震災から2年目の小高小学校は、15名の1年生を迎え、95名でスタートしました。
鹿島小学校から、鹿島中学校の校庭にある仮設校舎へ引っ越し、ようやく独自の学校らしい環境ができて安心しました。
今年度は、同じ仮説校舎に入る3校(小高小・金房小・鳩原小)の合同入学式となりました。
15名の1年生は、みんな元気に返事をして、小高小学校の一員となりました。
在校生のみんなも、3校それぞれの校歌を歌い、新入生を迎えました。
小高区の小高小本校舎で一時立ち入りが行われました。
多くの保護者の皆さん、児童の皆さんが訪れ、久しぶりの友達や先生との再会に、笑顔がたくさん見られました。
作品や自分の荷物を前に、懐かしい思い出をかみしめているようでした。各種報道でも取り上げられました。
PTAの皆さん、保護者の皆さん、ご協力ありがとうございました。
天気にも恵まれ、会津方面へ、1泊2日の宿泊活動に出かけました。
各施設見学や、班ごとのフィールドワークなど、歴史あふれる会津の町並みにふれることができました。
6年生は、小学生活の大きな思い出を作ることができたようです。
たくさんのお客さんを前に、どの学年もすばらしい発表でした。
特に2年ぶりの全校鼓笛隊では、小高小の校歌が体育館いっぱいに響き渡り、感激でした。
参観・応援、ありがとうございました。
今年のふるさと教室は、凧作りと凧上げを行いました。
おじいさん・おばあさんを中心に、14名のボランティアの方が協力してくださり、楽しい2時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
1~4年生は、ビニール袋凧を。5・6年生は、なんと連凧に挑戦し、四苦八苦しながら、一生懸命走って上げていました。
糸が絡まったり、仮設校舎の屋根にひっかかったり、いろんなハプニングもありましたが、寒空の下、みんな笑顔いっぱいでした。
相馬地方農産物直売所連絡協議会様の主催で、約30名のボランティアさんの協力で行われました。
小高小学校からも、多くの保護者の皆様にご協力いただきました。
子ども達は、何回もおかわりをしておもちをほおばり、感謝、感謝のもちつきでした。
全員がリフトに乗って、自分の力で滑れたことに、子どもたちの成長の速さを感じました。
出発するときは不安だった顔も、帰りには、「また行きたい!」と、自信にあふれた顔に変わっていました。
鹿島中学校の体育館で、卒業生13名を送る卒業式が、盛大に行われました。
この1年間を振り返ると、初めての場所で、初めての事ばかりの毎日が思い出されます。
6年生の一人ひとりの顔には、この小高小での日々が映し出され、その成長に目頭が熱くなりました。
ご卒業、おめでとうございます。
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