互見授業週間

今週1週間、授業者が指定した学級の授業を他の教職員が自由に参観する互見授業週間を実施しています。

これは校内研修の一環として、今年度新たに取り組む研修に位置づけられています。従来の研究授業と比較し、参観する側にとって、1週間の間に複数の授業を見ることができるばかりか、次にどんな展開があり、そしてどのような手立てを授業者が講じるのか、生徒と同じ視点に立つことで、その有効性等を体感することができます。もちろん授業をする側も自分の授業スタイルにより磨きをかけるよう心がけることで、さらにスキルアップへ繋がる効果も期待できます。

本日は家庭科と技術科の授業を参観しました。本校教育活動の特色の一つとも言える少人数での教育を生かし、道具や機器などをほとんど待つことなく自由に自分のペースで使用しながら、生徒たちは作品の完成を目指し一生懸命作業に取り組んでいました。

授業後は参観者たちがネットワーク上にある参観シートに質問や意見などを自由に書き込み、全教職員で共有化を図ります。授業する側、参観する側の双方で研修を進められる互見授業を軸に、今年度の研修を進めてまいります。