日々の出来事

震災を語り継ぐために~高校生による語り部の会

2025年12月10日 16時01分

相馬総合高校 語り部の会所属の高校生3名による震災授業を実施しました。

高校生の発表を聞くことで、震災当時の郷土の状況や復興について理解を深めると共に、震災を乗り越えた先人の不屈の精神を感じることができました。発表では、震災当時、被害が甚大だった相馬総合高校の様子、双葉地方(富岡町)や相馬地方(相馬市原釜)の震災前・震災時そして復興の状況などを知ると共に「今私たちがやるべき 3つのこと」を学びました。

甚大な被害をもたらした震災は、私たちに、命の尊さ・当たり前の日常の大切さ・人の思いやり・防災や減災への取組・復興に向けた不屈の精神等多くの大切なものも気づかせてくれました。

震災当時をしらない世代が増える中、震災の記憶を風化させない取組をこれからも行っていく予定です。

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【生徒の感想】

〇一人一人が防災意識を持つこと、日常でどんな備えができるかを考えること、聞いた話を自分から発信することの「3つのやること」を知りました。私は今回聞いた話を未来へ伝えていきたいです。

〇東日本大震災について少しは知っていましたが、自分は生まれていなかったので、今回の高校生の話を聴いて震災当時の出来事や復興・当時の人々の気持ちを学びました。私は今まで少し他人事のような気がしていました。けれども、自分にも関係し命の危機を感じることだと分かりました。福島県も何度も新s内に合っているので、「3つのやること」をこれからの生活に生かしていきたいと思います。

〇東日本大震災について大切なことを教えてもらいました。僕たちは震災当時生まれていませんでした。地震や巨大津波を経験していませんが、とても考えさせられる話でした。地震や津波など、今でも身近にあることです。お話を生かして災害に備えたいと思います。

〇富岡町は放射線により自分の家に帰れない状況が続いたり、人口が減ったり等被害が大きいことを知りました。今まで知らなかった震災の事がたくさんありました。私も次の世代の人に震災の話を伝えたいと思います。

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重点目標

○重点目標

互いに認め 高め合い 自分たちの未来に向けて 探究し続ける鹿島中生