講義「スマートフォンと睡眠」

本日、市高等教育機関連携事業として新潟大学から村松名誉教授をお迎えし、1,2年生を対象として講義「スマートフォンと睡眠」を行っていただきました。

人生の1/3を占める睡眠の重要性は知られていますが、ある睡眠時間に関する調査では世界主要29カ国中、韓国に次いで2番目に短いという睡眠不足の国・日本。その一因として24時間営業の店舗やパソコン、スマートフォンの普及による生活の夜型化が睡眠時間の短縮に拍車をかけていると言われています。

そしてもう一つ、大きな要因として「日本人の睡眠に対する意識の低さ」が挙げられています。

村松先生は日本の学校教育において、幼稚園から大学までの系統的な睡眠教育が行われていないこと危惧されており、今回、生徒たちに貴重なお時間をいただきご講義をしていただきました。

本日の講義を通して睡眠不足を防ぐために、スマートフォンなどの電子器機への接し方について、誰もが言えるようなありきたりな正解を出すのではなく、自分だけの正解、実現可能な正解を導き出し、今後の家庭生活の中で生かしてほしいと思います。