学習発表会に向けて
2020年10月26日 10時48分10月26日(月)朝、全校生の発表の練習をしました。今年は、コロナウィルス感染対策のため、制限されることがある中、ベストをつくしてがんばっています。これは、手話の練習をしているようすです。
太田小学校は、南相馬市原町区の最南端、相馬野馬追で有名な歴史ある太田神社の南に位置する小学校です。
福島第一原子力発電所から約21kmの場所にあり、東日本大震災及び原発事故の影響を受け、一時は本校で学習できないという時期がありましたが、現在では、元の場所の本校舎で学習をすることができています。
現在の児童数は1年生4名を含めて36名です。小規模校、少人数校となりますが、みんな兄弟のように仲良く、元気いっぱい学習に運動に励んでいます。今年度の学校の重点目標は「3つの合い+I愛」で、子どもたちが将来をよりよく生きる力の育成を目指します。また、地域・保護者の願いから、家庭地域との協働で達成を目指す重点目標として「礼儀正しく、思いやりのある子どもを育てる」を設定し地域とともにある学校を目指します。
10月26日(月)朝、全校生の発表の練習をしました。今年は、コロナウィルス感染対策のため、制限されることがある中、ベストをつくしてがんばっています。これは、手話の練習をしているようすです。
10月9日(金)2年生が市立図書館の見学に行ってきました。広々とした空間にいろいろな本があり、わくわくする気持ちになったようです。たくさん本にふれて夢を広げたいですね。
野外の動物や植物の観察を行いました。
リスが食べ残した木の実やいろいろな葉を見つけました。
10月15日(木)磐梯山のふもとの森林の中で、目印を探すスコアオリエンテーリングを行いました。グループで協力して元気いっぱい歩きました。
今年度から始まった「プログラミング学習」太田小では中学年から「スクラッチ」を使ったプログラミング学習をおこなっています。わずか数時間の学習で、子どもたちは簡単なプログラムを作ってしまいます。子どもたちの理解力に驚くと同時に可能性に期待しています。
太田小学校の前には、益田地区の皆さんが植えたヒマワリが咲いています。一つ二つと花が咲いており、来週あたりが見頃になるようです。金色に実った稲穂と赤い彼岸花・黄色のヒマワリが太田の秋の景色です。
太田小学校は、福島県の放射線・防災教育推進事業実践協力校として、放射線・防災教育を行っています。今回は3年生が防災に関する授業を行うことになり、事前研究会を開きました。昨年度水害で大きな被害を受けたことから、子どもたちにどのような力を付けたら良いか、先生方が知恵を絞って授業を組み立てています。当日の授業が楽しみです。
今日は南相馬市博物館より講師の先生に来校いただき、5・6年生を対象に、報徳仕法のお話をしていただきました。
初めて飢饉の様子を聞き、ショックを受けている児童もいたようです。祖先が苦労して再興したこの相馬地方ですが、東日本大震災により再び危機が訪れています。ふるさとの復興のために先人達の知恵と努力を学んで欲しいと思います。
太田小の校内には毎年、彼岸花が咲きます。今年も彼岸花が咲く季節となりました。彼岸花は不思議な植物で、他の植物が枯れる時期に花が咲き、葉を伸ばします。子ども達にもこんな不思議な植物が身近にあることを知って欲しいと思います。
太田小では若い先生方に積極的に授業研究を行ってもらい、指導力向上に努めています。今回は相双教育事務所より指導の先生をお招きして1年生の国語の授業を行いました。今年の1年生は、入学後まもなく臨時休校となり、初期の指導がままならなかった学年ですが、その後の学習指導の継続により、大幅に学力がついてきています。先生共々大きく伸びて欲しいと願っています。