図書室だより

少しだけ本の並べ替えを行いました

図書室です。

 

  

9類の本が、一部きゅうくつに並んでいたので、少しだけ並べ替えをいたしました。

 

これはすでに移動し終わった写真なのですが、赤い枠で囲んだところは、今朝まで季節の企画「冬本」を並べておりました。この後ろの棚のはじまりから、物語等の本が並んでいました。

本の背ラベルには作者の名前のはじめの2文字を取ったカタカナが書かれていて、9類・文学の棚はその50音順に並んでいます。

 

芥川龍之介は「アク」

オトフリート・プロイスラーは「フロ」

 

突然ですがここで(簡単な)クイズです。

 

1有川浩  2芥川龍之介  3有栖川有栖  4あさのあつこ  5アリソン・アトリー

…図書室の本棚に並べる順番に並び替えて下さい。

(答えはこのページの最後で!)

 

 

話を戻しまして、写真の赤枠のところに、「あ~え」から始まる作者の本を移動しました。

「お~」はこの後ろから、ゆったりめにスペースを取って少しずつ移動。

写真では「も」まで見えますが、この後ろ、「ら」くらいからは移動せずそのまま…という塩梅になっています。

すかすか、という感じもなく、面出しもバランスよくできて、すっきりしました。

 

このように少しでも本を移動してしまうと、「50音順に並んでいる」「背ラベルのカタカナに注目」というルールを忘れてしまう人は、「本を戻す場所が分からなくなった!」とあわててしまうことがあります… が。

午前中には並び替えを終了して昼休みを迎えたのですが、今日貸出を利用したのは常連さんばかりで、戸惑う様子もなく、シリーズ作品の返却するものを所定の場所に戻して続きを借りて行く、自然な姿がそこにありました。

たのもしい。

 

本を戻す場所が分からなくなったときは、カウンターの前に「戻す場所が分からなくなった本はここへ」と表示してブックカートを置いてありますので、全てそちらへお願いします。

 

コロナ対策の意味合いも含めて、本を返却するだけの場合は、図書室の入り口にある返却ボックスに入れるだけでOK、とも案内しています。メモなども不要。電算化の強み。

気軽に利用できるように、これからもいろいろ考えていきたいです。

 

 

 

クイズの答え。

1有川浩(ありか) 2芥川龍之介(あく)  3有栖川有栖(ありす) 4あさのあつこ(あさ) 5アリソン・アトリー(あと)

 

2文字目が一緒のときは、3文字目の50音の順番に注目です。

なので、図書室の本棚に並ぶ順番は、2→4→5→1→3です。

返却本がたくさんあると、たまに自分の知識としての50音が軽くゲシュタルト崩壊を起こします。

「ありかわ…ありすがわ…す、…と、か、ってどっちが先だっけ…」

適度に休憩を。