区連P球技大会
2018年7月3日 11時20分7月1日(日)、猛暑となりましたが、南相馬市スポーツセンターでソフトバレーボールによる区連P球技大会が行われました。
この日のためにPTAの方々も熱心に練習を重ね、今年度はAB2チームで参加することになりました。結果的には全勝することはできませんでしたが、怪我もなくチームワークを生かしながら善戦することができました。この日の反省会でのビールのうまかったこと・・・。PTAの皆様、大変お疲れ様でした。
高平小学校は、福島県の浜通りに位置する南相馬市原町区の沿岸部にあり、夏には、海水浴・キャンプとにぎわった場所にあります。
東日本大震災と原発事故の影響により、平成26年4月1日は,県内外に約45%の子どもたちが避難をしていました。令和7年度は,児童数107名,教職員数22名でスタートしました。令和7年度の重点目標は「見つけた!伝えたい!高め合おうよ!」です。重点目標達成のため,日々努力していきたいと思います。 教職員の合い言葉は「和」「輪」です。
7月1日(日)、猛暑となりましたが、南相馬市スポーツセンターでソフトバレーボールによる区連P球技大会が行われました。
この日のためにPTAの方々も熱心に練習を重ね、今年度はAB2チームで参加することになりました。結果的には全勝することはできませんでしたが、怪我もなくチームワークを生かしながら善戦することができました。この日の反省会でのビールのうまかったこと・・・。PTAの皆様、大変お疲れ様でした。
本日、南相馬市出前講座を活用して、「放射線について知ろう」をテーマに、低学年・中学年・高学年に分かれて、放射線教育を行いました。
低学年にとっての東日本大震災は、生まれた頃・生まれる前の出来事です。大きな地震があったことは知っていても、まだ幼かったため、当時の記憶はありません。そのため、紙芝居を用いて東日本大震災発生から原発事故について知りました。その後、放射線の特徴についてクイズを交えて学びました。
放射線教育終了後には、校庭のモニタリングポストを見て、「0.071だ!」と話していて、関心が高まっている様子でした。
中学年では、「放射線」・「放射性物質」・「放射能」というそれぞれの言葉の意味について学びました。放射線には、アルファ線、ベータ線、ガンマ線があること、紙やプラスチックなどの薄い板で遮ることができると教わり、アルファ線を測ることができるアルファちゃん、ベータ線を測ることができるベータちゃんという2つの放射線検知機を使った実験でそれを確かめました。
高学年では、これまでの学習を踏まえ、より知識を深め生活に活かしていく内容でした。放射線に対して必要以上に怖がることなく生きていくために、ニュースで見聞きする「ベクレル」や「シーベルト」の言葉の意味、福島県以外の放射線量、水道水の安全性、ホールボディカウンターの経年変化、世界で最も厳しい食品検査基準などについて、根拠となるデータを示しながらパワーポイントで説明していただきました。
震災を風化させず、放射線に対して正しい知識を身に付け、自ら考え、判断し、行動できるよう、今後も放射線教育を進めてまいります。
6月25日(月)、朝の全校集会、本日は体育委員会による「水泳のきまり」についての説明を行いました。
1 爪を伸ばさない、2 準備運動をする、 3 シャワーを10秒以上浴びる、4 水泳帽をかぶる、5 プールサイドを走らない、6 飛び込まない(頭に注意)、7 時間を守って泳ぐ、8 プールを上がる時はバディーを組んで確認する、
以上8点について、演技を通して全校生で確認しました。
2校時からは、ブロックごとに分かれて、プール清掃を行いました。きれいになったプール。今からプール開きが楽しみです。
本日、3校時目に防犯教室を行いました。児童在校中に不審者が校庭をうろつき、教職員が説得・対応、西昇降口から校舎内へ侵入してきたという場合を想定した訓練(児童には実施を予告済)です。今回も南相馬市警察署 生活安全課の方・スクールサポーターの方々にご協力いただきました。
訓練がはじまりました。
不審者が校庭をうろついています。1年担任が不審者の存在を確認し、職員室へインターホンを使って一報を入れます。教頭が教務・養護教諭に現場に向かうよう指示し、教務が不審者対応、養護教諭が現場の状況を教頭に伝えます。教頭は校長に事態を報告し、緊急校内放送を入れました。
『訓練。訓練。高平先生は、至急、西昇降口に来てください。児童のみなさんは、担任の先生の指示に従って避難しなさい。』の合図で、児童は黙って体育館に避難し、不審者対応班の先生は不審者の取り押さえに向かいました。(※ 高平先生:実在の先生でなく不審者対応班の先生、西昇降口:不審者の居場所 を意味します。)
児童の避難が完了し、体育館から職員室へインターホンを使って報告しました。その後、不審者を取り押さえたことを知らせる放送が入りました。
全体会では、南相馬市警察署 生活安全課の方から、「きょうのような訓練は、みなさんが生活している中で起こらないことの方が多いですが、もしものときに備えることが大切です。自分の身は自分で守りましょう。」とお話がありました。
スクールサポーターの方々による劇を通して、
・友達の家に遊びに行く場合は、家族に、誰の家に行き何時に帰るか必ず伝える
・不審者が近づいてきたら後ずさりして一定の距離を保つ
・不審者の車の色やナンバーを覚えておく
・びっくりして声が出ないこともあるため、防犯ベルを鳴らす(電池の点検)
などを改めて確認しました。
不審者は黒い服を着ていたり、マスクやサングラスで顔を隠していたりするイメージですが、本当に悪いことを考える人というのは、日常の景色にとけこみ、ナイフなどは人目につかないよう隠して持っているものです。不審者かどうかは、〈初めて会う人、その地域で見たことのない人〉をいうのが判断するひとつのポイントだと以前聞いたことがあります。
今月19日には、静岡県藤枝市で、下校中の小学4年男児が頭部を切りつけられ重傷というニュースもありました。児童達が自分の命を守ることについて真剣に考える防犯教室となりました。
市の職員、東電の方を講師として2時間扱いの介護教室(総合的な学習の時間)を行いました。南相馬市の高齢者を取り巻く状況についての説明の後、「高齢者を知ろう」ということで視野の狭さや、関節が固定され足腰の自由が効かなさや、それを補うための杖のつきかたを疑似体験することができました。認知症の方への接し方についても説明していただきました。児童の感想からは「お年寄りの大変さがわかった」「これからはうちの祖父母にも親切にしようと思います」等、体験を踏まえた上で自分なりの考えをもつ姿が見られました。
18日(月)の全校朝会は、これまで取り組んできた各種行事等の表彰が行われました。南相馬市小学校陸上競技大会における男子400mリレー第8位等、わんぱく相撲原町地区大会2年生の部優勝:渡辺美咲さん等、福島県総合体育対晶バスケットボール競技スポーツ少年団相双地区予選第1位:前田峻佑さん、おめでとうございます。どの児童も晴れやかないい笑顔をしていました。こころなしか自信がみなぎっているようにも見えました。
表彰の後は、校長先生から、あいさつや清掃をまじめにこつこつこなす児童の姿に、お褒めの言葉をいただきました。
本間教諭による体育科(キャッチバレーボール)の授業を見せてもらいました。授業の導入として運動身体プログラムに取り組み、特に本時で使う手足などの部位を中心とした運動を念入りにおこないました。次にキャッチボールを行い、ボールを正面で受け止める練習。そして4人チームに分かれての練習試合。サーブを受けたら、チーム内でボールの受け渡しを行い、4回以内で相手コートに返す。自分のコートに落とさないよう(相手コートに落とすよう)にするのはバレーボールと一緒です。途中話し合う時間を設け、いかに有利に戦うか作戦を練り合う姿が見られました。どの子も、いかにチームを勝利に導くか夢中になって頭と身体を動かしていました。
担任と養護教諭によるT・T授業が行われました。
生えて間もなく、むし歯になりやすい第一大臼歯(6歳臼歯)の位置や形、生え方や役割について学習した後、口全体の歯垢染め出しをすることで子ども達一人一人が自分の磨き残しに気付き、その場所にあった磨き方を身に付けさせるようにしました。子ども達からは第一臼歯を大事にしていきたい、むし歯にならないようしっかり歯みがきをしていきたい、などの感想が寄せられました。
6月5日(火)5・6校時
東北電力原町火力発電所の方々にお出でいただき、エネルギー・環境教室を行いました。前半は水の汚れを薬を使うことにより、きれいな水と汚れたゴミを分離し、きれいな水にしてから自然に返す行程を実験で見せていただきました。後半は、自然エネルギー(風力や太陽光)を利用しての明かりやプラモデルカーが動く様子を児童自ら実験で確かめていました。授業を通して子ども達は、環境やエネルギー問題等を身近に感じ取ることができたようです。
5月19日(土)、高平小学校運動会を行いました。
南相馬市では、前日夜から雨が降っており、体育館での開会となりました。本校の校庭は比較的水はけが良く、午後は晴れる予報であったことから、午後に校庭で種目を行うことを見越し、プログラムの順序を急遽変更(午前に団体種目・チャンスレース、午後に個人走・リレー)しました。
プログラム2番、1・2年生による「紅白玉入れ プラス 玉入れ」は、入れた玉の数と片付けの速さで競います。玉の数が多かったのは紅組、片付けが速かったのは白組で、勝負は引き分けでした。
プログラム4番「PTA綱引き」では、前職員の片平教頭先生・尾形先生にも参加していただきました。1回目、2回目とも白組が力の強さを見せ、白組の勝ちでした。
校庭での実施可能な兆しが見えてきたため、 プログラム9番「キッズソーラン」終了後、教職員とPTA役員で校庭整備・テント張りを行い、その後昼食となりました。
プログラム16番「探し物は何ですか?」では、さまざまなお題(玉入れのかご、首にタオルを巻いている人など)を探し、ゴールへ向かいます。各回に1枚ラッキーカードがあり、運良くそれを引いた人はまっすぐゴールへ走り、見事1位でした!
校庭でも「キッズソーラン」を行い、児童達ののびのびとした踊りを保護者の方にお見せすることができました。
最後の種目「紅白対抗リレー」では、選抜メンバーが堂々とした走りを見せてくれました。
全ての種目が終わり、閉会式で結果が発表されました。紅組243点、白組239点で、優勝は紅組でした。5つの団体種目で引き分け、個人種目で勝負が分かれる結果となりました。
今年は、午前は体育館、午後は校庭と2ヶ所での実施となり、かつ、全ての種目を行うことができ、充実感でいっぱいの運動会となりました。
来賓の皆様、お忙しい中来校いただき、あたたかいご声援ありがとうございました。
保護者の皆様、早朝よりご準備・ご協力ありがとうございました。本当に一人ひとりがよくがんばりました。