学校生活の始まりは「朝の読書」から

本校では、毎朝7時55分から「朝の読書」活動に取り組んでいます。

これは読書習慣の定着と、朝の落ち着きのある雰囲気づくりによる、好ましい

学習環境の整備を目的としています。

1年生は2校時にある保健体育の授業に備え、登校後すぐに体育着に着替えて

読書に取り組んでいました。

2年生は手慣れた様子で、思い思いの本のほか、参考書などを読む生徒も見ら

れました。

3年生は週末課題の採点に取り組んだあと、読書を始めるようです。

 

福島県教育委員会発出の令和3年度「読書に関する調査」の結果によりますと、

令和3年11月調査の中学生の1ヶ月平均読書冊数は2.9冊となり、同調査

の小学生12.0冊に大きな差が見られます。

一方、令和3年8月に文部科学省から発表されました「令和3年度全国学力・

学習状況調査」による生活習慣や学習環境等の調査では、家にある本の冊数が

多いほど、国語、算数・数学の各教科において、学力調査での平均正答率が高

くなる傾向がみられました。

日頃から本に親しむ生活により、生徒たちに豊かな心と幅広い知識を身につけ

させたいと思います。