3年生へエール送り隊

本日昼休み、総合文化部の特設音楽グループが「3年生へエール送り隊」として、演奏会を催してくれました。

人生の岐路とも言える高校受験を迎える3年生たちに、自分たちに何かできることはないかと考えた文化部の生徒たち。その結果、何人かで楽器を演奏し、曲を披露することで3年生を勇気づけたいと、放課後の時間に地道な練習を去年から継続して取り組んでいました。練習始めたての頃は、聞こえてくる音もリズムもバラバラで、記憶のどこを探っても曲名が思い当たらないほどでした。それからしばらくして、「あ、もしかしたらあの曲!?」と体に電流が走ったような感覚になった日のことを今でも覚えています。

3年生に特等席を用意し、代表の生徒が挨拶をして演奏が始まりました。演奏する曲は「カイト」。

会場の第二音楽室には3年生の他、1,2年生や職員などたくさんの観客が来ていました。演奏は、みんなで心を一つにしてリズムを合わせ、一生懸命奏でようとする姿がとても印象的でした。そして、多くの生徒が不慣れな楽器の演奏というなか、立派に演奏を披露することができ、観客から大きな拍手が寄せられました。きっと3年生たちにもこのエールは届いたものと思います。

いよいよ今週末に迫った受験。後輩たちの力強く温かい応援を背に、精一杯がんばってきてほしいと思います。