養蚕とはた織りのまち おだか

現在、3年1組と2年1組教室の間の廊下に「蚕(かいこ)」の観察スペースを設けています。

これは地域の方から養蚕について理解を深めてほしいと、実際に飼育している蚕をお借りしたものです。

古くから小高区(旧小高町)は養蚕の盛んなまちで、小高の絹織物「軽目羽二重」は川俣、飯野と並び国内外に名を馳せるほどの産地となっていました。その後大正時代に最盛期を迎えましたが、貿易自由化や輸出制限などにより徐々に生産数は落ち込み、養蚕業は衰退の一途を辿ることとなりました。

しかし「小高の養蚕をなくしてはならない」と、地域の方々が養蚕業復活に向け協力して取り組んでいます。昨年度の卒業生にプレゼントされたブローチは、こうした方々の協力の結晶とも言える、小高の絹と藍染めで作られたものです。蚕はまもなく繭となる時期を迎えています。登校後、蚕の劇的な変化に驚く生徒の顔を見るのが今から楽しみです。