小高中学校の紹介
校歌には,相馬藩小高城を水面に浮かぶ舟に例えた「浮舟城」や日本三大磨崖仏の石仏がある「大悲山」など,古里小高の先人の努力と偉業を伝えた歴史や自然がふんだんに盛り込まれています。
「われら世紀の朝をゆく」震災後,生徒数は激減したものの,生徒たちは百年先の幸せを創り出そうという決意を胸に,夢と誇りを持って学校生活を送っています。
お世話になった鹿島区,鹿島小学校の校庭に建つ仮設校舎
小高中学校は,東京電力福島原子力発電所の事故により,20kmほど北にある鹿島区の小学校校庭でお世話になり,仮設校舎で学校生活を送っています。
*現在は取り壊してなくなっています。
新施設紹介
小高校舎の「技術室」と「柔道室」が新しくなりました。
南校舎の1階東教室を2つ改修して「新技術室」に,資料室を「新技術準備室」に改修しました。
新技術を生み出す人材を育成できる予感を感じる,とっても素敵な技術室が完成しました。(教育委員会の担当の方が,本校の計画や希望を,100パーセント以上実現してくださいました。ありがとうございました。)
新技術室の南東側より,北西を見た写真です。教室を2つ,そして廊下を合わせたつくりなので,廊下の流しがそのまま技術室の流しとして使えます。とっても広々として,安全面もばっちりです。
新技術室と,新技術準備室入り口前廊下です。そして,たっぷりの収納設備を備えた「技術準備室」です。技術の先生も思わずニッコリするほどの設備の充実です。
こちらは,南校舎2階の東端の教室を2つ使って改修した,「新柔道室」です。
「新柔道室」も小高中学校の先生方の意見に熱心に耳を傾けて下さり,こちらも,要望の100パーセント以上の設備が整った教室に生まれ変わりました。畳の下に柔道専用のスプリングが設置してあり,あるくとその柔らかさを実感できます。
教室の壁ぎわが練習中でもよく認識できるよう,赤畳を設置してもらいました。
体育の授業用の柔道教室として改修していただきましたので,公式な試合には向きませんが,柔道の授業ではその効果を発揮できるよう,「ホワイトボード」「視聴覚スクリーン」を設置しました。さらに,上履き用の下駄箱も備え付けです。
南から降り注ぐ太陽は,真冬の畳の冷たさをも和らげてくれそうです。
「新柔道室」の入り口です。教室の前方の一部分は,床張りです。表札が誇らしげです。
今までの技術棟と,柔道棟は,取り壊されました。
そして,広々とした西昇降口前広場ができました。
これで,大型バスの転回も十分,安心です。
学校へのアクセス
JR小高駅より徒歩20分