本日は、お忙しい中にもかかわらず、授業参観に数多くの保護者の方々にご出席いただきありがとうございました。各学年とも先日の修学旅行・学習旅行のまとめを班ごとにプレゼンテーションする内容でした。生徒たちにとっても、大勢の人の前で話す機会は貴重で、緊張した様子でしたが、経験してきたことをしっかり伝えることができていました。（多少の失敗は気にすることはありません。初めから上手だったアナウンサーなど、いないのですから。）クイズなどを交えた発表の工夫もよかったですよ。

本日は、南相馬警察署の方をゲストにお招きして交通安全教室を実施しました。

内容は、１.自転車も車の仲間（軽車両に含まれます）２.ヘルメットをかぶること（登下校以外でもかぶるように！）３.守るべきルールは？（併進しない、二人乗り、傘さし運転、スマホ運転、イヤホン運転、無灯火など）４.あぶない時間、場所（夕方や登校時　見通しのわるい交差点があぶない。自転車も止まれ！安全確認を。）５.事故にあったら（身の安全を確保し警察や家族に連絡する。なるべくその場を離れないで。）の大きく５点です。動画による説明の大もあり事故の怖さを改めて実感しました。「自分のことだけ気を付けてもダメです。周りの安全を常に確認してください。」というお話がとても印象に残りました。

生徒の皆さんは、１年間でどれくらい背が伸びたでしょうか。きっと、答えられるでしょう。では、１年でどれくらい学力が伸びたでしょうか。これは、なかなか答えにくいですね。本日は１・２年生を対象にした「ふくしま学力調査」の日です。階段を上がると、写真のようなメッセージが書かれていました。今回の調査は、平均点では見えてこない一人一人の伸び、頑張りを見つけるためのものです。結果が出るまでに少し時間がかかりますが、少しでも生徒の皆さんの意欲を高めたり、先生方の指導の成果を振り返ったりするために役立てたいと思っています。

５月１５日（木）雲雀が原陸上競技場で行われる相双陸上大会に向けて、特設陸上部が始動しています。写真は清掃や短学活の時間等を使って練習している様子です。陸上競技はリレー以外は個人競技ですが、チームとしての団結力や応援する力も選手の背中を押す力となります。一中ファミリー全員で、心から応援したいと思います。

続いて３年生の教室を訪れました。英語と国語の授業、どちらも睡魔が好きそうな授業です。英語の授業では、タブレットで資料が提示され、ペアで向き合って学び合う授業が行われていました。これでは、睡魔の入る余地はありません。国語の授業でも、課題が出された後、自由に意見交換する場がとられており、生徒は振り返ったり移動したりしながらお互いの考えを交換していました。やはり、ここにも睡魔はいませんでした。これからも時々、特に午後の授業を中心に睡魔パトロールをしてまいります。

中学校の６時間目は魔の６校時と呼ばれています。もちろん睡魔という魔が訪れることからこう呼ばれています。どんな魔がいるか、教室をのぞいてみました。１年生の社会の授業では、面積の大きな国、小さな国の授業で、今、コンクラーベで話題のバチカンなどが説明されていました。先生「２番目に小さいのはモナコ」生徒「モナカ」先生「モナコ！」生徒「モナカ！…チョ〇モナカジャンボ♪」似てるけど大分違います。大丈夫でしょうか。とにかく、ここには睡魔はいませんでした。

本日生徒会総会の要項審議が行われました。タブレットで要項が提示され、ロイロノートで意見が出されていました。何でも紙にしないと気が済まない昭和世代の私は驚きましたが、「今どきはこうだよね。」と納得もしました。さて、学校の主役は生徒の皆さんです。総会を機に、真剣に一中がどうあるべきか議論し、改善に向けた具体的なアイデアを考えてほしいと思います。学校に意見があれば、提案してください。私は、聞く耳をもった校長ですよ。

３日間の修学旅行が終わりました。まずは、あらためまして今回の旅行に際してお世話になりましたすべての方々に、厚く御礼申し上げます。３日間を通して、一中の生徒たちの良さ（思いやり、協調性の高さ）が存分に発揮された素晴らしい修学旅行でした。また、集合時間を守ること等「課題意識をもって行動する」という点において生徒たちは本当に意識が高く、立派でした。課題は克服すると強みに変わります。これは今後の成長にもつなげてほしい点です。総括として、二枚の写真を掲載しました。南相馬と東京の風景です。どちらかではありません。正解もありません。生徒の皆さんに問いかけだけ、投げかけたいと思います。「君たちはどう生きるか」と。（ジブリもいいですが、吉野源三郎の著書こそ中学生に必ず読んで欲しい一冊です。）

東京都内の渋滞により到着が予定より遅れ、１８時３０分となってしまい申し訳ありませんでした。また、多くの保護者の皆さんと先生方にお迎えしていただき、ありがとうございました。日没のせまる中の解散式でしたが、実行委員代表からは、旅行を支えてくださった皆さんへの感謝、ご家族への感謝が述べられ、温かいあかりが心に灯るような、いいあいさつがありました。（写真が暗くて申し訳ありません）

浪江インターを１８時0１分に通過しました。