませているようで、笑顔いっぱいでした。

 11月30日に「あかりのファンタジーイルミネーション」点灯式が行われました。金房小は今年度より参加させていただきました。今年の冬も仮設校舎には素敵なイルミネーションが灯されています。


















 絵文字:三人今年もKANABUSATシャツを作りました

学習発表会

 11月15日に学習発表会が行われました。

【1・2年生】
 創作劇「にんじゃへの道~福金鳩道場1・2年生の巻~」
 福金鳩忍者道場では、1年生忍者4人と2年生忍者7人が、知・徳・体それぞれの面で日々修行に励んでいます。今回は道場長の指令で修行の成果を発表することになりました。大きな声で詩の群読をしたり、マットの上でクルクル回転したりと、元気いっぱいの演技でした。中でもフラフープを使った演技は圧巻でした。音楽に合わせて、まるで新体操の選手のようにフラフープを操作したり、回したり、とても息の合った演技を披露しました。初めて学習発表会に参加した1年生も、2年生と一緒ということで自信を持って演技できたようです。また、1年生を引っ張る2年生の姿も頼りがいがあり、子どもたちの成長を感じました。

【3年生】
 創作劇「すいせんのラッパ」
 3年生は、国語で学習した「すいせんのラッパ」をベースとした創作劇を行いました。詩「夕日がせなかをおしてくる」の群読からスタートした劇は、時間や季節の流れとともに、見ている人を物語の世界にぐいぐい引き込んでいきました。総合的な学習の時間の中で学習した手話や英語、3年生になって始まった音楽でのリコーダー演奏など、3年生になってできるようになったことも随所に盛り込まれ、とても見応えのある内容でした。

【4年生】
 合唱・合奏「心を一つに!」
 いつもは元気いっぱいの4年生ですが、映画「アナと雪の女王」の主題歌「レット・イット・ゴー」のしっとりとしたメロディーを、心を一つにして素敵な合奏で届けてくれました。本番に向け、登校後すぐに、そして自主的に練習に取り組んできた子どもたち。その練習の積み重ねが実を結んだ瞬間に立ち会うことができ、演奏が終わるとともに心の中でガッツポーズを作っていました。心に響く素敵な演奏でした。また、総合的な学習の時間に学習した点字や手話について、まとめの発表もしました。

【5年生】
 劇「ヒュードロン!お化け学校」
 舞台に登場したたくさんのお化けたち。会場に巻き起こしたのは、恐怖の嵐ではなく、笑いの渦でした。ハリウッド映画にも負けない(?)衣装や特殊メイクで、さながら季節外れのハロウィーンパーティーとでも言ったところでしょうか。人間の子どもを怖がらせるはずが、肩を組んで歌うほど仲良くなってしまうという内容は、男女関係なく仲良く活動できる5年生にはぴったりだったように感じました。

【6年生】
 創作劇「南相馬市伝統芸能リポート」
 本校舎で学校生活を送った子どもたちも、いよいよ6年生と5年生の二学年になってしまいました。そこで6年生では、金房・福浦・鳩原3校でそれぞれ伝統的に行われてきた「田植踊り」と「宝財踊り」を、本校舎での生活を知らない下級生に伝えようと、劇にして発表しました。演技する6年生も当時は低学年だったため、上級生が踊っていたことをなんとなく覚えているに過ぎませんでした。しかし、自分たちが伝統を伝えるんだと、本番はもちろん練習の時から真剣な表情で取り組んでいました。このような状況だからこそ、故郷を思い、伝統を守っていくことも大事なのかもしれません。一人ひとりが立派に役を演じ切り、伝統を守るという大役も果たせたのではないかと思います。

全学年】 
 全体合唱「ビリーブ」
 今年度は全体合唱も行いました。全員の心が一つになった歌声は、見に来てくださったたくさんの人たちに、元気を与えることができたのではないかと思います。支えてくださっているたくさんの方々へ心を込めて・・・

 今年度は「がんばろう心を合わせて進むんだ」というスローガンのもと、各学年とも一生懸命練習に取り組み、素晴らしい演技を見せてくれました。たくさんの感動をありがとう
 今年度も残すところ4か月あまりとなりましたが、さらに心を一つにして思い出に残る学校生活を送ってほしいと思います。

フリー参観

 11月5日から7日までの3日間にわたり、フリー参観を行いました。
 保護者の皆様には、お忙しい中多数ご参観いただきました。ありがとうございました。フリー参観では、通常の授業参観とは異なり、子どもたちの肩の力も抜け、普段の学校生活の様子をご覧いただけるよい機会だったのではないでしょうか。

 11月15日には学習発表会が行われます。各学年とも“がんばろう 心を合わせて 進むんだ”というスローガンのもと、本番に向けて一生懸命練習に取り組んでいます。保護者の皆様はじめ、おうちの方や地域の方など、たくさんの方に見ていただければと思います。応援のほどよろしくお願いします。

南相馬チャンネル取材


 10月31日に、南相馬チャンネルの取材がありました。
 まず初めに、金房小・福浦小・鳩原小の3校全員で「南相馬市民の歌」の3番(小高区についてかかれた歌詞の部分)を歌いました。
続けて、各校ごとに校歌を歌いました。
 ふるさと、そして本校を離れて生活を送っている子どもたちですが、歌っている姿からは元気のよさやたくましさが伝わってきました。震災後間もない頃は、多くの方々からたくさんの元気をいただきましたが、今では多くの方々に元気を与えられるほど大きく成長しました。

東日本大震災復興支援事業(高学年)

 10月30日に、日本赤十字社福島県支部主催の東日本大震災復興支援事業として、テノール歌手の下村雅人さんによる音楽鑑賞会が開かれました。
 今回は下村さん夫妻と息子さんの3名が来校し、圧倒されるような迫力のある力強い歌声とうっとりするような美しいピアノ演奏、そして体の内側にまで響き、心を躍らせるような軽快なドラム演奏を届けてくださいました。
 子どもたちは、下村さんファミリーと輪を作り、体を動かしながら音楽遊びをしたり、用意していただいた数種類の打楽器を使ってセッションしたりしました。また、鑑賞会の締めくくりとして、ベートーベン作曲の「交響曲第9番(喜びの歌)」を合唱しました。
 今年度は、佐藤通弘さんによる津軽三味線の演奏やカルテット・スピリタスによるサクソフォンの四重奏など、生の音楽演奏にふれる機会の多い子どもたちですが、このような体験を通して、さらに心豊かに成長してほしいと思います。
 なお、今回の支援事業は、年明けに低学年と中学年でもそれぞれ予定されています。

花の輪運動贈呈式

 10月23日に、“花の輪運動”の実施に伴う花の苗の贈呈式が行われました。この運動は、花と緑の農芸財団が主催し、ミニストップ株式会社が協賛で行っている事業です。
 学校では、花や緑であふれ、潤いのある美しい学校環境づくりに努めるとともに、子どもたちに豊かな心を育てようと環境緑化活動を進めています。昨年度は“花いっぱいコンクール”に参加し、仮設校舎という限られた環境ではありますが賞をいただくことができました。そして、なんと今年度も「福島県教育長賞」という輝かしい賞をいただくことができました。美化園芸委員会の子どもたちが中心となって世話している昇降口前のプランターや花壇は、季節を彩る花たちであふれ、子どもたちを毎日優しく見守ってくれています。また、5月にスタートした一人一鉢運動の花たちは、夏の日差しをたっぷりと浴びて、子どもたちに負けず大きく成長しました。
 贈呈式が終わり、いただいた苗を花壇に植えました。これから寒さが厳しくなりますが、元気に成長してほしいと思います。
 11月5日、6日、7日の3日間はフリー参観が予定されています。ご来校の際は、ぜひ花たちにも目を向けてあげてください。

金房小全校集会

 10月27日に全校集会を行いました。普段は、金房小・福浦小・鳩原小3校合同で行っている全校集会ですが、今回は今年度初となる金房小だけでの全校集会です。
  
 まず初めに、校長先生からお話がありました。話の中で主に取り上げられたことは、昨年度から仮設校舎で行っているイルミネーション事業への参加についてでした。今年度は小高区の小学校が4校合同で実施し、各校ごとに飾り付けも行うということでした。詳細については後日お知らせがあるようです。
 続いてよい歯の表彰(歯ッピー賞・がん歯り賞)が行われ、さらに全員で校歌を歌いました。今回校歌を歌ったのは、10月31日に南相馬チャンネルの取材が入り、子どもたちが歌っている姿を撮影するということで、その練習を兼ねていました。金房小の子どもたちだけで歌った久しぶりの校歌は、なぜか心にジーンとしみ入ってきました。

自分に打ち克て!!

 10月24日に、校内マラソン大会が行われました。当初は22日に予定されていましたが、あいにくの雨で延期になっていました。しかし、暖かい日差しの中、時折吹く優しい風が心地よく、絶好のマラソン日和となりました。
 さて、今年度は仮設体育館の建設により、例年とは違って鹿島中学校の校庭を大きく回るコースでの実施となりました。走った距離は、低学年が600m、中学年が1500m、高学年が2000mでした。中学年と高学年は、例年よりも若干距離が長くなりましたが、全員がゴールまでたどり着くことができました。
 マラソン大会に向け、子どもたちは目標を持ち、これまで体育の時間はもちろん、業間運動でも一生懸命練習に取り組んできました。走るのが得意な子も、苦手な子も、お互いに励まし合いながら練習に取り組む姿にはすがすがしさを感じました。そして本番では、練習で流した汗が養分となり、走り終えた子どもたちの心に達成感という大きな実をみのらせたようです。
 苦しいからと、途中であきらめようとする自分の弱さに打ち克った子どもたち。苦しいのは自分だけではないと友だちの走る姿に勇気づけられ、また友だちの声援に後押しされ、やり抜いた子どもたち。今回のマラソン大会を終えて、さらに大きく成長しました。
 当日は、お忙しい中にも関わらず、保護者やご家族の方々にもたくさん応援に来ていただきました。子どもたちも普段以上に力を発揮できたようです。ありがとうございました。

体力テスト

 10月15日と20日に、全校一斉で体力テストを行いました。
 まず15日には、鹿島中学校の体育館を借りて、20mシャトルランを行いました。途中であきらめ、自分から走るのをやめてしまう子も見られず、自分の体力(持久力)の限界にチャレンジしていました。また、20日には、50m走やソフトボール投げなどその他の種目にチャレンジし、どの種目にも精一杯取り組んでいました。
 生活環境やスポーツの多様化などにより、種目ごとに能力差が見られるようだと聞きますが、学校では県が推奨する“運動身体づくりプログラム”を活用し、子どもたちの体力をバランス良く高めていけるよう取り組んでいるところです。また、学校では、数値に表れない子どもたちのがんばる姿を称賛しながら、進んで運動に取り組もうとする意欲を高めようと、様々な活動を計画し、実施しています。その一つとして、10月24日にはマラソン大会を予定しています。保護者の方々や地域の方々にも、子どもたちのがんばる姿を見ていただき、たくさんの声援を送っていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。